ゲームキューブ版『エターナルアルカディアレジェンド』の感想です。

ゲーム内容


主人公の空賊ヴァイスの冒険を描いたRPG。
大空が舞台となっているため飛行船での移動がメインとなっているのが特徴のゲームです。
オリジナルはドリームキャストで発売されたRPGで、今回紹介するGC版は追加要素などが加えられた内容となっています。

空にいくつもの島や大陸が浮かぶ不思議な世界。
それぞれの陸地には町やダンジョンがあり、時にはお尋ね者と遭遇して倒したり未知なる建造物などを発見して情報を売る事で報酬をもらったりと、広大でワクワクさせられる冒険がヴァイスたちを待っています。
わかりやすく言えば
空の大航海時代
といったゲームですね。

バトル


通常戦闘
戦闘はランダムエンカウントのターン制コマンドバトル。
メンバーが技や煌術(魔法)を使う際には、メンバー共有のガッツを消費。
ガッツはターンを消費して貯める事も可能で、特にボス戦ではどう使うかが重要となってきます。
また、6つの属性を切り替えながら敵の弱点に合わせた攻撃を行うことで戦闘をスムーズに進める事ができます。
雑魚戦においても大事な要素です。

砲撃戦
もう1つの戦闘である砲撃戦。
こちらはフィールド上に見える敵の船と接触したり、ボスイベントバトルとして発生。
フェイズごとに敵味方共に1回ずつ行動でき、色分けによる危険度の違いや敵の行動を予測しての行動が必要となります。
敵の大ボスクラスとの戦闘では通常戦闘後にこの砲撃戦に展開する事が多かった気がします。

気になった点

戦闘のテンポが悪い
読み込み関連はDC版から多少改善されているものの戦闘自体のテンポは変わらず。
動作がもっさりなので、どうしても1回の戦闘時間が長くなってしまいがち。
また、砲撃戦になると演出に時間がかかる事からさらに時間がかかります。
BGMにノイズ
GC版特有の症状?
BGMがプツプツと途切れるように聞こえてどうにも耳障りな場面がありました。

感想

少年漫画的なノリがとても爽快で楽しいです。
どんな状況でも絶対に諦めないヴァイスには、大人になった今だからこそ色々と教わる部分があると思います。

RPG部分は王道なシステムなのでRPG好きなら問題なく楽しめるかと思いますが、惜しいのは気になる点でも挙げた戦闘テンポの悪さですね。
ここが改善されるだけでかなり遊びやすさが変わるだけに残念でした。

グラフィックを高解像度化して戦闘速度倍速にしたHDリマスター出してくれないかなぁ。

関連リンク

・「ミラークルム ザ・ラスト・レベレーション」
・「コズミックファンタジー ストーリーズ」
・「魔法の少女 シルキーリップ」
・「ルナ -ザ・シルバースター-」
・「ルナ エターナルブルー」
・ゲーム感想ページ

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