2018年11月8日に配信された「FINAL FANTASY XV 特別番組 -Special Program」にて色々とショッキングな話も飛び出ましたが、2017年にもディレクターの田畑端氏が「FF」についてショッキングな調査結果を話しています。
そちらについては今さらな話題ではありますが、今後「FF」への個人的な希望などをまとめてみました。
我らFC世代にとっては「ドラゴンクエスト」と肩を並べるビッグタイトル。
それを今の10代の70%以上が知らないという調査結果が出たとのこと(4gamer.net記事参照)。
「時代が違う」
と言われればそれまでなのですが、それだけ自分が歳食ったんだなってのも含めて、この結果を記事で知った時はショック受けました。
元々「FF」シリーズはストーリーの対象層が高めの設定だと思いますが、それが見た目的にもわかりやすく表れ始めたのは「FF10」からですかね。
その性能を活かした映像表現や人物描写に力がさらに入り始めた事もあって、対象年齢が中高生以上に絞られた印象があります。
「9」以前と「10」以降では遊ばせ方そのものが変わったなという印象もありますから、私はてっきり
「「10」以降のFFは対象層を完全に絞った方向性で進む」
のだと勝手に思っていたけど、メーカーにそのつもりはなかったようで。
思えば低年齢層を意識したであろう派生作品をいくつも出していますね。
今だったらスマホ向けにも多くの派生作品やリメイクが配信されていて、もはやどれがどれやらって感じです。
どんな形でもいいから
「ファイナルファンタジー」
に触れてもらい、そこで興味を持った若い世代が本編にも流れ込むっていうのがユーザー層拡大を狙う上では重要なんでしょうけど、最初から本編が出るハードを所持しているならともかく、わざわざハード代(今の相場だと大体3~4万円くらいですか)まで出して本編に手を出そうとするかなぁ。
「派生作品はあくまで派生作品」
なわけで、それが面白かったなら、その派生作品の最新作を遊びたいと私なら考えますけどね。
そのあたりは我々ユーザーにはわからない問題もあるでしょうが、そのハードでシリーズ物の新規ファン獲得を狙うならやっぱり本編新作を持ってこないと意味なさそうな気がします。
グラフィックの向上と幅広い層に受け入れられるゲーム作りが理想ではありますが、今の「FF」がその両方を伴っているのかどうかはともかく、国内での販売本数が減り続けている中で、
「(グラフィックの質よりも)幅広い層に受けるゲーム作りを第一に考えろ」
という意見も聞かれます。
でもそうすると
「今もついて行っているファンが求めるFF」
ではなくなり、今度はそっちの期待を裏切るのかなと感じます。
特に海外市場において「FF」に求められている大きな要素にはグラフィックの進化があり、それはもう「FF」である以上後戻りできない要素だと思うんですね。
そうなると残された道って、
「グラフィックの向上と幅広い層に受け入れられるゲーム作り」
という、最初に書いたもっとも険しい道しかない。
この先、テレビゲームというものがどのような進化を辿って行くのかはわかりませんが、この道を進み続けるのは大変な事だと思います。
今の時代はテレビゲームに限らず、長年我々を楽しませてくれた娯楽全体が壁に当たっている時期な気がします。
ゲームだと作り手の頭の中で描かれた、
「常識」
「シリーズという縛り」
そして我々ユーザー側の期待と理屈がシリーズを重ねるごとに高さを増す巨大な壁となり、作り手がその壁に向かって必死に体当たりを繰り返しているようなイメージ。
その上で「FF」シリーズはもう今の方向性のまま突っ走るしかないと思いますね。
あとは
「楽しむ我々プレイヤー側の気持ちの余裕」
が必要なのかもしれませんね。
[amazonjs asin=”B0791W7DGM” locale=”JP” title=”ファイナルファンタジーXV ロイヤルエディション – PS4″]
・【雑記】たまにはゆったりレトロゲーム
・【雑記】ある実況プレイ動画を見て
・【雑記】立ち止まれない「FF」のつらさ
・【雑記】「DQM最新作」はやっぱりあのハードで発売?
・【雑記】PSクラシック収録タイトル全20本発表!
・【雑記】「DQX」オフライン版は新生への下準備だ!
・【雑記】ドラクエ最終作に望むもの
・雑記リンクページ