もうすぐAndroid版の配信も始まる「スーパーマリオラン」。
数回に分けて紹介しようと思っていたけど、思っていた以上に早くクリアしたのでこのまま感想書いてしまいます。
左から右へ走り続けるマリオを、画面をタップする事でタイミングよくジャンプさせながらゴールまで導くゲーム。
ただ、ずっと走るだけではなく、地面に設置されたパネルに乗る事で一時停止や後方ジャンプといった要素もある。
お馴染みのお化け屋敷や飛行船ステージ。
クッパやブンブンも登場。
やはりここでも動き出したマリオは壁に当たるまで止まらない。
壁に当たったマリオは今度は反対方向に走り出すので、ボスを倒すまで行ったり来たり。
今作においてはタイミングが全て。
ステージを順番にクリアしていく「ワールドツアー」の他に、世界中のマリオアクションのクールさを競う「キノピオラリー」や、その「キノピオラリー」で集めたキノピオ達と王国を作っていくモードも。
無料で遊べる部分はワールドツアー1-1~1-3までと、1-4を20秒間。
そして「キノピオラリー」と王国づくりの一部。
ワールドツアー1-4以降を完全に遊びたいのであれば課金1200円が必要。
1200円で全てが遊べるスマホゲーって安いと思ったんだけど、どうにもこれが不評なようで、
「無料で遊べる部分が少なすぎる」
という声が多いようです。
考えてみたら基本無料のアイテム課金制がほとんどのスマホゲーの中では、今作のような買い切り型の方が珍しいのか。
スマホゲーとしての感想の多くを見る限りは失敗だったとされる今作。
ただ、ゲーム部分は
「片手で遊べるマリオ」
という、1つの新しいマリオができたのではと思います。
とは言っても、やはりこれまでのマリオと比べると飽きは早いです。
ステージ数の少なさをキノピオラリーやキノコ王国の復興という遊びでカバーしているんだろうけど、単純にステージアクションを楽しみたいファンとしては全24ステージは物足りない。
そのあたりはスマホ版マリオ1作目という事を考えて、今後シリーズ化されれば仕掛けや新しい遊びなんかも加わり、より完成度が高まっていくことに期待。
そして多くのスマホゲーユーザーが失望した無料プレイ部分の少なさについては、個人的には特に気にはなりません。
実際、人気シリーズのスマホ版なんかは買い切り型も多い。
ドラクエリメイクやFFリメイクなんかは通常価格1800円してるし、このマリオが一応新作だと考えれば1200円自体はそこまで高いとは感じない。
ただ、これはあくまで普段無料スマホゲーをやらない私の感想で、スマホゲーメインの人ではまた考え方も違うんだなと思いました。
今回ユーザーからの意見を受けて、今後任天堂がスマホゲーをどのように売っていくのかにも注目したいです。