これまで遊んだゲーム機を簡単に紹介していく自己満足ゲーム史。
第7回はPCエンジンDuoです。
PCエンジンコアグラフィックスを買ったのに、スーパーCD-ROM2本体一体型のPCエンジンDUOを5万5000円くらいで購入。
普通にスーパーCD-ROM2だけを買った方が安かったはずなんですが、なぜこういう買い方をしたのかは覚えていません。
同時購入ソフトは当然ハドソンの『イースI・II』でした。
おそらく初めてCD-ROMソフトを体験した方々と同じ感想ではないかと思いますが、
「音すげー」
「キャラが喋ってる!」
という感じで、CD-ROM2の大容量を活かした迫力のビジュアルシーンと、生演奏に奏でられる迫力のサウンドに当時は感動しました。
思い出に残っているソフトは『天外魔境II』。
発売に先駆けて体験版が発売されたんですよね。
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』とのカップリングで、『天外魔境II』は確か高山村でのOPシーンまで遊べる仕様だったかな。
この体験版で
「続きを遊びたい!」
と完全に魅了されたのを覚えています。
発売日が春休み期間中だったんですが、その日は遠い親戚の家に泊まりに行っていたため、そっちでソフトは購入したものの本体がない。
なので、親戚の家に泊まっている間はひたすら説明書を何度も読み直しました。
春休みが終わって親戚の家から帰るのは寂しいけど、でも『天外魔境II』は早く遊びたい!
複雑な気持ちでしたねw
Duoでは色々なジャンルをプレイしました。
『イース』シリーズや『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』シリーズ、『ソーサリアン』や『ぽっぷるメイル』といった各社から移植されたファルコムソフトのほかに、ファルコム自身が開発した『風の伝説ザナドゥ』。
『コズミックファンタジー3』『天使の詩II』『悪魔城ドラキュラX』『スナッチャー』もハマりましたし、友達が集まる場なら『ボンバーマン』や『桃太郎電鉄II』。
『らんま1/2』や『ロードス島戦記』といったアニメを題材にしたゲームまで、ほんと色々遊びましたね。
また、PCE末期に発売されたアーケードカードも購入しましたが、こちらはあまり活かせなかったかなぁ。
当初はこのアーケードカード対応ソフトとして『天外魔境III』が発表されていたんですよね。
それ以外にもNEOGEO格闘ゲームの移植なんかでも必須だったので先行投資のつもりで買ったんですけど、そっちは結局NEOGEO本体を買っちゃったってのもこのカードを活かせなかった理由の1つでした。
『天外魔境III』も結局出なかったし……。
ゲーム生活という部分では大満足だったPCエンジンDuo。
ですが、たった1つだけ大きな不満もありました。
それはCD-ROMドライブから異音が鳴るという現象。
ギ……ギギゴ~ン……ギーコギーコ、ブウィ~ン
という、本当になんとも滑稽な音がなるんです。
買ったその日からそんな音を出していたので、
(さすがに高級マシンは音まで違うな)
と何の違和感も持たなかった私も悪かったのですが、ある日友達の家に自慢のDuoを持っていたんですね。
その友達は通常のCD-ROM2本体を持っていたので、当時の私としたらちょっと上から目線なもんですよ。
ところがこの何とも言えないアクセス音を聞いた友達らは大爆笑。
(俺のDuoって音おかしかったんだ)
と初めて知らされたのでした。
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