Apple Arcadeで配信中『シャンティと7人のセイレーン(パート1)』の感想です。

ゲーム内容


さらわれたハーフジーニーを救うためにシャンティが冒険する2Dアクションゲーム。
「シャンティ」シリーズの最新作です。

アクションゲームとしてはジャンプと攻撃を基本としたオーソドックスな作りですが、変身能力やダンスを習得することで行動範囲が広がり、ストーリー攻略はもちろん、シャンティの最大ライフアップに必要な「ハートスクイッド」や宝箱の回収も可能となる。
いわゆる探索型アクションゲームです。

各エリアに登場するボスとの戦い。
パート1では2体のボスと戦いますが、どちらもそのエリアで手に入れた変身能力を使っての攻略。
このあたりもアクションゲームのボス攻略としては基本というかわかりやすく作られています。

もっとも私はすぐにピンとこない方なので結構グダグダなプレイをしちゃいましたがw

今作は「パート1」とされている通り物語途中でゲームは終了します。
後日無料アップデートでパート2が配信されれば、パート1クリア時のデータを引き継いで遊べるようです。

ボリュームはマップそれなりに彷徨って、ボスでもとりあえず1回死んでみたいなグダグダデプレイでクリア時タイムは3時間19分。
ストーリークリア後も探索は可能なので、習得したダンスや変身能力で現在移動できる範囲の探索を続けるのもアリ。
アイテム全回収やシャンティの育成、実績解除までやり込もうとすると結構な時間遊べそう。

各種能力の習得

シャンティは冒険の中でダンスや変身能力を習得。
ダンスはそれぞれに特殊な効果を発揮。
変身は別の生き物になって通常では行けない場所への移動ができるようになります。このパート1ではダンスと変身それぞれ2種類ずつ習得。
リフレッシュダンスは習得タイミングの影響でパート1ではほぼ使わず終了してしまうのが残念。ダンス
スキャンダンス
肉眼で見えないものを明らかにする
リフレッシュダンス
疲労回復と周りに生命をもたらす変身
新フュージョン
イモリになってダッシュや壁登りが可能
ドリルフュージョン
海の獣になって土を掘るカード
敵を倒した際にたまに落とすカードを手に入れて装備する事で、それぞれのカードに書かれた能力が付与される。
魔法消費量軽減
速く移動
ダメージ量アップ
など、いずれも攻略において有利になるものばかり。
最大3枚のカードを装備可能なので、状況に応じて組み合わせを変えながら攻略するといいかもしれません。

 

気になった点

日本語翻訳
日本語翻訳がしっかりされていないようで台詞として理解しにくい場面が目立ちました。
ここはもっと丁寧にして欲しいところ。
ミニマップ表示がない
マップはメニューを開いて地図でしか確認できません。
探索型アクションとしては不便に感じます。
iPhoneでの操作だと指で画面が隠れる
画面が小さいiPhoneだと画面が指で隠れてしまい、敵や遠距離攻撃に対しての初動が遅れてしまうなんて場面も。
遊ぶなら大きな画面でゲームパッド使うのがいいです。

感想

アクション部分はシンプルでとっつきやすく、ダンスや変身によって行動範囲が広がる探索部分も遊んでいて楽しいです。
難易度も回復アイテムが安価で手に入っていつでも使用可能な点や、セーブポイントが多い事から、アクションゲームとしてはかなり易しめじゃないかな。
でも今作一番の魅力はシャンティだけじゃなく敵キャラも含めた見た目や動きの可愛らしさですね。
見ているだけで癒されます。

一方で日本語訳の怪しさはまだ我慢できても、探索型として見た場合に常時ミニマップ表示がないのはマイナス点。
ここはパート2で追加して欲しいなと思います。

また、使用機種や環境で遊びやすさがかなり変わりそうです。
iPhoneでタッチ操作だと指で画面が隠れてしまうので、個人的にはゲームパッドをペアリングしてプレイするのがいいと思います。

関連リンク

・「Shantae and the SevenSirens(パート1)」
・「Shantae and the SevenSirens(パート2)」
・「シャンティ:ハーフ・ジーニー ヒーロー アルティメット・エディション」
・「Apple Arcade」で遊んでみる
・「イースIクロニクルズ」
・「うしろ! うしろ!」
・「スーパーマリオラン」
・ゲーム感想ページ

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