「魔界戦記ディスガイア5」日記19

第10話『思い出の特製甘口カレー』開始です。

第10話『思い出の特製甘口カレー』

レッドマグナスが心を克服したのを目の当たりにし、自分はこのままでヴォイドダークを倒せるのか不安を見せるキリアにもう一人のキリア? が語りかける。
「さっさと俺を解放して楽になれ」
「黙れっ!!」
思わず怒鳴るキリアに近くにいたセラが声をかけるが、1人にしてくれと言ってその場を去る。

一方、爆滅魔界と周辺小魔界を制圧したマジョリタはヴォイドダークよりお褒めの言葉をもらい、残っている魔力の槍の守護を命じられる。
マジョリタ自身は反乱軍の始末をしたいようだが、ここでもその任務をブラッディスに取られてしまい不満げ。

魔力の槍が兎兎魔界に突き刺さっている事が判明。
しかもマジョリタが死人軍団を率いて守っているという。
ウサリアの故郷を救うために早速向かいます。

兎兎魔界「静謐なる外城壁」ステージ
兎兎魔界へとやって来た反乱軍。
魔力の槍がある城の本丸にはマジョリタの姿があり、向こうもまたこちらに気付いて嬉しそうな様子。
だが、ウサリアがこの状況にブチギレる。

一面を死人族で覆われたステージ。
この兎兎魔界では魔界効果「集団行動」が発動しており、「マップで一番多い勢力のキャラの能力がアップ」しているため、敵の攻撃も数で来られると馬鹿にできない感じです。

死人軍団を倒すもカレーが切れたのかウサリアが狂暴化寸前。
こんな事もあろうかとキリアが寸胴ごと用意してあったカレーにウサリアが投げ込まれる。

カレーのおかげで狂暴化は発動しなかったものの、キリアからは
「無謀な行動はとるな」
「向かう先には間違いなく復讐すべきやつらがいる。
何も一人で抱え込むことはない」
と、と釘を刺される。

兎兎魔界「ニンジン菜園」ステージ
菜園のニンジンを持って帰ってカレーの材料にしようと話す一行。
だが、ウサリアはマジョリタの呪いの中に
「大好きなニンジンを食べると呪いが促進される効果」
が含まれており、大好きなニンジンは食べられず嫌いなカレーは食べ続けなければならないという苦労をみんなは知る。
だが、自分よりも本当に辛かったのは両親のはずだと落ち込むウサリア。
そこへロスト出現。

やはりここも死人族が数で迫ってきます。
またステージ隅にいるグレイセルズ3体が死人族をパワーアップさせますが、こっちもアイテム界でかなりレベル上げているので力で押していきました。

両親や仲間を想って自分を追い込むウサリアに、悪魔なのにどうしてそこまで思い詰めるのか疑問を口にするクリスト。
「悪魔だったら、大好きな人の死に責任を感じちゃいけないんですか!?」
というウサリアの叫び。
ここにいる魔王達はクリストの悪魔に対する概念をことごとく崩しているようです。
しかし、キリアは両親がウサリアにそんな生き方を望んでいるとは思えないと話す。

兎兎魔界「思いやり通り」ステージ
どうして子供の身でそこまで両親に責任を感じるのかウサリアに尋ねるクリスト。
ウサリアはマジョリタの呪いをかけられて以降、毎日大嫌いなカレーを食べさせられて嫌気が差し、周りに当たり散らす事もあったという。
そこで両親が作ってくれたのが「とっておきの特製甘口カレー」で、今まで食べたカレーの中で一番美味しいと感じたそのカレーも日々の苛立ちから
「まずい」
と言ってしまい、それが両親と交わした最後の言葉になったという。
きっと両親はそんなわがままな自分に怒り、そしてわがままな娘のせいで殺される事になって自分を憎んでいるはずだと話す。
だから、両親の仇を討つまでは、どんなカレーでもまずいとは思わずに食べて生き抜くと決めたのだとか。

みんながウサリアの話に感動するなか、クリストだけが自分の悪魔像からかけ離れたこの空気に疑問を抱いていた。
そこへいつも通りロスト出現でバトルへ。

敵方に2つのベースパネルがあり、そこから毎ターン死人族が出現し続けます。
火力の高いキャラばかり出撃させて、一気にステージ内の敵を全滅。

戦いが終わるとクリストの元にいつもの上司から電話。
なんと、この上司も出席した評議会で
「魔界を消し飛ばしちゃおう!」
と、満場一致で決定したという。
魔力を吸収しているヴォイドダークに戦々恐々な彼らは、不安の種は取り除くべきだとし、『対魔界殲滅兵器アルマゲドン』という馬鹿デカいミサイルを使って、魔界もろともヴォイドダークを消そうって魂胆らしい。
自分が魔界にいる事を知っていて賛成した上司に恨み言を言いつつも、自分自身でヴォイドダークを倒さないとスパイの疑いが晴れないと焦るクリストでした。