士官学校の教師となった主人公が生徒達との交流と図りながら、戦乱の中で自らの秘密を知っていくSRPG。
任天堂の人気SRPG『ファイアーエムブレム』シリーズ最新作です。
今回はコーエーテクモゲームス開発ということで、これまでのシリーズ作とはまた違った部分もあるかもしれません。
私はシリーズ作を3DSで発売された『覚醒』くらいしかまともにプレイしていないので、そのあたりの違いについては不明。
プレイヤーは士官学校で3つの学級からどのクラスを担当するか選ぶことになります。
戦闘では担当クラスの生徒をプレイヤーが兵として動かす事になるわけですが、他クラスの生徒も条件を満たした状態でスカウトすれば自分のクラスへ移らせる事ができます。
そのための条件を学校生活の中でこなしていくって感じですかね。
学校生活で行動できるのは月4回。
学校内を探索して生徒達と交流をもつか、出陣して生徒達を鍛えるかなど、その時々で行動を選択します。
やり込む人は毎回どの行動を選ぶか重要になるんでしょうけど、私みたいにとりあえずクリアを目指すだけというなら適当に選んで全く問題ありません。
遊びたいように遊びましょう。
ちなみに主要キャラについては全編フルボイスで、その会話パターンも相当数用意されています。
好感度アップによって発生するキャラ同士の支援会話が面白く、そのパターンを全部見てしまいたくて周回プレイもしました。
生徒達との交流は
・贈り物
・落とし物
・お茶会
などの基本コマンドやイベントによって行い、各種ステータスの条件によってクラスの生徒をスカウトできるようになります。
スカウトコマンドは1人につき1週間1回のみ。
失敗した際には翌週まで待たなければ再度スカウトはできません。
ただ、自分のクラスの生徒に関しては名簿から詳細な情報を確認できるのですが、他クラスの生徒情報は見られないようで、誰がどのような贈り物を好むのかがわかりませんでした。
何か知る手段あるんですかね。
釣り、栽培、料理、訓練など、何か行動を行うたびに行動力が1消費され、ゼロになるとその日は各種行動を選べなくなります。
ただし学校内の散策やキャラとの会話は可能。
釣りや栽培、料理に関してはキャラとの交流を深める上では重要ですが、ストーリー攻略という部分ではやってもやらなくてもどっちでもいい感じです。
私はこういう細かい要素を面倒臭く感じるタイプなので、クエで必要な時以外はほとんどやりませんでした。
メインとなる戦闘パートは兵を動かして戦いを進めて行き、勝利条件達成でクリアというオーソドックスな内容。
戦闘アニメーションはON/OFF切替可能なので、途中からは面倒になってOFFでゲームを進めました。
サクサク進んでいい感じです。
今作では敵のタゲが誰に向けられているか見えるようになった点や、時間巻き戻しという1戦闘での回数は有限ではあるものの、ミスした際に好きな場面まで巻き戻せる機能が追加されたおかげで難易度は低いと思います。
行動キャラ選択で仲間キャラとの好感度がわかるのも嬉しい配慮ですね。
このシリーズは1作しかクリアしていないので詳しくないのですが、今作はより初心者に向けられたゲームなのかなと感じます。
私のようにSLGが苦手な人間でもらくらくクリアできる難易度ですから、いかに遊びやすいかがわかるかと思います。
今回プレイした中で不満点は特にありませんでした。
私がSLGに慣れていないので比較対象が少ないというのも不満を感じなかった理由ですね。
何度も書きますが
「初心者でも遊びやすい」
という事だけは間違いないので、キャラや設定など興味を持ったのであれば一度プレイしてみる事をおすすめします。
シリーズ初心者でも普通に楽しめました。
・「スーパーマリオオデッセイ」
・「ゼノブレイド2」
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・「ドスコイの壁」
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