全機種ではないけど6機種版あるので簡単に比較をしてみました。
環境
今回比較するのは、PC88版/PC98版/MSX2版/PCE版/FM TOWNS版/Windows95版の6つ。
PC3機種はXPC-4で接続。
PCEはコンポジット接続。
上から順番にPC88版、PC98版、FMT版、MSX2版、Win版、PCE版。
オープニングでのセリオスとハトのシーン。
PC88版とPC98版はパっと見は同じに見えるがセリオスの髪や表情が若干違う。
88版はあどけなさが残る顔つきで98版とFMT版は凛々しくなってるイメージ。
MSX2版はバックが夕陽に変わっており、セリオスのポーズも変わっている。
Win版のポーズはPC88版と同じだが、背景がたぶん朝焼けじゃないかな?
PCE版はPC88版に近いが、ここからハトが空へ飛んでいくアニメーションが入る。
画面レイアウトに関してはMSX2版とPCE版が近い。
Win版は基本はPC98版と同じだが、キャラごとの状態と、現在のEP&次のレベルアップまであと経験値残りいくつかが両方表示(他機種版ではどちらかをシステムから選択)されている。
PC98版とFMT版はほぼ違いがない感じ。
それにしてもグラフィック自体はどれも同じなのかと思ってたけど、こうして並べるとそれぞれに違いがあってなかなか面白い。
パっと見の綺麗さはやはりPC98版がずば抜けているけど、思ってた以上に綺麗だと感じたのはMSX2版。
MSX2版は接続方法でも印象が変わるかもしれません。
PC88版とPC98版に関しては違いはわからず。
MSX版はファルコム初(というより唯一)のMSXFM音源対応ソフトだけあって音色がとても綺麗な上に、PC版ではMSX版のみにラスボス戦BGMが追加されている。
FMT版も基本はPC88版と同じだが音源の違いからまた違った印象で聞く事ができるのと、ダンジョンBGMにはMSX2版同様に追加フレーズが存在。
PCE版はCD音源を活かしたアレンジがされており、また中ボス戦やラスボス戦、イベント時のオリジナル曲などが追加されている。
またPCE版はオリジナルOPとなっているため、PC版のOP曲は収録されていない。
↑PCE版オリジナルのオープニング。この曲も好きです。
これに関してはどの機種版も全編通して不満に感じる点は一切ナシ。
今回プレイした機種の中では性能差もあるけど最速だったのはFMT版。
PCE版はBGMをCDとPSGで切り替え可能となっており、一部BGMをPSGにする事でさらに速くなる。
この「ドラゴンスレイヤー英雄伝説」に関しては、今作一番の長所であるテンポの良さを考えるとどれでもOKだと思う。
ちょっとMD版とPS/SS版がどんな感じだったか思い出せないんだけど、SFC版もテンポはすごくいい。
今回紹介した6機種だと、追加アイテムや装備があるという点ではPC98版、FMT版、PCE版がオススメ。
サウンドに関しては個人的にはMSX2版をオススメしたい。
・PC88版プレイ日記1
・PC98版プレイ日記1
・MSX2版プレイ日記1
・PCE版プレイ日記1