コナミの人気RPGシリーズだった幻想水滸伝スタッフがクラウドファンディングで作る「百英雄伝」の外伝らしいです。
あまり情報集めていなかったので発売直前まで本作が本編だと思っていました。
そして、当初Switch向けには本編が発売されないとの事でしたが、本作の発売に合わせて急遽Switch版発売も発表されたので、こちらも急遽このゲームを遊んでみる事にしました。
辺境の街ニューネヴァーへやって来たCJ。
成り行きでそのCJとチームを組む事になったガルー。
そして亡き父に代わってニューネヴァーの町長代理を務めるイーシャの3人が、かつてこの地に封印された悪しき魔導士とこの地の伝承に迫っていくアクションRPGです。
この3人にはそれぞれ固有技があるものの、ダンジョンやバトルでそれらを活かす要素はほとんどありませんでした。
ニューネヴァーを拠点に周辺ダンジョンへ潜ってクエストをこなす。
それによって町が発展していき、ショップで購入できるアイテムや装備も増えていく。
基本最初から最後までこの繰り返しなのでゲームとしてはとても単調でした。
作業感が強いので飽きる人は途中で飽きると思います。
幸い私はこういう作業は嫌いではなく、またキャラクターやストーリーが好きだったので最後までダレることはありませんでした。
そういう細かい部分の作りが丁寧なおかげもあるかもしれません。
クリア時間は約15時間と、1500円という価格を考えたらかなりのボリュームでした。
作業感が強いとは書きましたが、同時にゲーム自体はこの価格を考えたらとても丁寧に作られている印象を受けます。
この価格帯のゲームは色々手を出していますが、本当ゲームによって作りに大きな差があるので……。
主人公たちの大冒険大活劇が見たいという人には向かないゲーム。
狭い範囲での地味な作業の繰り返しだけど、少しずつ街が発展していき、探索エリアが増えて、ストーリーを追いかける。
そういうのが好きな人には価格以上の価値はあると思います。
・「Cuphead(カップヘッド)」
・「シャンティ -海賊の呪い-」
・「シャンティ:ハーフ・ジーニー ヒーロー アルティメット・エディション」
・「Momodora: 月下のレクイエム」
・「ヨッシークラフトワールド」
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