『ヤマノススメセカンドシーズン』第9話「初めまして、富士山」お気に入り台詞集

『ヤマノススメセカンドシーズン』第9話です。
以下、お気に入りな台詞を書き連ねてみました。
（ネタバレ注意）

（あおい：いよいよ富士山に登る日がやってきました。）

（新宿を出発して約二時間半、午前10時過ぎに富士五合目に到着です。）

ひなた：わー、涼しいー。
かえで：五合目でもう標高2300ｍくらいだから下より10℃以上温度が低いはずよ。

ここな：富士山の高さって確か3776ｍだったから半分だと1888ｍ、五合目って半分の高さじゃないんですね。

かえで：そう、何合目というのは高さや距離とは関係ないみたい。一説には登山の辛さを基準にして決められたと言われているわ。

例えば五合目から六合目よりも六合目から七合目、さらに七合目から八合目の方が距離は短いんだけど、段々と道が険しくなって同じくらい疲れるの。
あおい：上に行くほど険しくなるんだ・・。が・・頑張ろうね！

「おー！」

あおい：郵便局だ！
ひなた：両替所まであるよ。

ここな：自転車！
あおい：ここまでは自転車でも来れるんだね。

ここな：あ！お馬さん！
かえで：七合目までは馬の乗って行くこともできるのよ。
ひなた：へえ。
ここな：素敵です！
あおい：でも自分の足で登った方が感動もきっと大きいよ。
ここな：はい！
かえで：じゃあ身体を慣らしがてらお昼ご飯にしましょうか。富士山はね、標高が高いから高山病になりやすいの。
あおい：高山病？

かえで：標高が高いところで無理をすると頭痛がしたり気持ち悪くなったりするの。大体の場合はふもとに下りたらケロッと治っちゃうものなんだけどね。みんなも無理は禁物よ。
「はーい！」

ひなた：何食べる？
あおい：何にしようかなー。
ひなた：見て！爆発カレーだって。おもしろそう！これにしよっと。
かえで：わたしは山菜そばにしようかしら。
ここな：雲海ラーメン？
あおい：へえ！どんなラーメンなんだろ？

ここな：雲海って言うくらいですから、
かえで：ワンタンとか？
あおい：卵とじ？
ひなた：とろろかも。

ここな：あ！生クリーム！

かわいい！わたし雲海ラーメンにします！
あおい：じゃあわたしも！

雲海が何なのか楽しみ！
ここな：はい！
「いただきまーす！」

ひなた：これが爆発カレー！ご飯が富士山で福神漬けが溶岩なんだね、なるほどー。で雲海ラーメンは？
あおい：あ、うん・・。
ここな：ハハハ・・。

ひなた：普通のラーメンだね。
あおい：うん。
ここな：普通のラーメンだったけどおいしかったですね。
あおい：うん、お腹いっぱい。

ひなた：お土産いろんなのあるね。

あおい：あーこれ！かわいいなー。
ここな：ホントですねー。
あおい：いいな、買っちゃおうかな。
ひなた：帰りに買おうぜ。
あおい：あ、そっか。荷物になるもんね。
ここな：はい。
かえで：じゃあそろそろ行きましょう！

ここな：あ、ちょっと待ってください！
あおい：なになに？
ここな：金剛杖です。頂上まで登る途中の山小屋でこの杖に焼印を押してもらえるんです。

わたし焼印を全部集めようと思って。
あおい：わたしも買おうっと！
ここな：焼印が全部集まったらいい記念になりますよ！
あおい：そうだね！

うん、今から登るよ。大丈夫だって、お母さん。じゃまた連絡するから。

かえで：それじゃあいざ、富士山頂へ
「出発！」
あおい：今のところ全然楽ちんだね。
ひなた：最後までこんな感じなら楽勝！ってそんなわけないか。

（あおい：富士山には須走ルートや御殿場ルートなどいくつもの登山ルートがあります。わたしたちは一番一般的な吉田ルートを登ります。）

（五合目をスタートして六合目・七合目・八合目を経て本八合目へ。そこで山小屋に泊まりしっかり休養を取ってから山頂に向かいます。山小屋は他にも沢山あるので無理せず適度に休憩しながら登る予定です。）

かえで：ここが六合目よ。少し休憩していきましょう。
あおい：まだ30分ぐらいしか歩いてませんよ。
かえで：あわてなくても山は逃げたりしないわ。先は長いんだから、ね。
ひなた：どっこいしょ、わたしおやつ食べよっと。
あおい：えーもう？
ひなた：そうだよ、お腹空く前に食べるのが大事なんだよ。
あおい：かえでさんの受け売りじゃない。