
超ムズいと言われている「仁王2」に手を出した。
今作は俗にいう「死にゲー」らしい。
死ぬのは怖いから嫌いだ。
生きたい。
我ながら無謀な事をしたと思いつつも、これまであえて手を出してこなかったジャンルだけに多少なりとも胸が躍る。
今作では性別から容姿まで細かくキャラメイクできる。
キャラメイクできるゲームは大好きだがキャラメイクするのは苦手なので、用意されていたプリセットから少しいじっただけという外見でゲーム開始。
子供も大人も掴みたくなるツインテール美女である。
最初のチュートリアルをすっ飛ばしてさっさとゲームを進める。
難しいとわかっているゲームでチュートリアルをすっ飛ばす。
実に愚かな行為だが、最初からあれこれ説明されたところでどうせ理解できない。
『習うより慣れろ』
結局これが一番なのである。
最初のステージ桜禍の村へ挑戦。
最終体験版によって基本操作はわかっていたので序盤は軽快に進んで行く。
私が選んだ武器は大太刀。
攻撃範囲は広いが動作が遅いため隙が大きい。
連続攻撃を仕掛けると相手によってはその隙に反撃されてしまうため、基本はヒット&ウェイを繰り返しながら戦う。
やがて巨大な妖怪が徘徊しているエリアへと出た。
最初のステージからこんな強敵を配置しているとはやるじゃないか。
自然とコントローラを握る手にも力が入る。
相手にとって不足なし
気配を消してヤツの動きに注意しつつ迂回。
見事この危機を回避した。
続いて行く手を阻む澱みから強そうな妖怪が出現。
手強そうな相手だが先ほど徘徊していた妖怪に比べれば明らかに小物。
「えいやあ!」
と、下段構えから大太刀を振り上げるが空振り。
というより届いていない。
振り抜いた硬直が解けぬ隙を突かれて攻撃を食らい初の落命。
ここまで一度の落命もなく生き抜いてしまった私の過信が招いた結果だ。
己が獲物の射程範囲すら把握していなかったとはとんだうつけである。
これはふんどしを締め直さねばなるまい。
再戦で手強い妖怪を退治して先へ進むと崖の下に弓矢を持った敵を発見。
どんなゲームでも遠距離攻撃はうざい。
放置しておけば後々面倒そうだ。
画面には
『落下攻撃:空中で□or△』
という操作説明。
この場面でわざわざ説明表示させる意味は何だろうか。
考えるまでもない。
ヤツは練習台
開発者の声が脳内に響く。
敵はこちらに気付いていない。
不意打ち上等。
「たあ!」
とばかりに飛び降りながら敵脳天目掛けて大太刀を振り下ろす。
はずだったが、ボタンを押し間違えたのか大太刀は振るわれる事なく着地。
真後ろに舞い降りたツインテールの天使に敵が振り返る。
目と目が合う。
恋の予感?
なわけがなく落命。
二度目の落命に何がいけないのか真面目に考えてみた。
「せっかくのツインテールが見えない兜が悪い」
オプションで頭装備の表示をオフして再開。
ツインテール効果は絶大だったらしく、その後は一度の落命を経て無事に次の社へと到着した。
社に触れると体力全回復した上でセーブとなる。
さらに一部を除く敵も復活するので、能力アップに必要なアムリタ稼ぎは社周辺で行うのが良さそうである。
キリがいいので今回の旅はここまでとした。
プレイ時間にして1時間にも満たない旅。
噂に違わぬじゃじゃ馬っぷりだ。
だからと言ってあれこれ言い訳して無様な姿を晒す気はない。
ハッキリ言ってやる。
挫折しそうである。
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