シャール女王の話では、数週間ほど前から王国一帯で、人間や動物、植物が黄金と化してしまう奇病が流行り出したのだという。
病は黄金病と呼ばれ、他国に助けを求めようにも黄金の氷山で陸路も海路も断たれた状況。
病を調べていたリーズレットもあらぬ疑いをかけられ、城の地下に幽閉されてしまったと話す。
地下牢に幽閉されたリーズレットの話では、黄金病は病などではなく、邪悪で強大な魔力を感じるという。
城を出てみんなと合流。
するとそばを通りかかった老婆がカミュに気付く。
カミュを知っているようで何か言おうとしたその瞬間、突然苦しみはじめ、そして……、
全身が黄金と化してしまった。
それを見たカミュが苦痛な表情で頭を抱えて跪く。
さらにそのそばを通った神父がカミュの事を知っているらしく、教会で話を聞かせてくれるというので行ってみる。
神父が最後にカミュを見たのは5年前らしく、北海で活動するバイキングの手下だったらしい。
幼い頃に妹と共にバイキングに拾われて育てられたようで、かなり過酷な生活を強いられていたようだと話す神父。
ある日、妹が亡くなったという知らせを受け、その日をさかいにカミュも姿を消したとか。
だが、話を聞いていたカミュは突然
「やめてくれっ!!」
と怒鳴り、教会を出て行ってしまう。
西門から出た裏手で海を見つめていたカミュを発見。
事情を聞こうとしたその時、港の方から悲鳴が轟く。
なんと、黄金の魔物たちを乗せた船がやって来た。
彼らを見たカミュが再び苦しみ始めるが、その場は神父に任せて勇者たちは魔物たちの元へ。
魔物は城下町へとなだれ込み、黄金病にかかった人間を持ち去って行く。
鉄鬼軍王キラゴルドというのが彼らのボスのようだが、このまま見過ごすわけにはいかない。
黄金兵3匹戦。
ただの雑魚です。
勇者たちが戦っているその隙に、他の黄金兵たちが黄金病にかかった人間を船に積み込み、さらにはどういうわけかカミュまで連れ去られてしまった。
黄金やお宝にしか興味がなさそうだった魔物たちがどうしてカミュを連れ去ったのか。
神父やそばにいた人々の話から、あの黄金兵たちの喋り方や仕草がバイキングたちに似ていた事が判明。
もしそうであれば、彼らがカミュを知っていても不思議ではない。
バイキングのアジトへ行けば何かわかるかもしれないとのこと。
・日記30以前
・日記31(岬のほら穴~ソルティコの町)
・日記32(ネルソンの宿屋~ユグノア城・地下)
・日記33(ユグノア城・地下)
・日記34(グロッタの町)
・日記35(クレイモラン地方へ)
・日記36(クレイモラン城下町)
・日記37(バイキングのアジト)
・日記38(黄金城)
・日記39(シケスビア雪原~聖地ラムダ)
・日記40(聖地ラムダ~神の民の里)
・日記41以降
・ゲーム日記ページ