『ドラゴンクエスト11S』のXbox版やPS4版が発表されました。
今回はこの情報を見ての感想を書いていきます。



「DQ」がXboxハードで発売されるのは今回が初。
海外よりも日本国内に強い「DQ」と、日本国内では弱いXboxでは相性が悪すぎたこともあって、もっとも縁のない組み合わせだと思っていました。
それだけにこの発表は結構驚きです。

さらにオリジナル「DQ11」が発売されたPS4でも「DQ11S」の発売が決定。
いくら追加ストーリーやボイスが追加されたとは言っても、発売当時に高い価格で購入した人の何人が購入するかは疑問です。

もっともこれらは次回作への地ならしといったところですかね。
そしてやはり海外に弱いとされている「DQ」だけど諦めるわけにはいかないんだろうなということがわかります。

あとは勝手な想像ですけど、なんだかずっとDQは今の国内市場に対して迷っているのかなぁという感じを受けてしょうがないです。
現在日本国内ではSwitchが圧倒的に売れており、そのSwitch向けにも本体発売当初から「DQH1・2」「DQB」「DQ10」「DQ11S」などシリーズを展開しているけど、他機種版より大きく売れたかと言うとそうでもないんですよね。
後発移植が多いという点はあるにしても、Switchの勢いの恩恵はあまり受けていない。
一方、PS4はPS5の発売を控えてこの先どうなるかわからないし、そのPS5は今の日本でどれくらい売れるのかさらに読めない。
そんな中で今後のシリーズ展開について、どのハードをメインでやっていくのか、決め手がないのかなぁという印象を受けてしまいます。
まぁさっきも書いたように勝手な想像ですけどね。
今はマルチ展開が当たり前の時代なのでDQだけが特別ってわけにもいかないでしょうし。

私は以前に
「”DQのまま”いくなら国内に専念すべき」
という事を書きました。
国内ではDQであることは強みだけど、海外ではそれが逆に弱みな気がします。
どうしてもDQを海外で売りたいなら、
「DQはこうあるべき」
というこだわりを持った古いDQファンを切り捨てるくらいの大きな変更が必要じゃないのかなぁ。
双方を満足させられる1作を作ろうとしているんでしょうけど、少なくともここまでは上手くいっていないと思いますし。

なんにしてもこれで現行CS機全てで「DQ」が遊べるようになったということは、選択の幅が増えたという点でユーザーにとっては大変ありがたいことです。
でも、できれば次からは追加繰り返しの完全版はやめて、全機種1作で済ませて欲しいなw
今度出るPS4/Xbox版はグラフィックが綺麗になった「DQ11S」ということで完全版の完全版という形。

PS4版とSwitch版買ったからさすがにもう買わないなぁ。

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・「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS」レビュー
・「ドラゴンクエストXI」レビュー
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