Switch版「ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜 DX」の感想です。

ゲーム内容


一定期間内に国からの依頼をこなさないとアトリエの営業許可を取り下げられる事になったロロナが、アトリエの主人であり師匠でもあるアストリッドに代わって奮戦する物語。

今作は3年という大きな括りの中で、一定期間ごとに出される国からの依頼をこなしていくというRPG。
そもそも調合とかその手の要素が苦手な私なのだが、その中でさらに時限となるとクリアできる自信など全くないし、実際に「アトリエシリーズ」は過去に何作か手を出してきましたが、いずれも序盤で投げ出しています。

そんな非力でかよわい私
「今度こそはクリアだ!」
と、意気込んで挑戦した感想を綴ります。

そのためシリーズ経験者や同ジャンルが苦手じゃない人にとっては、何の参考にもならないレビューになるかと思うのでご容赦を。

初心者として


私のような初心者が最初につまずくのは、
「まずは何をどうすればいいのか」
パニックになる点(ロロナと同調できていますね)。

調合で依頼アイテムを作る事はわかるけど、
・そのための材料が街で揃うのか
・フィールドで採集しないとダメなのか
・最初からフィールドへ出て敵とバトルして大丈夫なのか

など、ファンには常識的な流れでも初心者にはさっぱりなんですね。

結局苦手なジャンルってこんな形で最初にルールやシステムを理解する前に面倒になって放置してしまう事でできてしまう。
だったら
「もう死んでもミスしてもいいや」
と、開き直ってプレイしてみましたよ。

国からの依頼をこなすためには、
・素材集め
・錬金
の、2つが絶対必要なわけで、素材は町のショップで手に入るほか、フィールドで採集しなければいけません。

ワールドマップから各エリアへ。
各エリアへの移動はもちろん、エリア内の別の場所へ移動するにも日数が経過するので効率良く進めた方がいいんだろうけど、最初はそういうのもさっぱりわからないので意識せずに行動。
あれこれ考えなくてもそう簡単に失敗はないよう作られているだろうと。

エリア内にはモンスターもいて、接触する事でバトルに突入。
【Y】ボタンで敵シンボルを叩く事で先制攻撃が可能なようです。
敵は経験値やお金だけではなく素材も落とすので戦いながら進めて行きます。

また、各種依頼には調合系以外にも
・戦闘
・採取
など、色々な依頼があるので、【L】ボタンで確認しながら探索できるだけやってみました。

戦闘はコマンド選択型。
画面右側に行動順が表示されます。
当然ながらロロナも最初はとても弱く、最弱らしいモンスター相手にも簡単に死んでくれます。
幸い、ストーリーの流れでクーデリアが一緒に来てくれるけど彼女も弱い。
そこで途中からイクセルというサンライズ食堂の男友達を雇ったら、戦いが一気にラクになりました(お金かかりますが)。

また、行動中に上昇するロロナの「ASSISTゲージ」は満タンになるごとに1ストックされ、その回数分だけロロナが狙われた際に仲間に守ってもらうか選べます。
イクセルはHP高めなのでどんどん守ってもらいました。
イクセルはHPは高いし回復スキルまで使えるという万能具合。
金ケチらずに即仲間にした方が良かったみたいです。

そんなこんなで素材を集めたらアトリエで調合開始。
このあたりはもう流れに任せて操作です。

王宮廊下にいるステルクに話しかければ、依頼(必須)も依頼(任意)も同様に報告でき、報酬がもらえました。

また、依頼(任意)をこなすと「BINGOカード」にスタンプを押してもらい、ラインによって色々なボーナスを獲得。
できるだけ依頼はこなせって事でしょうか。

採取と調合を繰り返し、期限を残した状態で一応依頼達成度はクリアできたようです。
実は私にとって「アトリエ」シリーズ初達成という快挙。
「やればできるもんだなぁ」
なんて自画自賛。

結果、無事に最初の依頼をクリア!
評価自体はよくわからないけど、ここまでプレイできたの初めてなので感動です。

とまぁ、その後も同じ流れを繰り返しながら、要所要所で発生するイベントなども回収しつつ、無難に国からの依頼をこなしてゲームを進めていきます。

ちなみに最終的な私のPTはこちら。
師匠は雇用費が高すぎて雇えませんでした。

その他のお遊び要素

更衣室
ロロナを好きな衣装に着せ替えて冒険できる。
最初から水着がDLCとして収録されていたけど、結局一番しっくりくるのって最初の衣装かな。
模様替え
一部アイテムを使って部屋の模様替えが可能。
だが、模様替えというほど自由度はなく、実際には入手した模様替えアイテムを配置するだけ。
BGM変更
これはシリーズではお馴染みなんですかね?
「リディー&スール」にもありました好きな場面で好きなBGMを流せる設定。
今作には過去にガストが発売したタイトルのBGMが最初から収録されているのでファンにとっては嬉しい要素ですね。

気になった点

時間に追われる
常に王国からの依頼期限が付きまとうため、要領掴むまでは自由に探索って余裕はないですね。
もうちょっと自由に遊ばせて欲しかったな~という気がします。
セーブファイル指定
セーブ時に毎回
「新しいセーブデータ」
にカーソルが合っている点。
他のゲームでもたまにこういうのあるけど、私は基本上書きセーブしかしないので毎回間違えそうになって面倒でした。

感想

無事にアトリエシリーズ初クリアとなりました!
現在はクリア後のセーブデータから遊べる延長戦をプレイしていますが、今回紹介する感想はあくまで
「初心者が本編クリアを目指す」
というテーマだったので、スタッフロールまで見た感想でまとめたいと思います。

苦手意識が強すぎたせいもあって、最初にあれこれ説明入る部分で余計に敷居が高く感じていたのですが、今回のプレイでは
「最初は失敗するつもり」
でとにかく思うがまま進めてみました。
今どきのゲームなので意地悪な作りや難易度ではないのですが、
「こういう時はこうすればいいのか」
「この素材はあそこで手に入れればいいのか」

など、プレイしながら覚えていくタイプのゲームですね。
そのあたりの流れは順を追ってゲーム側の説明も入るので問題はありませんでした。
基本ルールと要領さえわかってしまえば簡単なんだけど、このあたりはもっと入りやすい作りにして欲しいかなぁとも思いますけどね。

キャラや世界観が非常に可愛らしく魅力的なので、そのあたりに興味がある人で期限という縛りを気にしないのであればプレイしてみてはどうでしょうか。

関連リンク

・「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」(Switch版)
・「オクトパストラベラー」
・ゲーム感想ページ

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