これまで遊んだゲーム機を簡単に紹介していく自己満足ゲーム史。
第9回はPC98です。

第9回 PC-9801FA編

PC88を手に入れた2年後くらいですかね。
もう時代は16ビット以上となり、日本でのPC御三家だった各社も、
NEC PC88→PC98
シャープ X1→X68000
富士通 FM77→FMTOWNS

と、それぞれ16ビット機32ビット機へ移行。
ソフトメーカーも主力タイトルを16ビットマシンでの販売に切り替えていきました。
そうなるとやっぱり
「98欲しい!」
となるわけでして、当時まだ最新機種だったPC-9801FA/U2を購入。

ノーマルのPC98としては初めて486CPUを搭載。
ゲームに必要なFM音源(PC-9801-26)も標準搭載したマシンでした。
普通の人なら高額な買い物だけにしっかり情報収集してから購入するんでしょうけど、私は
「新しいマシンなら問題ないだろ」
くらいの軽い気持ちで考えて購入したんですね。

本体と同時期に購入したのは日本ファルコムの『ブランディッシュ』とライトスタッフの『アルシャーク』だったと思います。
これら最新ソフトを動かすには快適そのものだったのですが、古いソフトで正常動作しないものがあるという問題もありました。
特に大好きだった『ソーサリアン』など古めのゲームは進行不能になってしまうんですよね。
一方できちんと動作するゲームはPC88版と比べるとやはり快適なんです。
第8回で書いた『ドラゴンナイトII』なんかはディスク入れ替えの頻度は少ないし、戦闘開始終了時の読み込みも速い。
結局どっちを取るかって話になっちゃうんですけどねぇ。
結果として古いゲームはPC88、新しいゲームはPC98と、両機種を併用して使うことで、この2つのマシンは長い期間使いました。

特にやはりファルコムゲームをたくさんプレイした印象ですね。
当時うちの近所にはPCゲームを売っているショップがなかったので、98ソフトを買うとなると電車移動必須だったんですね。
だからファルコムゲームはソフトパッケージに入っているハガキを送って予約していたのを覚えています。
『ブランディッシュ2』『ブランディッシュ3』『白き魔女』あたりは予約購入。
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説II』『ぽっぷるメイル』は発売日にショップで購入、すでに発売済だった『ロードモナーク』や『ダイナソア』も普通にショップ購入でしたね。
他社ゲームだとマイクロキャビンの『サークIII』、TGLの『ソードダンサー』、ガイナックスの『プリンセスメーカー』も遊んだなぁ。

ところが98ゲーム生活では満足していた私の心をへし折る出来事が発生。
98FELLOW(PC-9801BA/BX)
98MATE(PC-9821Ap/As/Ae)

の発表です。
中でも最安値であるPC-9801BXの価格は約21万円(CPU486SX20MHz搭載)。
対する私の愛機PC-9801FAの価格は約45万円(CPU486SX16MHz搭載)。
半額以下ってのは学生の身からすると泣けましたねw
「差額で何本ゲーム買えたんだ……」
同時に買い物をする場合に情報って大事だなと思い知らされたのでした。

関連リンク

・【雑記】自分ゲーム史 第11回(X68000XVI編)
・【雑記】自分ゲーム史 第10回(メガドライブ編)
・【雑記】自分ゲーム史 第9回(PC-9801FA編)
・【雑記】自分ゲーム史 第8回(PC-8801mkIIFR編)
・【雑記】自分ゲーム史 第7回(PCエンジンDuo編)
・【雑記】自分ゲーム史 第6回(スーパーファミコン編)
・雑記リンクページ

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