班目の個展へとやって来た3人。
喜多川祐介の反応が笑えるw
杏は喜多川に連れられて行ってしまい残された主人公と竜司は、とりあえず班目の事を知るために絵を見て回ることにする。
途中、テレビのインタビューを受ける班目を発見。
『自分のアトリエは質素なあばら屋だが美の探求には十分』
だと語る班目。
あばら家という言葉にピンときた竜司がさらに近づくも、班目を発見した客達が押し寄せてしまいもみくちゃ状態となってしまう。
一方、杏は見てみたかったという絵を発見。
「描いた人の熱い苛立ちを感じる」
と語る杏に喜多川のこの表情は一体?
その後、合流した3人。
竜司が怪チャンで見つけたという書き込みを見てみる。
その内容は
『日本画の大家が弟子の作品を盗作している。
テレビは表の顔しか報じていない。
アトリエのあばら屋に住み込みさせている弟子への扱いは酷く、
こき使うだけで、絵など教えてもらえないし、それどころか
人を人とも思わない仕打ちは、飼い犬をしつけるかのようだ』
というもの。
「あばら家」に「マダラメ」という2つのキーワード。
中野原の話とここへの書き込みは、やはりあの班目一流斎は指しているのか?
杏が喜多川から班目のアトリエの住所を教えてもらったというので、明日の放課後行ってみることとなった。
歴史の授業。
Q.20世紀中、最高額で取引された絵画の作者
A.ゴッホ
特捜部長が鴨志田の件で独り言を呟いている場面。
突然人の心、性癖までもが変わってしまう現象に何やら心当たりがある様子。
放課後。
渋谷セントラル街の向こうにある班目のあばら家を訪れる3人。
相変わらず杏とその他で態度が変わる喜多川が面白い。
竜司は掲示板に書き込まれた盗作や虐待について直球質問をするも喜多川は否定。
現在ここに住んでいる弟子は喜多川1人らしく、その自分がそんな事実はないと言うのだから噂は嘘だと話す。
だが、竜司が
「お前がウソをついているかもしれない」
と返すと表情が少し曇ったが、身寄りのなかった自分を拾ってくれた班目を愚弄する事は許さないと声を荒らげる。
騒ぎを聞いた班目が現れ、噂について聞くと笑い飛ばす余裕を見せる。
班目に諫められた喜多川は3人に謝罪し、班目が無実である証拠として彼の処女作である「サユリ」という絵を見せる。
その美しさに杏だけではなく竜司ですら見惚れてしまうほど。
喜多川はこの絵を見て画家を志すようになったそうで、初めてこれを見た時と同じ衝撃を杏に感じたらしい。
それでモデルになって欲しいと頼んだとか。
この日は班目の手伝いがあるというのでここで退散。
あまりにできた対応を見せる班目と喜多川に、中野原の言ったマダラメは別の人物ではと考え始める3人。
ところがイセカイナビが会話を拾って反応。
「マダラメ」「盗作」「あばら家」がキーワードらしく、つまりあの班目にもパレスが存在するということになる。
あとは班目がこのあばら家を何と勘違いしているか。
3人は片っ端からキーワードを口にし、主人公の「美術館」という言葉がヒット。
あのあばら家がなんとも趣味の悪い美術館へと変わり果てている。
美術館内に忍び込んで展示された絵画を見ていくと、その中にあの中野原夏彦が描かれた絵を発見。
プレートにもその名前が書かれている。
さらに奥には喜多川祐介が描かれた絵も。
ここに展示されている人物画はどうやら班目の弟子、また弟子だった人々らしい。
美術館入口で「美術館の見取り図・上」を入手して奥へ進むと『無限の泉』なるオブジェを発見。
プレートにはこう書かれている。
彼らは、班目館長様が
私費を投じて作り上げた作品群である
彼らは自身のあらゆる着想とイマジネーションを
生涯、館長様に捧げ続けなければならない
それが叶わぬ者に、生きる価値なし!
やはり盗作の噂は本当だったらしい。
それどころか班目にとって弟子たちはモノと同じのようだ。
班目が改心させるべき悪人であることは事実だが、現在唯一の弟子である喜多川が助けを必要としていないのに自分たちが改心させようとするのはお節介なのではと悩むメンバー。
とにかく明日、モデルの話を引き受けるという返事をし、そこで喜多川ともう一度話してみようという事に。
喜多川にモデルの返事を出したところ、早速この日の放課後に来て欲しいというのであばら家へ。
いざ絵を描き始めると周囲の声が全く耳に入らない集中力を見せる喜多川に、一同は描き終わるまで待つことにする。
退屈だと抜け出したモルガナはあばら家には似つかない派手なフスマを発見。
鍵までかけられているようだ。
結局この日は調子が悪いので日を改めたいという喜多川に一同は本題をぶつける。
喜多川は盗作の事実は認めたものの、自身は自分から着想を班目に譲ったのだから盗作にはならないと否定。
弟子が師匠を助けるのは当然であり被害者などいないと言い張り、これ以上は警察に通報すると言い出す。
杏がなだめる事で少し場が落ち着くと喜多川は通報しない代わりに杏にモデルを続けて欲しいとの条件を出す。
しかも裸婦!!
最初に「異性としての興味は一切ない」と語った通り、喜多川にとって裸婦を描くのはあくまで芸術であり悪気がないのがよけいにタチが悪いw
外に出て喜多川の目を覚まさせるためにも班目を改心させようと話していると記者の女性から声をかけられる。
どうやら班目の弟子への虐待について知らべているようだ。
夜。
三島から連絡が入り、怪チャンがきっかけで改心したという人物から他に改心させたいヤツがいると連絡をもらったという。
明日の放課後に渋谷駅で待たせておくとか。
その人物の名前は中野原。
ここにきて班目の元弟子との接触。
何か有力な情報を聞けるか?
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