『ヤマノススメ セカンドシーズン』第6話です。
以下、お気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)

あおい:ご来光登山?

父:朝日を見るために夜富士山に登ることだよ。真っ暗な中ライトで光の列ができていてその中をひたすら登っていくんだ。高校生の頃だよ、友達と一緒の初めての登山でね。本当に何も知らなかったからドキドキだった。


下は一面の雲、上は満天の星空、いつも住んでる場所とはまるで別世界だと思ったよ。

ひなた:それでそれで?

父:一緒に行った友達が途中でばてちゃってね。

友達:お・・俺はいいから先に行ってくれ。
父:ドラマみたいだろ。体力のあるやつだったんだけどペース配分を間違えたみたいでね。



それでひとりで頂上まで登って沢山の人と山頂で空が明るんでいくのを見たんだ。みんな同じ方向を見ている。世界が真っ赤に染まってすごく綺麗でね。あれは一生忘れられない思い出だな。



あおい:ね・・ねえひなた。
ひなた:ん?
あおい:そのね、前から考えてたんだけど、ふ・・富士山に登らない?

ひなた:オッケー!いいんじゃね?富士山。
あおい:が・・頑張ろうね!
ひなた:うん!

それにしても・・
あおい:何よ?
ひなた:いやあ、ちょっと前まではあれだけ嫌がっていたのに自分から行きたいって言うようになるとはね。

あおい:もう!それは言わないでよ!
ひなた:じゃあ善は急げ!今から富士山登るのに必要な道具見に行こう!

あおい:三ッ峠と同じ装備じゃダメなの?
ひなた:夜登るんだからヘッドライトが必要でしょ、街頭があるわけじゃないんだよ。
あおい:懐中電灯じゃダメ?

ひなた:手がふさがっちゃうよ。
あおい:そっか。

ひなた:あと夏でも寒いから真冬の格好をしていった方がいいんだって。
あおい:真冬!?

あおい&ひなた:教えて!かえでさん。

かえで:山の気温は標高が100m上がるごとに0.6℃ずつ下がります。標高3776mだと地上からおよそ22℃も低くなり、

地上が30℃でも富士山頂は8℃になります。

富士山は8月に雪が降ったこともあるんですよ。
あおい:そ・・そうなんだ。

ひなた:普通のコートじゃ重くてかさばるから軽くて暖かいダウンジャケットがおすすめだよ。
あおい:ふーん、ダウンジャケットか。

富士山コーナーができてる!富士山、やっぱメジャーだね!

ひなた:ほら。ここに必要な物書いてあるよ。
あおい:軍手?なんで軍手がいるの?
ひなた:さあ?

店員:富士山には途中岩をよじ登ったりする場所があるからね。軍手は必需品だよ。
ひなた:へえ!
あおい:そうなんですか。確か家にあったかな。

ひなた:これだ!ヘッドライト。
あおい:工事とかでヘルメットに付けるやつだね。

沢山あるねー。ルーメン?
ひなた:ん?明るさのことみたい。ルーメン値が大きいほど明るい。
あおい:へえ。
ひなた:わたしはこれにする!
あおい:え?お父さんの借りればいいじゃん。
ひなた:いやあ、あおいを山に引きずりこんだのわたしだしね。わたしだけ親から借りるのもずるいでしょ。
あおい:ありがとう。

ひなた:次はダウンジャケットだね。

おーいろいろあるねー。

あおい:これかわいい!これ欲しいな!

ひなた:待ってそれ!

あおい:え!39000・・

あ、これも3万!?え!これ6万円!?
ひなた:ダウンって高いね。

あおい:こんなのとても買えない・・ど・・どうしよう・・。







セーターを何枚も着て・・持ってるコートも着て・・なんとかなる?だ・・ダメー!

は!そういえばお正月頃お母さんが!

(母:見て見てあおい、流行りのダウン買ってみたの。)
(あおい:よかったね。)

お母さんが持ってる!ダウンジャケットお母さんに借りればいいよ!
ひなた:へえよかったじゃん!だったらわたしもヘッドライトはお父さんに借りよっかな。
あおい:えー!もう買うって決めたんでしょ!ほら買った買った!
ひなた:わかったわかった!

