『ご注文はうさぎですか？？』第8話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴っていきました。
（ネタバレ注意）
シャロ：まままままずはこここここれでも飲んでおおお落ち着きなさい、心が鎮まるハーブティーよ。
千夜：わたしよりシャロちゃんの方が動揺してるみたい・・。
シャロ：喧嘩ってこの前うちで一緒にカレー作った時はあんなに仲良くしてたじゃない。あんたたちの絆はダイヤのように固いんじゃなかったの？
千夜：ダイヤってハンマーで割れるのよ・・。
シャロ：え！？
千夜：あのね、うちの学校クラス替えがあるでしょ。
ココア：いい天気！気分も爽快だね。
千夜：もうすぐ始業式ね。
ココア：そうだね。
千夜：不安だわ。ほら二年生になるとアレは避けて通れないじゃない？
ココア：なんで？わたしすっごく楽しみ！千夜ちゃんならうまくやってけるよ。
千夜：は！
ココア：はむ。
千夜：ココアちゃんはわたしと違うクラスになってもさみしくないんだわ！
シャロ：それで言い争いを！？
千夜：ううん。
ココアちゃんに向かって少し頬を膨らませてみたわ。
シャロ：わかりにくいわ！
ココア：おいしいね。
千夜：どうしよう・・。
シャロ：どうしようってそれって喧嘩？
うーん。
てことがありまして相談したかったのでわざわざ来てもらってすみません、リゼ先輩。チノちゃんもありがとう。
チノ：いえ、ちょうど買い物に出ようと思っていましたから。
ココアさんと千夜さんにそんな事件が。
リゼ：だけどそれって喧嘩か？
シャロ：わたしもそう言ったんですけど。
チノ：困ったものです。
ココアさんは天然で仕出かすんです。
リゼ：うんうん。
シャロ：千夜もそういうところあるわね。
チノ：あの二人はマイペースお騒がせコンビです。
リゼ：じゃあわたしたちは・・振り回され隊だな。
（シャロ：かっこわるい！）
チノ：なんでも部隊にしたがるんですね。
シャロ：にしても
リゼ：ん？
シャロ：どうしたらいいと思います？
リゼ：ああ・・放っておいても大丈夫なような気もするけど、振り回されついでに
ココアにメールしておくか。千夜とちゃんと話し合えって。ちょっとすれ違っただけだから大した問題じゃないだろう。
シャロ：そうですよね。
チノ：あの、クラス替えって中学にはないんですけど。
シャロ：そういえばうちの高校にもないわね。
チノ：誰とクラスメイトになるのかって運なんでしょうか？
シャロ：さあ、学力や特性で決めるって聞くけど。
リゼ：もし中学にクラス替えがあってしかも運だったらチマメ隊が解散して新チームを結成してたかもな。
「今日からエダマメ隊だよ！」
チノ：エダマメ隊！？そ・・それは困ります！
シャロ：運だったらわたしちょっと自信あります。
「ん？」
シャロ：実は商店街のくじ引きで・・
ハズレ賞のボールペン！使い心地抜群だったんです！
リゼ：運がいいのか悪いのか！？
チノ：ボールペン・・。
こっちです。マヤさんたちと見つけた穴場のお店なんですよ。
（シャロ：今日のチノちゃん、いつもより子供っぽい。）
チノ：新学期用の文房具を買いに行こうと思っていたんです。
リゼ：新学期かー。
シャロ：リゼ先輩も何か買いたい物あるんですか？
リゼ：特には・・。
チノ：そのお店は流行り物や
リゼ：流行り！？
チノ：かわいい文房具でいっぱいなんですよ。
リゼ：かわいい！？
シャロ：え！？
え！？
リゼ：早くしないと日が暮れるぞ！
チノ：急ぎましょう！
シャロ：子供が二人ー！
リゼ：おー！
シャロ：素敵なお店ね。
チノ：ですよね。
リゼ：お！これは機能性がよさそうだな。
チノ：父が使ってるやつみたいです。
リゼ：え！
チノ：リゼさんはもっと中学生の目線になるべきですね。
（リゼ：少し歳が離れただけでこの言われよう・・。）
シャロ：チノちゃん、見て見て。これコーヒーミル型鉛筆削りだって。
チノ：素敵です！とても渋みがあります！
リゼ：中学生なのに渋みって・・。
わたしは流行りとかよくわからないからな・・。
シャロ：ならばわたしにお任せを！
リゼ：シャロはわかるのか？
シャロ：いろいろ勉強してるんですよ。
クラスの子と話題合わせるのもあの学校で生き抜く術ですから。
