2017年12月に発売されたNintendo Switch版「リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~」をちょこっと体験プレイです。
得意なジャンルではないけど、今回のアトリエは「初心者でも大丈夫」と聞いて久々にプレイしてみます。

こちらが今作の主人公である姉妹リディー(姉)とスール(妹)。
必要な材料を集めないと明日のご飯が食べられない状況だそうで困った様子。

操作チュートリアルも兼ねた材料集め。
「アトリエ」シリーズは過去に何度か手を出した事はあったんだけど、最初にも書いたとおりどちらかといえば苦手なジャンル。
どうも調合などのシステムが合わないようで一度もクリアできていません。
今回久しぶりに挑戦していますが、自信がないので難易度は『イージー』でプレイしています。

材料を集め終えた2人は、父親ロジェと営む小さなアトリエがあるアダレット王国の王都メルヴェイユへと帰る。
さっき集めていたのはロジェに頼まれた材料らしく、この材料を使って依頼品を調合するみたいだがロジェは突然、
「絵の構想が浮かんだ」
とか言って、調合は2人に任せて自分は地下室にこもると駆け出す。
ここまでだけならダメ親父である。

ここでも指示に従って調合開始。
私のように苦手な人間にとっては早くもここでアレルギーが……。
いや、大丈夫。
きっちり丁寧に調合も教えてくれているし、とにかく続けてみよう。

1つ目の依頼を無事にこなして
「楽勝じゃない?」
と調子に乗る2人だったが、続く調合で失敗してリディーの服に引火。
慌てたスーが何かこぼして爆発と散々な状況。

結局依頼品を完成させたのは翌日の昼前。
徹夜した2人は母親に出かける挨拶をし、
・教会のシスター
・鍛冶屋のおじさん
に依頼品を届けに向かいます。

アトリエでは調合の他に、セーブやBGM変更、操作キャラ変更が可能。
今作では現在、
・歴代ガストタイトルのBGM140曲が収録された
『ガストタイトル歴代BGMパック』
・歴代アトリエシリーズのBGM840曲以上が収録された
『アトリエシリーズ歴代BGMパック』
が無料DLCとして配信されている。
アトリエで設定すれば、これらの曲をシーンごとに好きな曲へと使えるようになる。
ファンには大変嬉しい配信である。
「ロビン・ロイドの冒険」……リメイクしてくれんか?

メルヴェイユは自由に歩き回ってもいいし、-ボタンを押せばタウンマップを開いて瞬時に目的地への移動も可能となっている。
移動には時間経過を伴うが便利なシステム。

とは言っても、王都にはこんな景色の綺麗な場所も存在。
「マップで移動するなんてもったいない」
そう思ったけど、エリア移動ごとにちょっとした読み込み入るのが面倒で、結局タウンマップを早々に利用する事に決定。


鍛冶屋のハゲル(すげぇ名前)と海の見える高台にある教会でシスターを訪れて依頼品を納品し報酬を受け取る。
アトリエ前で会話した人達も含めて、人々との会話や反応からリディーやスーが王都の暮らしに溶け込んでいる様子が伺える。
アトリエは儲かってなくても人々との交流はしっかりあるみたい。

納品を終えた2人だが、今回の報酬だけではまだまだ暮らしは次の依頼を求めて王城前広場の掲示板へ。
そこには長蛇の列ができたアトリエ・ヴォルテールが。
2人にとっては商売敵になるのだろうか。
客の案内をしている女の子がリディーたちに気付いた様子だが、押し寄せる客の対応で会話はできず。
女の子が2人の名前を呼ぼうとした感じからは、敵対関係みたいな険悪さはなさそうです。
結局いい依頼は見つからなかったようで、2人はガックリ肩を落としてアトリエへと帰って行きます。
すると地下室にこもっていたはずのダメ親父が
「絵を描いてたらレシピを思いついた」
と言って何やら調合中。
呆れるリディーとスーだが、徹夜明けの疲れを癒すためにベッドへと向かう。
先ほど見たばかりのアトリエ・ヴォルテールの人気について話す2人。
2人はお母さんとの
『家族みんなで、国一番のアトリエになる』
という約束を守るため、明日から頑張ろうと励まし合って眠りにつくのでした。
翌朝。
ロジェが調合を失敗した爆発音で目を覚ましたリディーとスー。
逃亡したロジェにかわって後片付けをしていると地下室から女性の声を聴く。
「絶対に入らないように」
とロジェに釘を刺されていたものの、好奇心に勝てない2人が地下室へ入ると1枚の綺麗な絵を発見。
2人がその絵に見入っていると意識が遠のいていく。
気が付いた2人は不思議な世界へ。
そこが夢ではなくきっと絵の世界だと考えていると、向こうに女の人の姿を発見。
あとを追いかけて行く。
すると行く手を魔物が遮り、今作で初めての戦闘へ突入。
戦闘はコマンド選択式の安心システム。
それにしても両手に銃をかまえるスールがなんとも勇ましい……。
戦闘の間に女の人を見失ってしまった2人は、周囲にある珍しい素材を集めた後、帰り道と思われる深い穴へとダイブ。
リディーとスーってすごく前向きで物怖じしない性格。
見ているこっちまで元気になれる姉妹です。
ここでようやく女の人が何やら異変に気付いた様子だったけど……。
絵の前で目覚めた2人を叱るロジェだが、籠に入っている絵の世界で手に入れた材料に興奮する2人はロジェを邪魔と言って無視。
邪魔扱いされて凹むお父さんは絵を見つめながら悲しそうw
オネットというのはリディー達のお母さんの名前かな?
絵の中の材料で調合したアイテムの出来栄えに大満足な2人。
「これなら国一番のアトリエだって夢じゃないかも」
その完成度にロジェも驚きの声をあげたものの、その材料を絵の中で拾って来たと話した途端に地下室への出入り禁止を告げられ、
「絵の具の臭いにでもあてられたんだろ」
と、信じてくれていない様子。
このあたりは本当に信じていないのか、事情を知っていて2人を遠ざけているのかまだ不明って感じです。
ガッカリした様子の2人は疲れてベッドへ。
絵の中で見た女の人がお母さんに似ていたというが、やっぱりロジェは何か知っていそうね。
その頃、王城前広場の掲示板で2人の男女が何かをしている。
といったところで第1話が終了となりました。
結局オープニングから第1話終了までプレイ。
「Switch版はグラフィックが……」
という声もネット上で見ていたのでどんなものかと思っていたけど、アップデートで改善されたそうで気にはなりません。
絵画の世界なんかは独特で美しい風景が広がっていてじつに幻想的。
主人公のリディーとスールも可愛くて、何事にも前向きな姿勢なんかは見ていて元気づけられます。
ここまでのプレイだと調合や戦闘など、ごく基本部分しか触れられていないので、今作からの新要素などについてはまだ不明。
最初はエリア移動時の読み込み時間(5秒~8秒くらい)がちょっと気になったけど、大した頻度じゃなさそうだし問題はないか。