『ヤマノススメ セカンドシーズン』第8話です。
以下、お気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)

(あおい:富士山に登ると決めたわたしたちはみんなでしっかりと計画を立てました。)

確認します!




飯能駅を朝6時に出発して新宿から7時40分の高速バスで富士山五合目へ、えっと10時過ぎに到着の予定です。そこで暫く身体を慣らしてから登山開始。そして本八合目の山小屋に泊まって夜明け前に出発。そして頂上でご来光を見る。これでいい?

ひなた:オッケー!
かえで:無理のない計画だと思うわ。
ここな:いいと思います。

あおい:じゃあバスと山小屋の予約しておきます。


(こうして着々と準備は進み、そしていよいよ明日が富士登山の日。)

ひなた:あおい、準備できてる?
あおい:大体終わった。そういえばおやつとか用意しとかなくていいのかな?

ひなた:いらないんじゃない?バクバク食べると太っちゃうじゃん。
あおい:そうだね。

かえで:甘い!

その考え、おやつより甘いわ!行動食は重要よ!

あおい:行動食って?
かえで:おやつの事。いい?登山で1日に消費するカロリーは4000から5000キロカロリーとも言われているのよ。おにぎりにすると約30個分!

あおい&ひなた:30個!?

かえで:例えば車だったらガス欠になったらどうなる?
あおい&ひなた:止まります。
かえで:はい、その通りです。ご飯を食べないで運動し続けたら人間も動けなくなります。
あおい:そ・・そうなんですか。

かえで:ハンガーナックって言ってね、お腹が空き過ぎると低血糖状態になって一歩も動けなくなっちゃうのよ。だからお腹が空かないようにこまめに食べておかないとダメなの。
あおい&ひなた:へえ。

(あおい:三ッ峠でかえでさんがチョコをくれたのはそれでだったんだ・・。)

(わたし登山の事まだ全然わかってない。三ッ峠の時もヘトヘトだったし今回はうまくやれるかな・・。)

ひなた:あのー富士山ダイエットできないかなーって思ってたんですけど、無理ですかね?

かえで:ひなたちゃん!不健康に痩せてもかわいくない!沢山食べて沢山動くのが痩せる一番の近道なのよ。


ひなた:かえでさんに言われると説得力ありすぎ・・。

かえで:できるだけ甘くておいしい物を買ってくる事。
ひなた:は・・はい。
かえで:あと小銭があると便利よ。買い物をするにもお手洗いに行くにもね。何かわからない事があったら電話して。じゃあ明日ね。
ひなた:はーい。

あおい、早速おやつ買いに行こうぜ。
あおい:う・・うん。そうだ、ここなちゃんも誘おう。

何がいいかなー。グミ!ピーナッツチョコもおいしそう!

ひなた:わたしはかりんとう!

あおい:かりんとう?おじいちゃんみたい。
ここな:わたしはドライフルーツです。
ひなた:ようかん!

あおい:やっぱりおじいちゃんみたい。
ひなた:おいしいんだよー。

ここな:汗かきますから塩分は取った方がいいですよね。
あおい:うん、あ、ポテトチップスもおいしそう。

あ、それからこれ!

かえでさんに教えてもらったの。あらかじめ入れておくとゴミも出ないし便利なんだよ。
ひなた:なるほど。

あおい:おやつはこれくらいであとは水分かな。
ひなた:富士山では売ってないの?
あおい:ガイドブックには売ってるって書いてあったけど上に行くほど値段が上がるんだって。富士山は雨水がしみ込んでいっちゃうから川も湧き水もないんだよ。
ひなた&ここな:へえ。

あおい:だからバテないようにしっかりと水分を取らないとね。
ここな:はい。じゃあわたしはスポーツドリンクにします。
あおい:ひなたは?
ひなた:あ、わたしはもう買ってるよ。

ほうじ茶。
あおい:いつの間に・・てかおじいちゃんか。

ここな:明日いいお天気になりそうでよかったですね。
ひなた:うん、登山日和だね。


あおい:また不安になってきた。明日ちゃんと登れるかな。
ここな:あおいさん?
ひなた:ん、大丈夫?
あおい:あうん大丈夫、ちょっと疲れただけ。(反射的に声が出た。)

ひなた:じゃ、そろそろ明日に備えて帰ろっか。
ここな:そうですね。

あおいさんもゆっくり休んでください。
あおい:うん、ありがとう。(言い出しっぺはわたしなんだ。ひなたにもここなちゃんにも心配かけられない。だけど・・。)

ね・・ねえ。

あのね、ホント言うと心配なの。明日ちゃんと登れるかどうか。

ひなた:だよね。実はわたしもちょっと心配。

ここな:わたしもです。

あおい:え?

