耳が痛いとはまさにこのこと。
数学の授業。
Q.大半の人が『キキ』と名付けた図形はAとBのどちらでしょう。
A.A
放課後。
今夜20時に奥村が記者会見をやるというので、それに先駆けてみんなで学校の屋上へと集まる。
そして春が育てているという花壇の手入れ。
会話中、やっぱり打ち上げと春の歓迎会は学園祭とは違った形でやろうという竜司の提案に、春はデスティニー･ランドを貸し切るとか言い出す。
夜。
本当に貸し切り状態を満喫する怪盗団。
それぞれが被り物をして冗談を言い合う和やかな雰囲気の中、記者会見の時間となり、皆がそれぞれの端末に目をやる。
フラッシュを浴びながら、オクムラフーズの経営実態について次々に暴露して頭を下げていく奥村邦和。
そしてついに話は本題である廃人化問題になろうかとしたところで奥村の様子が一変。
突然うめき声を上げて顔を伏せたかと思うと……、
!?
シャドウ奥村が狙撃された事を知らない怪盗団達は、自分達がシャドウを倒したせいなのかと驚きを隠せない。
皆が動揺する中、春は慌てて自宅へと戻り、残された怪盗団達もこの日は解散に。
一方、新島冴は今回の奥村廃人化の件は、利害関係が破綻した怪盗団がやったのではと推測。
また、自身のPCからデータが引き出された形跡を把握しており、明智がやったのかと疑う。
これにはさすがの明智も怒り、その場を去って行く。
その後、奥村邦和心肺停止のニュースが流れ、怪盗団メンバー達もとにかく状況を把握できずに慌てるばかり。
春は大丈夫だろうか。
眠りにつくとベルベットルームへ。
『愚者』コープがランク9にアップ。
授業中に珍しく真から連絡。
理由はわからないが学校に警察が来ているらしい。
春は学校を休んでおり、また学校自体が奥村と関わりがあるわけでもない。
一体なぜ?
その頃、家宅捜索を受けていた奥村宅に、
「校長室から予告状が出た」
との知らせを受ける新島冴と捜査員達。
当然そんな話を聞いていない春は驚く。
ここで新島冴の尋問シーンへ。
奥村や校長の死に怪盗団が関わっていないという話を、自身の調べとの食い違いの無さや仕事がら彼女が身に着けた勘? から信じるという冴。
『審判』コープがランク5にアップ。
だが、奥村の死で怪盗団への世間の評価が変わりつつあったその時、怪盗団が潔白を証明するために選んだ最後のターゲット。
それが新島冴だった。
毎度おなじみ特捜部長。
「重責を与えた彼女」とは?
この日の朝。
春から連絡を受けて、放課後みんなでアジトに集合。
「校長室から予告状が見つかった」
という話をここで初めて知る怪盗団。
真は奥村の死からここまでの流れがあまりに早すぎる事に疑問を抱き、自分達が誰かにはめられたのではと推測。
双葉も何か思い当たる節があるのか、部屋に戻って調べものをするという。
とにかくもうすぐ中間試験も近い事から、今はおとなしくしていようという事に。
怪盗団の潔白を信じて疑わない三島から、名誉挽回のための仕事依頼。
渋谷の地下に潜む元傭兵の殺し屋『キリタニヨウヘイ』。
この状況だとメメントスにも何かしら変化があるかもしれないとし、春が復帰したら向かってみる事とする。
放課後。
織田信也とガンナバウトの練習をしようとしたところ、公認ゲーマーの竹熊が出現。
信也は勝負を挑まれて10連敗を喫する。
負けたら終わりだと語る信也は次は絶対にやり返す事を誓う。
『塔』コープがランク4にアップ。
中間試験開始。
答えは以下のとおり。
10月17日
・提案者の名前
・医師
・迅速な処刑が出来る
10月18日
・全部で32面ある
・強制労働
10月19日
・ファントム･バイブレーション
・宮内庁に属する
中間試験最終日の放課後。
双葉からアジトへ集まるよう連絡があり、その前に屋上の花壇の手入れをするという春の元へ。
父親の莫大な株を継ぐ事になった春は、そんな自分のご機嫌とりをする周囲の大人たちに疑心暗鬼になっているようだ。
歳の近い主人公に話せた事で少しは楽になった様子。
アジトで双葉から以前怪盗団を挑発してきたメジエドが本物のメジエドではないこと、そして怪チャンに不正に書き換えられた形跡があり、そのコードが両者同じ人間によるものと思われる事を聞かされる。
メジエドの一件とサイトの改ざんで怪盗団に注目を集め、奥村の一件をなすりつけるとこまで全てが仕組まれたものだとしたら……。
まるで見えてこない真犯人に皆が恐怖と不気味さを覚えてしまっていた。
その頃、新島冴は特捜部長から怪盗団逮捕の陣頭指揮を任される事となった。
警察と協力しての捜査だが、全ての権限は冴にあるようだ。
冴はその事を聞いた真は危機感を募らせ、みんなに連絡。
証拠はないのだから大丈夫だと自らに言い聞かせるようにモナが呟くが……。
10月21日金曜日
秀尽学園の生徒一人ずつが警察の事情聴取を受ける事に。
全員に同じ質問をしているようだ。
放課後。
事情聴取の緊張から解放されたメンバーだが、防戦一方の現状にそれぞれ疲れの色がハッキリ見てとれる。
このままでは埒が明かない。
なんとしても真犯人を見つけなくては。
最近出番が増えた特捜部長。
怪盗団を指名手配させて警察を動かす。
「後は、例の…フフ」
「…とはいえ、よくもこんな、残虐非道な手口を思いつけるものですよ」
どんどん黒い発言増えてきました。
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