Switch『限界凸記モエロクロニクルH』の感想です。

ゲーム内容

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世界の異変を探るべく主人公イオがモンスター娘(モン娘)の住むモンストピアを冒険する3Dダンジョン探索RPG。
RPGではありますが主人公イオに成長要素はなく、仲間のモンスター娘を成長させていく形となります。
ダンジョン探索型というとRPGの中でも好みが分かれるジャンルかと思いますが、読み込み速度もあわせてゲーム全体のテンポが非常に良く、難易度も高くない(いつでも難易度変更が可能)のでサクサク進められるゲームです。

元は2014年にPSVITAで発売されたゲームのSwitch版ですね。
特にVITAから追加された要素などはないようなので、VITA版レビューとかぶる部分も多いかと思いますがご容赦を。

冒険の拠点セクレンドの町


今作の拠点となるセクレンドの町。
町と言っても自由に探索できるわけではなく、メニュー画面から2つの施設への移動が可能なだけです。
住人たちとの会話なども一切ないので、町の雰囲気や活気のようなものが感じられないのはちょっと残念かな。

施設は宿屋とショップがありますが、宿屋はモン娘たちとの交流の場として重要な意味を持っています。

宿屋

宿屋ではモン娘とのコミュニケーションの他、彼女達の部屋の改築なども可能。
本作においてもっとも重要な場所かもしれません。
部屋に行く
モン娘の部屋を訪れる。
好感度によって会話イベントが発生します。
プレゼント
モン娘たちにアイテムやパンツをプレゼントして好感度アップ。
モン娘たちのパンツもプレゼントで渡さないと着替えできません。
胸キュンスクラッチ
触ってこすって突っついて。
後で紹介する今作の目玉要素「胸キュンスクラッチ」をして好感度上げですね。
ここで行うには戦闘で獲得できるこすりPが必要となります。
ペット契約
ヘンテコモンスター(Hモンスター)を1匹お供に連れていく事ができます。
様々な恩恵があるので必ず連れて行きましょう。
着替え
手に入れたパンツを穿き変える事で能力やスキルが変化。
早い話がジョブチェンジですよね。
タマゴシステム
素材パンツとHモンスターを合成してアイテムを生み出します。
改築用素材以外ではあまり活用しませんでしたが、レアな装備が生まれたりするんですかね?
占い
女将がモン娘との何かを占ってくれます。
イベント発生場所とか教えてくれているっぽいです。
改築
モン娘達の部屋を改築。
改築すると、好感度が上がりやすくなったり、待機時の取得経験値が増えたりします。
改築には改築素材とお金が必要。
編成
連れて行くモン娘の入れ替えを行います。
図鑑
モン娘やHモンスターの情報を見ることができます。

 

ダンジョン


全部で6つのダンジョンが登場。
各ダンジョンへはマップ画面から移動します。

こうやって見ると楽しそうな世界に見えます。
こんな楽しそうな世界に可愛い女の子達(モン娘)がたくさんいるんですから、男にとっちゃパラダイスって気がしますけどね。

ダンジョン内はオートマッピングで、扉や階段なども勝手に印を付けてくれるので大変便利。
代わりに自分で何かを書き込むことは不可能です。
ダンジョン内では基本セーブ不可ですが、回復/セーブポイントがあるので困る事はありませんでした。

ただ、ダンジョンごとの景色は特徴的ながら仕掛けは乏しいと感じました。
その分難易度が低いので遊びやすくはあるんですけどね。

バトル


モン娘とレアHモンスター以外は基本的にランダムエンカウント。
イオは補佐的な役割を担い、戦いの方はモンスター娘たちに任せる事となります。

イオ専用のコマンドである「ためる」と「だす」は、イオの煩悩をためてモンスター娘に放出することで次ターンの能力が大幅アップする要素。
ただし、ためすぎると暴発して賢者タイムとなり、イオのコマンド入力が一切できなくなる点だけ注意。
賢者タイムは一定ターンで回復しますが、モンスター娘専用コマンドの「甘える」を使えば早く回復する事も可能です。

なお、バトルは早送りやオート機能もあるので、レベル上げなど行いたい場合はこれらの機能を活用するとスムーズに行えます。

モンスター娘との戦い
人間を敵視するようになった「黒歴史状態」のモン娘は各ダンジョンを動きまわっており、シンボルと接触する事でイオたちに襲いかかってきます。
戦闘に勝利した後に胸キュンスクラッチで正常に戻すと仲間に加入。

また、ストーリーを進めていく上で仲間になるモン娘もいるので、ダンジョンを徘徊しているモン娘を仲間にせずともゲームクリアは可能だと思います。

胸キュンスクラッチ
モン娘は倒すだけでは仲間にならず、その後の胸キュンスクラッチでゲージをMAXにすることで仲間にできます。
モン娘ごとに反応する場所が異なるので色々な部分をこすったりつっついたりしてみましょう。

無料アイテムをもらおう


Hモンスター1体と装備アイテム4種がセットになった「ハイパーセット」をニンテンドーeショップでダウンロード可能。

DL後にゲームを開始すればセクレンドの町の宿屋で受け取れるようになります。
私は本編クリア後に気付いてもらいましたが、かなり強力な装備品がもらえるので、少しでも冒険をラクに進めたいなら早めにもらっちゃいましょう。
無料ですしね。

気になった点

胸キュンスクラッチがタッチ操作じゃないと遊びにくい
元々がタッチスクリーン操作前提の要素だからしょうがないですが、目玉要素である胸キュンスクラッチはJoy-Conだと非常に遊びにくく感じました。
コツでもあるんですかね?
結局このモードに入ったら携帯モードに切り替えてタッチスクリーンでプレイしました(普段はTVモード)。
ある意味Switchの特性をフル活用です。
一部メニュー回りの動作が重い
メニュー画面からの装備やスキルなど選択時、
【L】【R】ボタンによるキャラ切り替えを行うとキャラグラフィックの表示にワンテンポ時間がかかります。
また、スキルを誰に使うか選ぶ際のカーソルの動きも重い。

他の部分が快適なだけに余計気になりました。
VITA版はどうだったか覚えていません。
ダンジョンごとの仕掛けに乏しい
見た目の変化には富んでいるんですが、その視覚面に合った仕掛けがあるかというとほとんどのマップでなかったです。
終盤マップで滑ったりワープしたりする程度だったかな。
せっかく楽しそうな世界観なんですから、それぞれで特徴的な仕掛けがあればさらに印象に残ったんですけどね。

感想

PSVITA版レビューでも書きましたが、3DダンジョンRPGとしては難易度は相当ぬるいと思います。
移動もバトルもサクサク進むし、難しい要素が一切ないので快適なゲームプレイが楽しめます。
それだけに同ジャンルを徹底的にやり込んでいるユーザーだと物足りなく感じそうです。

あとはやはり胸キュンスクラッチが携帯モードじゃないと遊びにくいのが気になったくらいでしょうか。
元々PSVITAのソフトですからしょうがないんでしょうけどね。

パンツ穿きかえに代表されるように肌色成分が多いので、そういうのに嫌悪感を示さないのであれば手軽に楽しめる3DダンジョンRPGとしてアリかと思います。

関連リンク

・「限界凸記モエロクロニクルH」
・「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」(Switch版)
・「オクトパストラベラー」
・「ゼノブレイド2」
・「ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜 DX」
・ゲーム感想ページ

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