Switch版『シャンティ -海賊の呪い-』の感想です。

ゲーム内容


海賊王の野望を阻止するために主人公シャンティを操作して7つの島を冒険する2Dアクションゲーム。
シリーズ3作目にあたるようで、日本では2015年に3DS版、2016年にWiiU版とPS4版が発売。
今回プレイしたSwitch版は2018年発売でDL専用タイトルとなっている。

このSwitch版では高解像度化と3D振動に対応。
高解像度化は会話時のキャラの立ち絵CGのみで、ゲーム画面中のキャラや背景のドット絵は対応していない。
そのため大きな画面でプレイするとぼやけた感じに映る。
さすがに後のシリーズ作と比べてドット絵は厳しいものがあるものの、その分読み込み関係などゲームテンポは非常に快適。
アクションにとってはこっちの方が重要だな。

スカットル・タウンという街を拠点に周辺の島々を巡る今回の冒険。
それぞれの島で特徴的な景色や仕掛けが待ち受けている。

各島で手に入れたアイテムによってシャンティは様々なアクションを使えるようになり、それらを駆使してステージを進めて行くことになる。
ステージ内の仕掛けは謎解き要素よりもアクションメインな印象。
ミスしてもライフマイナス1で同エリアから再開できるため、あまり失敗を恐れずにリトライできるのはありがたい。

敵が落とすお金を使えばスカットル・タウンのショップで買い物が可能。
探索がきついと感じたらアイテムを揃えて再挑戦というのもアリ。
ちなみに主人公シャンティはこのショップで売っているアイテムを購入していく事で攻撃面などを強化でき、各エリアに隠されているハートスクイッドと呼ばれるアイテムを集める事で体力(ハート)を増やすことができる。
まぁハートと髪攻撃(通常攻撃)強化を行い、回復アイテムを切らさなければ道中の雑魚や仕掛けで死ぬことはまずない(ラスボスだけは別だけど)。

難易度に関してはアクション要素や謎解き含めてやさしめに作られている。
ステージが進むと当然敵からの被ダメも増えたり要求されるアクションもシビアになるわけだが、回復アイテムやセーブポイントが豊富に用意されているので、ボス以外で死ぬことは早々なさそう。

それぞれの島で戦うボスはいずれも個性的な外見と動きを見せてくれる。
大抵はその島で習得する新アクションを使って倒す感じ。
こういうわかりやすさって大事だと思う

気になった点

キャンセルボタンがない
メニューの開閉は【+ボタン】にのみ対応。
ショップなどの選択メニューでは【Bボタン】キャンセルには対応せず。
細かいけど不便に感じた。
ミニマップ表示がない
おそらくオリジナルの3DS版では下画面にでも常時表示されていたのだと思うが、このSwitch版でマップ確認を行うにはその度にメニューを開かないとダメ。
探索型としてはちょい不便に感じた。

感想

探索型アクションゲームとしては安定した面白さ。
私がこれまでにプレイした同シリーズ作の中では難易度はかなり低めに感じた。
グラフィックが気になる人もいるかもしれないけど、それ以上にテンポ良く遊べる点がありがたい。

オリジナルが3DSの2画面を想定して作られたせいか、ミニマップ表示に関しては残念なものの許容範囲レベル。
DL専売で2500円なら十分元は取れる面白さです。

関連リンク

・「アルワの覚醒」
・「Cuphead(カップヘッド)」
・「ニンジャストライカー!」
・「シャンティ:ハーフ・ジーニー ヒーロー アルティメット・エディション」
・「Shantae and the SevenSirens(パート1)」
・ゲーム感想ページ

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