アリスから
「ネルセンの宿屋に泊まるとみんな同じ夢を見る」
という話を聞いた勇者たちは船でバンデルフォン地方へとやって来たが、あとちょっとというところで覇海軍王ジャコラの襲撃に遭う。
こいつって海底王国を襲ったあいつか!?
ロウが奥義グランドクロスを放つも「レッドオーブ」のチカラを持つジャコラには通じず。
船を沈没させようとするジャコラによって勇者は海へと投げ出されてしまう。
気がつくと、そこは見た事のない綺麗な場所。
遠くの小屋の上で釣りをしている海底人らしき人物を発見。
話を聞きに行くと、なぜか姿が女性へと変化している。
そばにある釣り竿を使って釣りをしろと言われ、言われた通りに釣りを始めると、
またもその人物の姿が変化。
しかし、話す限り中身は同一人物らしい。
次々に姿を変えていく謎の人物。
彼女は「預言者」と呼ばれていると話し、自分に抱く姿かたちのイメージが人によって異なることから、その者に応じて姿が変わるのだという。
勇者から見た彼女の姿が定まらないのは、勇者が彼女の事を知らないからだとか。
預言者は勇者に
「釣れたか?」
と尋ねる。
NOと答えると、いまはまだその時ではないということだと言う。
「来たるべき時が訪れるまで耐え忍ぶことが肝要」
なのだと。
小屋の中に入ると、
勇者は「勇者のチカラ」を魔王ウルノーガに握り潰されたと思っているが、
チカラなんてものは簡単に握りつぶせるようなものではないと話す預言者。
その意味が今はわからなくても、釣れるべき時に釣れるように、時が来ればおのずと掴めるものだと話す。
そして勇者はまだ倒れる運命にないと大樹が言っていると言い、
「……世界を救え」
とデコピン一発。
気がつくとそこはバンデルフォン地方の浜辺。
仲間たちが心配そうに見つめる中、たった今あった出来事を説明するが、夢でも見ていたのだろうと言われる。
そばにある小屋に泊めてもらえるとの事で、みんなが小屋へと入って行くが、
空からの現れた光によって海面に何やら文字が浮かび上がる。
「勇気を胸に いかずちを手に」
ネルソンの宿屋に泊まった勇者は不思議な夢を見る。
「後悔という名の鎖がこの身を縛り付ける。私は何もできなかった無力な存在……」
「もしあの日に戻れるのなら、地獄の業火に焼かれてもいとわない。ああ、くちおしい。くちおしい……」
そして、続けて女性の声が聞こえる。
「……誰か、私の願いを受け止めて。あの人を暗い絶望の闇から解き放って。私の声よ。どうか誰かに届いて。お願い……」
噂どおり全員が同じ夢を見た翌朝。
ロウは夢の中の戦士の甲冑に描かれていたのがユグノアの紋章だとし、一度ユグノア城跡へ様子を見に行ってみようと言う。
ユグノア城跡で、ロウに指示された場所の瓦礫をどけると地下への階段が出現。
そこはユグノアに危機が訪れた際に城の外へ逃げるための道だという。
暗いユグノア城・地下を進んで行くと、夢で見た戦士を発見。
ロウはその戦士に心当たりがあるようで、話がしたいからまずは鎮めるよう勇者たちに指示。
嘆きの戦士戦。
主に
・ダークブレイク(全体攻撃)
・深く集中(ゾーンに入る)
・呪いのおたけび(呪い)
・呪いの玉(呪い)
の4つの行動をしてくる。
呪いが入ると厄介だけど、それ以外だと主な攻撃はダークブレイクなのでベホマラーがあれば負ける事はなさそうです。
敗れた嘆きの戦士の口から、エレノアや勇者の名が飛び出す。
そう、この戦士は勇者の父でありユグノア国王だったアーウィンだった。
「よく顔を見せておくれ」
というロウだが、そこには顔がなかった。
すると夢の中で聞いた女性の声が聞こえてくる。
今のアーウィンは生きることも死ぬこともできない悪夢をさまよう悲しい屍だとし、暗く悲しい悪夢から解放し、アーウィンの絶望に光を照らして欲しいという女性の声。
だが、どうすればいいのかロウにもわからず。
勇者がアーウィンの嘆きの声をさらに聞こうとその顔を覗き込むと目の前が歪んでいく……。
そして倒れているアーウィン? と、そのそばにいる怪しい魔物の呟き。
「ゲファファファ……。新鮮な食材がやってきおったわい。何年ぶりかのう。ゲファファファ……」
「さあ……我が絶望の中に堕ちてくるがよい! 極上の悪夢を貴様にも見せてやろう!」
こいつがアーウィンを悪夢に捕らえている犯人でしょうか。
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