意識を取り戻した勇者。
だがその姿はなぜかお魚さん。
どうやらここは海底王国らしい。
王国の民によってボロボロの状態で運ばれてきた勇者。
セレンは魔王の目を欺くためにその姿を魚へと変えたのだという。
千里の真珠で今のロトゼタシアの姿を見せてもらう。
あの日、世界は死んだのだと話すセレン。
もはや絶望に包まれた世界だが、その中で希望の炎をいくつか感じるという。
しかし、その炎も消えようとしている。
それを灯せるのは勇者しかいない。
命の大樹は地に落ち、今世界を統べているのは天空魔城に住む魔王ウルノーガ。
ヤツはこの世のすべての命を摘み取るつもりだという。
海底王国もウルノーガの手の者によって落ちる寸前らしい。
海底王国に戻ると、怪物が今にも結界を破って侵入しようとしている中、セレンは勇者に世界を託す。
「前を向きなさい。振り返ってはなりません。勇者とは……」
「……勇者とは! 最後までけっして……あきらめない者のことです!」
そしてついに結界が破られた。
一方、海上で食料確保のため釣りをしていたアラーニに釣り上げられた勇者。
思わず涙を零す勇者を見たアラーニは何やら事情を察し、自分の小屋で休んで行けと言ってくれる。
主人公の感情が描写されるのってドラクエでは珍しい気もします。
翌朝。
朝だと言うのに暗く濁った空。
この闇は爆発が起こったあの日、デルカダール城から突然湧いたものだという。
アラーニは西にあるイシの大滝を抜けた先にあるという最後の砦へ行くよう助言してくれる。
そこには英雄がいるらしい。
最後の砦へ到着すると出迎えてくれたのはルキ?
デルカダール軍によって滅ぼされたはずのイシの村は、多くの人が集まる最後の砦と化していた。
そこでなんと幼馴染のエマと再会。
あの日、ホメロス率いるデルカダール軍に皆殺しにされそうになったが、「あの方」が命まで奪う必要はないと止めてくれたおかげで助かったと話すエマ。
村は焼かれて城に閉じ込められはしたが、そこでの待遇も「あの方」のおかげで悪くはなかったらしい。
その後、エマに案内されて砦の居住区でペルラとも再会を果たす。
あの日の爆発で大勢の人間が亡くなり、みんな生きるチカラを失っていった中、「あの方」がみんなの前に現れ、身分も国も関係なく困った人間をみんな助けたのだと話すペルラ。
今ではこの村は最後の砦と呼ばれて、大陸中の人々が集まるようになったという。
その中にはなんとデルカダール王もいるとか。
その名を聞いた勇者とエマは思わず俯くが、
「人を恨んだって仕方ない」
とし、勇者に会いに行くよう言う。
勇者が生まれたあの日から、おそろしい夢を見ていたようだと話すデルカダール王。
操られていて記憶はないそうだが、自分の所業を聞いたという王は勇者や民に謝罪の言葉を口にする。
そしてマルティナは生きているのかと尋ねられるが、今の状況では勇者にもそれはわからない。
そこへ難民を救出して砦へと戻って来たのはエマやペルラが「あの方」と話す、みんなの英雄グレイグ。
勇者を見ても表情を変えずに一言、
「……生きていたのか」
とだけ言い、すぐに王にデルカダール城で不穏な動きがあり、じきに魔物が攻めてくるからと戦いの準備を始める。
無愛想なグレイグを悪く思わないでくれと話すデルカダール王。
まだグレイグ自身もこれまでの事の整理がついていないようで、最近は自分を痛めつけるかのように戦い続けているのだという。
そんなグレイグを心配した王は勇者に共に戦って欲しいとお願いする。
砦の外で魔物の襲撃を待つグレイグ率いる兵士たちと勇者。
お互いに一度は目を合わせつつも会話がない状況。
手綱を握るグレイグの手に力が入り、その視線を勇者へと向けたその時、多くの魔物が襲来。
グレイグを先頭に勇者もみんなと共に戦います。
グレイグを助けに行くも、2人の前に現れたのは魔物たちの師団長。
魔軍司令からグレイグを殺すよう命令されているようだが、
「魔軍司令殿の言う通り、バカ正直でマヌケなツラ」
なんて話すとこを見ると、その司令殿はホメロスあたりなんでしょうか。
ゾンビ師団長戦。
雑魚4匹を引き連れていますが、ギガスラッシュで一掃。
ゾンビ師団長の行動は
・もっている武器をはげしくふりまわす(複数回攻撃)
・こうげきをはじく
くらいなので、回復する必要もなく倒せました。
師団長が倒された事で魔物たちは逃走。
デルカダール王が呼んでいるそうなので行ってみます。
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