2019年8月~日発売予定のPS4/Switch用アクションRPG『鬼ノ哭ク邦』の体験版です。
今回はSwitch版をプレイしてみました。
この体験版では
・ストーリーモード
・バトルモード
の2種類のモードを体験できますが、最初は「ストーリー」のみ選択可能。
また、ゲーム難易度を
・CASUAL
・NORMAL
・MANIAC
の3段階から選べます。
難易度についてはゲーム中でも変更可能なので、難しいと思ったら難易度を下げてもいいかもしれません。
オープニング。
両親を失った幼き頃の主人公カガチが家の外に出ると、不思議な少女と出会います。
この時点で彼女が何者なのかなどは一切不明。
場面は20年後へと変わります。
主人公カガチは、この世である『現シ世』とあの世である『幽リ世』を行き来して迷イ人を救済する逝ク人守りとなっていました。
彷徨える死者を安心して輪廻転生させるためのお手伝いをするって感じなんでしょうか。
それには死者の気持ちはもちろん、遺族の気持ちも絡んでくるため、遺族が死者と共にある事を望んだ場合には逝ク人守りがその手で死者の元へ逝かせる事も。
早い話が遺族が死者と共にあの世へ行くというなら殺すという感じですね。
重いテーマだと思います。
カガチは仲間からも
「また斬ったんだってな」
なんて言われるくらいなので、これまでに多くのそういった者をその手で送ってきたんでしょう。
ゲーム内容は【Y】【B】【A】ボタンに割り振られた攻撃を駆使して敵を倒しながら進めて行くアクションRPGです。
敵がウジャウジャ出現する無双タイプではなく、何匹かの集団がフィールド上に固まっているので、そこに突撃して倒して行くって形ですね。
カガチは鬼ビ人と呼ばれる存在を憑依させる能力を使うことで、様々な武器や技を使うことができるようになります。
想イ主と呼ばれる魔物を倒すことで『幽リ世』を認識できるようになる縛リ戻シが出現。
『幽リ世』では主人公や魔物双方に何らかの影響を与える特殊効果が発生します。
最初のエリアだと
「絶対にクリティカルが発生するようになる」
といった具合ですね。

死んでも来世に逝けず、堕ちることも消えることもできなかった者は鬼ビ人となり、生前の記憶を持たずに逝ク人守りに付き従う存在となるそうです。
カガチの攻撃武器やアクションは、憑依中の鬼ビ人によって変化。
鬼ビ人は戦闘中でも憑依変更可能なので、状況に応じて入れ替えて戦うのが良さそうです。鬼ビ人の成長はメニューの「技奥樹」から「鬼魂」を使って行います。
「鬼魂」を消費してスキルを解放していくというわかりやすいシステム。
スキルを一定数解放すると鬼ビ人ランクが上がり、カガチと鬼ビ人の絆が深化。
憑依時の能力も上がるようです。
鬼哭化
カガチと鬼ビ人には同調率という数字が設定されており、戦闘していると増加。
技を使い続けると減少。
同調率100%以上の状態で【L】ボタンを押すと鬼哭化し能力アップ。
全ての行動がキャンセルできてダメージを受けても怯まなくなります。
ここぞという場面用ですかね。
ボスバトル
ゲームを進めて行くと巨大なボスバトルが発生。
雑魚戦のようにただ攻撃ボタン連打していると大ダメージを食らうので、きっちり動きを見て攻撃を避けないと勝てないようです。
私は普通に死にかけました。
難易度を下げればラクになります。
体験版で登場する首都サカ。
町は想像以上に広いですが、ほとんどの建物の中には入れませんでした。
NPCたちとの会話はできますが、何かあるというわけではないようで、ただ広いだけって感じです。
ストーリーが進むとクエストやイベントなんかあるんでしょうかね。
各エリアへはワールドマップ画面から移動します。
体験版ではメインシナリオで向かう廃墟の他にローム草原にも行けるようになっています。
今回のプレイではローム草原でのイベントは未確認となってしまいました。
おそらく幼馴染マユラとのイベントがあったと思われます。
なお、このマップ画面での操作は地名や場所ではなく、そこに浮かんだ景色にカーソルを合わせてボタンを押さないと移動できません。
どっちでも移動できるようにして欲しかった。
ストーリーを進めて町へ戻ったカガチの前に、OPで出会った謎の少女が当時のままの姿で現れます。
自分はある存在を封じてきたと言い、それはいま自分を探し出して消し去ろうとしているのだといいます。
そんなカガチと少女の前に現れた謎の人物? によって少女は刺される。
という場面で体験版が終了となりました。
物語として非常に気になる場面での終了ですね。
鬼ビ人を4体仲間にした状態でレベルや装備もある程度強い状態から開始。
ストーリー性はなく、敵やボスとのバトルを楽しむためのモードという感じです。
鬼ビ人の入れ替えによって、様々な武器や技を試せるのがいいですね。
読み込みが多い
頻繁に読み込み入ります。
PS4版だとどうなのか気になるところです。
画面切り替えの遅さ
演出なのかわかりませんが画面の暗転がゆっくりなんですね。
さっさと切り替えて欲しいなと感じました。
物語のテーマや雰囲気は重いけどいいと思います。
主人公のカガチは感情を表に出すタイプではないようですが、たまに見せる表情から彼の内に秘められた苦悩というか何かしらの思いが伺えました。
全体的に暗いんだけど続きが気になる内容ですね。
ゲームの方はアクションRPGとしては可もなく不可もなくって感じでしょうか。
鬼ビ人によって使用武器や技などが変化するので、この先どんな鬼ビ人がいるか期待したいところです。
難易度は雑魚はそうでもないのですがボス戦は結構考えて動かないとあっという間にHP削られます。
私くらいだと難易度CASUALが丁度いいくらいでしたw
残念だったのは読み込みや画面切り替え含めて、全体的にゲームテンポがもっさりしている点。
この部分をもうちょっと快適に動作してくれれば結構印象変わりそうなんですけどね。
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