ひなた:でももう決めちゃったし勢いで行くしかないかなーって。不安だけど楽しみだしね!
ここな:はい!

(あおい:そっか!みんな気持ちは同じなんだ。)
ひなた:心配ならさ、あとでかえでさんに電話したら?
あおい:うん!(正直に言ってよかった。)ひなた、ここなちゃん。ごめんね、ありがとう!

ひなた:おう!


(あおい:準備は終わったけどやっぱり心配。)

かえで:あおいちゃん。
あおい:あもしもし、かえでさん。
かえで:どしたの?
(あおい:あ、言うこと考えてなかった。どうしよう。)
かえで:明日の事が不安なのね。
あおい:え?あ・・はい。わたしこれでよかったんでしょうか。ガーっと勢いで富士山行くことになっちゃいましたけど最後まで登れるかどうか今になって心配になってきて・・。
かえで:うーん、ちゃんと登れるかどうかはわかんないな。
あおい:えー?




かえで:わたしも昔は無茶してキツイ山登ってさ。よく失敗してボロボロになって「もうヤダ二度と行くもんか!」なんてよく思ったけど、でもやっぱりまた行きたくなるのよ。それはきっと自分で決めて自分で挑んで自分で手にしたことだからだと思う。


あおいちゃん知ってる?思い出ってね、素敵なことだけ残っていくの。辛い思い出は時が経てばなくなって素敵なことだけ残っていく。そして素敵な思い出って頑張らないと手に入らないのよ。

あおい:頑張らないと。

かえで:その勢いは多分大切にした方がいいと思うな。とりあえずさ、やばかったら途中で引き返せばいいんだし、できるとこまで頑張ろう。



(あおい:そうだ。恐怖は見えない。ぶつかって初めてそれがなんだかわかる。とりあえず前に進もう。ぶつかってから考えればいいんだ。)

ありがとうございます、かえでさん!ちょっと気が楽になりました。

かえで:よかった。寝不足になると明日辛いから今夜はちゃんと寝ること。
あおい:はい!じゃあ、おやすみなさい。
かえで:おやすみ。

(あおい:明日はいよいよ富士山!何が待っているんだろう。不安と期待で何とも言えない気持ちだけど楽しみです。)

ドキドキして眠れない・・羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹・・。

母:気を付けるのよ、あおい。
あおい:はあい。
母:無理しちゃダメよ。
あおい:わかってる。行ってきまーす。
母:ちゃんと連絡してね。

あおい:何時に寝たんだろう。羊を12552匹まで数えたのは覚えてるけど・・。

ひなた:あおい!
あおい:おはよう。

(西武池袋線で池袋へ、)

(池袋から山手線で新宿へ、)

(そして新宿西口のバスターミナルに着きました。)

チケット買ってきたよ。





(ここから高速バスに乗っていよいよ富士山へと向かいます。ビルの間を抜け高速道路を進むと建物は次第に減っていき、そして・・)


(夢にまでみた富士山にいよいよみんなで挑戦です。)

もう富士山登るんですね・・展開が早いです!
あおいちゃんとかえでさんのやり取りがよかったです。
名言が詰まっていました。行動食は重要ですね!
以上、『ヤマノススメ セカンドシーズン』第8話「素敵な思い出を」お気に入り台詞集でした。
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『ヤマノススメ セカンドシーズン』関連リンク
第1話「テントに泊まろう!」お気に入り台詞集
第2話「富士山を見に行こう!!」お気に入り台詞集
第3話「山に登るということ」お気に入り台詞集
第4話「降りた後の楽しみ」お気に入り台詞集
第5話「ゆるして、あげない!」お気に入り台詞集
第6話「好きな事をするために」お気に入り台詞集
第7話「カワノススメ?」お気に入り台詞集
第8話「素敵な思い出を」お気に入り台詞集
第9話「初めまして、富士山」お気に入り台詞集
第10話「富士山って、甘くない…」お気に入り台詞集
第11話「もぉ、やだ!!」お気に入り台詞集
第12話「Dear My Friend」お気に入り台詞集
第13話「不思議なホタルの物語」お気に入り台詞集
アニメ台詞感想記事ページ
TVアニメ「ヤマノススメ セカンドシーズン」
倉上ひなた「(かりんとうが)おいしいんだよー。」
岡崎のりえ「(二重焼きが)おいしいんだよー。」