あおい:ただいまー。

母:おかえりー。
あおい:ねえお母さんダウンジャケット持ってたよね。
母:ダウンジャケット?持ってるけど?
あおい:それ貸して欲しいんだけど。

母:でも今夏だけど?
あおい:富士山登る時に着て行こうかと思って。

母:富士山!?

あおい:夏でも寒いんだって。ご来光登山っていって頂上で朝日を見るから登るのは真夜中だし。

母:真夜中に富士山?登山だなんてただでさえ危ないのに夜登るなんて。大体あなた女の子でしょ?
あおい:お母さん・・。

母:最近夜遅くまで出歩くことも増えたしちゃんと勉強しているの?期末テストだって順位落ちてたでしょ。

あおい:それは今関係ないんじゃ・・。

母:夜の登山なんて絶対許しませんからね!


あおい:ごちそうさま・・。


父:どうしたんだ?
母:はあ。
父:そうかあおいが富士山にね。
母:危ない目に遭うんじゃないかって心配で、山なんかに興味を持つ子じゃなかったのに。
父:きっと本当に好きなことができたんだ。それはいいことだと思うな。
母:そうかしらね。

父:入るぞ。ちょっといいか?
あおい:う・・うん。

父:どうだ?山に登るのは楽しいか?

あおい:うん。この前は友達と三ッ峠に登った。富士山がすごく綺麗に見えたよ。

父:それで今度はその富士山に登るのか。
あおい:それだけじゃないけど。
父:お母さんの気持ちもわかるな。
あおい:え?
父:一人娘がいきなり夜登山だなんて言い出したら心配して当然だろ?

あおいが本当に登りたいと思うのなら心配ないんだってちゃんと説明して説得しないとな。
邪魔したね、おやすみ。



あおい:お母さん、わたしやっぱり富士山に登りたい!

母:あおい、まだそんな事を・・。



あおい:富士山はね、初心者でも登れる山なんだよ。夜登山っていっても明るいうちに頂上近くの山小屋まで行って夜登るのは夜明け前の2・3時間だけだし、同じ学校の山に慣れてる先輩も一緒だし、行動予定は前もって全部教える、携帯が通じるからマメに連絡もするよ。だからお願い!お母さん!


(母:これは絶対折れそうもないわね。)

わかったわ。今回だけはOKしてあげる。
あおい:ホント?
母:その代り今の約束ちゃんと守ること。

あおい:うん!


母:はい。
あおい:ダウンジャケット、いいの?

母:あおい。お母さんはあなたのこと心配してるけど責めてるわけじゃないのよ。頼りたいことがあったらいつでも頼っていいんだからね。

あおい:はい!ありがとう、お母さん!

母:よかったのかしら、これで。だけどあんな一生懸命なあおい初めて見た。強くなったのね、あの子。なんだか複雑な気分だわ。



(あおい:ちょっとわかった気がする。強く願う心さえあれば道は開けるんだ。富士山、まだまだ遠いけど頑張ります。)

あおいちゃんたち、いよいよ富士山に向け動き始めましたね。
ここなちゃんが言ってた北岳よりははるかに登りやすい山ではありますね、富士山。
わたしも久々にどこか山へ登りたくなりました。
ちなみにヘッドライトはLEDがいいですね!
以上、『ヤマノススメ セカンドシーズン』第6話「好きな事をするために」お気に入り台詞集でした。
関連商品
[amazonjs asin=”B0799CL99J” locale=”JP” title=”ヤマノススメ セカンドシーズン 全巻登頂Blu-ray BOX”]
『ヤマノススメ セカンドシーズン』関連リンク
第1話「テントに泊まろう!」お気に入り台詞集
第2話「富士山を見に行こう!!」お気に入り台詞集
第3話「山に登るということ」お気に入り台詞集
第4話「降りた後の楽しみ」お気に入り台詞集
第5話「ゆるして、あげない!」お気に入り台詞集
第6話「好きな事をするために」お気に入り台詞集
第7話「カワノススメ?」お気に入り台詞集
第8話「素敵な思い出を」お気に入り台詞集
第9話「初めまして、富士山」お気に入り台詞集
第10話「富士山って、甘くない…」お気に入り台詞集
第11話「もぉ、やだ!!」お気に入り台詞集
第12話「Dear My Friend」お気に入り台詞集
第13話「不思議なホタルの物語」お気に入り台詞集
アニメ台詞感想記事ページ
TVアニメ「ヤマノススメ セカンドシーズン」