リゼ：く・・苦労してるんだな・・。
シャロ：例えば・・そうですね・・あ！
このステラードブラッシュはラメの文字が書けるんです。
ガールズテンプレラはかわいい文字をリボンに印刷できてすっごく便利なんですよ。
リゼ：ステ・・て・・てんぷら・・？
シャロ：こっちのライナーはマスキングテープになってて文字の上から貼れて。
チノ：わたしも使ってます。
リゼ：暗号だ・・！解読班はどこだ・・！
チノ：師匠と呼ばせてください。
シャロ：でもわたし使ったことないの。
リゼ：買う物決まったか？
チノ：見せ合いっこしませんか？
シャロ：そうね、じゃあせーので。
リゼ：ああ。
「せーの！」
チノ：あ！
リゼ：あ！
シャロ：あ！
意外と趣味が似てるんですね。
リゼ：そうだな。
チノ：あとは、
アンゴラウサギの下敷き。
リゼ：手榴弾型消しゴム。
シャロ：お徳用ノート。
リゼ：ああ・・。
シャロ：ペンがかぶったのは奇跡ね・・。
チノ：いい買い物ができました。
リゼ：そうだな。
シャロ：予定外の出費だったけどすごく楽しかったからよしとしま・・。
あ！
千夜：あ・・みんな・・。
シャロ：千夜！どうしたの！？
千夜：公園へ行こうと思って・・ココアちゃんから果たし状が来たから・・。
「果たし状！？」
シャロ：余計な遊び心を！
リゼ：ここから見守っていよう。
ココア：えー！クラス替えあるの！？
リゼ：今知った！
ココア：千夜ちゃん、いいお姉ちゃんになれるか不安だったのかと。
「お姉様ー！」
チノ：とんだ勘違いです。
千夜：だからわたしならうまくやっていけるって言ったの？
ココア：う・・うん！
千夜：そっちも心配した方がいいかしら！？
シャロ：しなくていい！
チノ：いつも通りの二人でしたね。
リゼ：喧嘩なんておかしいと思ったよ。
シャロ：帰りましょう。
リゼ：だな。
ココア：そうなんだ・・クラス替えがあるんだ・・。
千夜：ココアちゃん・・。
ココア：あ！チノちゃんいいところに！
チノ：ん？
ココア：はい！よーし！
シャロ：何する気よ？
ココア：ティッピー！コーヒー占いだよ！明日の運勢を占って！
ティッピー：よっしゃ。
千夜：どうかしら？
「ごくり・・。」
ティッピー：うーん・・明日の二人は今までの行いの報いが来るじゃろう。
ココア：報いって！？
千夜：それじゃあ一緒のクラスには・・！
わ・・わたしたちの強運をなめてもらっては困るわ！
ココア：ロシアンルーレット！
シャロ：ホントに何してんだか。あのね、もしクラスが別々になったってそれで終わりじゃないでしょ。
リゼ：同じ学校なんだし。
チノ：休み時間には会えます。
シャロ：どうせ授業中はおしゃべりするわけにはいかないんだし。
ココア：そ・・そうだね。
千夜：ええ。
ココア：あ！クラス違っても教科書の貸し借りができるし！
千夜：そ・・それちょっと憧れだったわよね！
ココア：クラスの出来事を報告し合うとか！
千夜：一日に二つの学園生活を楽しめるなんて！
ココア：なんか悪くない気がしてきた！
千夜：むしろそれはそれで楽しみになってきたわ！
わたしたち・・クラスは離れても・・
ココア：心はいつも隣の席だよ！
みんな！心配してくれてありがとう！
千夜：もう大丈夫よ！
リゼ：勝手にしてくれ・・。
シャロ：クラス替えどうなったかな？昨日はああ言ってたけど別々のクラスになっちゃったらやっぱり落ち込むだろうし、そしたら励まして・・。
「春休みの宿題忘れた！？」
ココア：助けてー！明日までに提出しないと進級早々補習なの！
チノ：行いの報いが来る・・ティッピーの占い当たりですね。
シャロ：ここの回答！
リゼ：間違ってる！
ココア：鬼教官が二人！
千夜：でも心強い！
シャロ：結局振り回されるのね。
チノ：わたしも予習します。
リゼ：うん。
ココア：あ！なんで三人とも同じペンなの？
シャロ：わたしたちは振り回され隊だからよ。
リゼ：そういうこと！
チノ：秘密の絆です。
「あー・・ん？」
マイペースお騒がせコンビと振り回され隊のお話でしたね！
リゼちゃんが文房具で混乱する様が楽しかったです！
以上、Aパートでした。
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