頼れる仲間を失ったアドル達ですが立ち止まっているわけにはいきません。
(文章はPSVita版プレイ日記を再編集しています)
いつもの夢から覚めたアドル。
だが、今回はまるで自分がダーナ自身となって行動していたかのような不思議な感覚が残っていた。
バルバロスが亡くなって1週間。
あの時救出した少女クイナもすっかり漂流村に馴染んでいた。
彼女は港で遊んでいたところを荷物と一緒にロンバルディアに潜り込んでしまったらしい。
一方、漂流村の大人たちにはいまだバルバロスを失ったショックが残っているものの、いつまでも落ち込んでばかりはいられない。
島から脱出するために船の操船ができるサハドはいるが、まずその船を作る知識を持った人間がいない。
さらに船で海へ出ても、あの巨大な古代種を何とかしなければカーラン卿の二の舞になってしまう。
課題は山積みだが、まずはもっと情報を集めようということに。
アドル達はまだ手付かずとなっている島の北部ルートの探索へ向かう。
そのためには島のどこからでも見える巨大な山を越えなければならない。
山の名は偉そうに構えているとかそんな理由から、サハドがエアランにかけて「憲兵さん(ジャンダルム)」と名付ける。
そして村の迎撃戦の指揮をエアランにも手伝ってもらうことになった。
さらにエアランが工芸屋を始めるので、腕防具作成やアクセサリの作成/分解が可能となるようだ。
人は見かけによらない。
以前、ジャンダルムを見ていた場所までやって来たアドル達。
そこには以前はなかったはずの大木。
そこから伸びた枝が橋代わりとなってジャンダルムの麓まで伸びている。
なぜ? という疑問を抱きつつも、そこにできた橋を渡って行く。
ラクシャの話ではこの大木も現在ではないはずの古代種になるらしい。
そんなものがこの短期間でどうして?
渡りきったところで上空から響き渡る咆哮に目をやると、そこには翼竜型の大型古代種の姿。
ジャンダルムへ向けて登って行くと、今度は小型ながらこれまた古代種。
こいつらは小型だけあって攻撃すればある程度ダメージを与えて一旦は倒せるものの、すぐにHP満タンで復活してしまう。
ここは無視して進むのが得策のようだ。
ジャンダルム突入前に野営地に適した場所を発見。
この日はここで休む事となった。
アドルが眠りにつくとダーナ視点へ。
私室で植樹の儀で見た水底へ引き込まれるような光景について考えるダーナ。
それは予知とも違った不思議な感覚だったらしい。
そこへやって来たのはサライ。
彼女は家族から戻ってくるよう知らせが届いたらしく、お別れを言いに来たのだった。
サライは餞別だと言って陽色金で作った半月刀をダーナに渡す。
小柄なダーナに合わせた特注品らしい。
やっぱりダーナって小さいのね。
そしてこれから先、何があってもダーナはダーナらしくいるようにとの助言をするのだった。
一方、夜が明けて、ジャンダルムを登っていたアドル達は途中で手入れされた小屋を発見する。
中には誰もいないようだが生活感があり、本棚にはおそらく漂流物であろう様々な書物が並んでいる。
机の上にあった手帳を見てみると、その字は以前見張り台に張り付けられていたTなる人物のものと同じだった。
古代種に対抗する術が書かれているようだが、肝心の部分が擦れていて読めない。
だが、ここにいる人物があのTである可能性は高く、この小屋より先にいるかもしれないという事でこのままジャンダルムを進んでみる事にする。
小屋からさらに登って行った先の洞窟内で獰猛なる異形の侵入者・アヴァロドラギルが出現!
過去に戦った時と同様に弱点は頭。
吐いてくる炎に触れるとやけど状態になり、かなりのスピードでHPが低下し続ける。
さらに通常攻撃でも出血状態となり、止血しないとHPが減り続けるのが厄介。
一度は退治したかと思われたが倒しきれない。
やはり今の武器では古代腫に致命傷を負わせる事はできないのだろうか。
その場から急いで退こうとするアドル達。
そこへ、二本の手投げ矢で見事に古代種を退ける助っ人。
矢の主はなんとリコッタという少女。
リコッタは途中にあった小屋にタナトス・ベルダインという父親と一緒に暮らしているらしいが、そのタナトスが一ヶ月前に古代種の様子を見に行くと出て行ったまま帰って来ないらしい。
そう、これまで何度か目にしたあのTなる人物である。
先ほど古代種を追い払ったリコッタの手投げ矢には、古代種を仕留められるという金属が使われていた。
しかし、作り方はタナトスにしかわからない。
どうするか悩んだアドル達はリコッタを連れて一旦漂流村へと戻り、カトリーンにこの金属について聞いてみる事にする。
早速カトリーンにリコッタの手投げ矢を見せる。
どうやらこの武器はヒイロカネでできているらしく、彼女も祖父から話だけは聞いた事があるらしい。
金剛石より硬く錆びる事のない金属として興味を持つ者はたくさんいるが、実在するかは疑わしかった金属であり、カトリーンも初めて見たようだ。
これなら古代種を倒せるかもしれないが、武器を作るとなると大量のヒイロカネが必要になる。
どこでこれを採ったのかリコッタは覚えていないとのこと。
アドルは夢の中でダーナがサライから餞別にもらった半月刀の話を思い出し、古い地層で見つかるかもしれないと答える。
どうしてそう思ったのかをみんなに尋ねられて夢の話をするが、ラクシャやサハドはちょっと戸惑い気味。
だが、リコットが父と一緒に古い地層のある場所へ行った事を思い出し、ジャンダルムの麓でまだ行っていない場所からおおよその場所を推測。
早速向かってみる事となった。
村を出て行く前にリコッタからセンパイを紹介される。
それはいつの間にか村に住みついていたハシビロコウ。
ハシビロコウはリコットが小さい時に獣から守ってくれたり食べ物をくれたりしたらしい。
父タナトスが来てからは人間と鳥か関わるのを良く思わなくなり疎遠になっていたとか。
漂流村へはアドル達がリコットに害をなす人間かどうかを確かめにきたらしく、これからもリコッタの事を頼むとお願いされる。
・日記10以前
・日記11(第三部:古代種の抜け道~ジャンダルム中腹)
・日記12(第三部:古王の巌窟~ジャンダルム頂上)
・日記13(第四部:天崖山道~ティティス原始林)
・日記14(第四部:パンガイア大平原~テンペル参道)
・日記15(第四部:王都アイギアス~はじまりの大樹)
・日記16(第五部:漂流村~トワル街道)
・日記17(第五部:王都アイギアス~地下聖堂・封石の間)
・日記18(第五部:バハの斜塔~東の海岸洞窟)
・日記19(第五部:海賊船エレフセリア号~エタニア王都遺跡)
・日記20(第五部:始生代の大穴~王都イベント)
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