オーソドックスなRPG。
戦闘を重ねることでキャラをレベルアップさせ、ストーリーを進めて行く。
キャラの移動速度が速いので快適。
本作の特徴として「天候」の変化が挙げられる。
その時々で変化する「天候」によって、フィールド上やバトルで様々な効果が発動。
とあるのだが、実際のゲーム中はほとんど気にしなくても進められた。
まぁこの効果が露骨に出てると鬱陶しいだけのゲームになっただろうから、これくらいで良かったかも。
もっと言えば「必要なかったんじゃね?」とも思う。
戦闘はランダムエンカウントで発生。
仲間のHPが全員ゼロになるとゲームオーバー。
TPは技や魔法を使用する際に消費する。
コマンド入力して進めて行くターン制バトルだが、二つのモードが用意されている。
「ノーマル」はそのままコマンドを入力していくだけ。
「インパクト」は攻撃時に出現するゲージに合わせて、ボタンをタイミングよく押すことでダメージが増減する。
私は面倒なのでずっと「ノーマル」でプレイ。
重要イベントはアニメーションが挿入される。
この時代のゲームには珍しくスキップも可能。
通常の会話も飛ばせるのはありがたい。
今だからこそ安心して遊べるオーソドックスな2DRPGといった感じ。
当時は3Dが新世代ゲームのウリでもあったので、ユーザーの目にどう映ったんだろうなぁ。
今遊ぶのであれば、あの世代の汚いポリゴンよりもこちらの2Dの方が綺麗に見えるかも?
ゲームの方は難易度自体はぬるい。
主人公が最初から全体攻撃技を習得していたり、敵が回復アイテムを結構な頻度で落としてくれたりと、序盤からスイスイ進む。
普通に戦闘しながら進めていればレベルも上がるし、ボスで詰まることもほぼない。
一部ヒントが不足していると思われる箇所があるのはもうちょっと考えて欲しかったかな。
それ以外には特にこれと言った不満もない、複雑なゲームに頭が疲れたという私のような年寄りには安心して遊べるタイプのゲームです。