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メガCDソフト「魔法の少女 シルキーリップ」の感想です。
懐かしい雰囲気の魔法少女を題材としたアドベンチャーゲームです。

ストーリー

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魔導小学校に通う魔法使い見習いの主人公リップは、ある日魔導覇王に呼ばれ、次期女王候補として人間界で1年間修業してくるよう言い渡される。
人間界で多くの経験を積み、見事次期女王として認められるか?

ゲーム内容

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舞台は人間界の桜ヶ丘という町。
魔界から修業のためにやって来た主人公のリップが、小学生として学校に通いながら様々な出来事を経験して成長していく。
基本的には移動と会話メインで、謎解きなどの類はあまりない。
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オプションメニュー。
マップ画面ならどこでもセーブとロードは可能らしい。
歩く速さの変更はありがたいが、どうせならメッセージ速度の変更もつけて欲しかったところ。
Aボタンで若干の早送りはできるがそれでもまだ表示遅いし。
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会話モード。
「喜び」「いかり」「悲しみ」の3つの感情での対応を選択していき、それによって会話の流れが微妙に変化する。
また、会話の流れによって評価ポイントが増減。
最終的にこの評価ポイントがライバルのイザベラよりも高ければ女王に指名されるらしいが、今回のプレイではイザベラに敗北。
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戦闘モード。
魔法での攻防戦となり、体力をゼロにした方の勝利らしいが、リップが弱すぎて毎回負ける。
この戦闘の勝ち負けによってストーリー分岐するのかは確認してないので不明だが、負け続けてもエンディングまではたどり着ける。
おそらくこの戦闘も評価ポイントに関係しているのだろう。

気になった点

スッキリしないストーリー
全11話の物語は話によってボリュームに極端な差があるほか、話自体も消化不良気味だったりする。
後の話でその部分を回収するのかと思ったがそれもナシ。
 無意味に広いマップ
舞台となる桜ヶ丘のマップは広いのだが、実際にゲーム中に使うルートはごく一部。
ほとんどの建物には入れないし、町の人々との会話もない。
もう少し狭くてもいいから、その分イベントを配置して楽しませて欲しかった。
 歩くスピードを記憶してくれない
細かい事ではあるがロードするたびにオプションの「歩くスピード」を変更しないと記憶してくれない。

感想

キャラや世界観、ストーリーの流れ(各話ごとにOPとEDが流れる点含む)など、昭和世代なら懐かしさを覚える内容に作られている。
戦いの連続(もちろんゲーム)に疲れた頭には、こののんびりした雰囲気にはとても癒される。
無駄に広く、基本何も起こらない町にもう少し色んなイベントを配置していてくれればもっと満足度は高かったかな。
でも、ストーリー部分からゲーム部分まで色々と粗の多い内容ではあるんだけど、第1作目という事を考えたら多少はしょうがないのかな。
それだけに続編を出して欲しかったと思える1作。
エロゲで出てるみたいだけどあっちのデキはどうなんだろ?

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