日本ファルコムの人気RPG「軌跡」シリーズの『閃の軌跡』3作目とのこと。
2017年にPS4版が発売されており、今回発売されるSwitch版は約2年半遅れての発売となるが、DLCや高速モードが収録されている。
残念ながら同シリーズについては「空の軌跡SC」までしかプレイクリアしていないので、それ以降のシリーズ作についての知識はさっぱりなのだが、せっかくSwitch体験版が配信されているからやってみよかという感じでプレイしてみた。
ゲームはどこかの要塞へ攻め込んでいるらしい場面から開始。
ここではほぼ一切の説明などはないまま進むため、私のように
「軌跡シリーズは久しぶり」
という人間だとここで振るい落とされる可能性が高く感じるが、まずは我慢して進めてみよう。
Switch版では後のシリーズで採用されたという高速モードを搭載。
【Lスティック】押し込みで高速スキップモードに切り替えると、画面右上に
『HIGH-SPEED MODE』
との表示が出て、ゲーム全体のスピードが高速化するので非常にテンポ良く遊ぶことができる。
ここまでで気になったのはステータス表示など一部文字の小ささ。
私は28インチPCモニターでプレイしているが、戦闘画面画面右下に表示される数値やメニュー画面での数値がどうにも見づらかった。
イベントからオープニングが終わると序章開始。
主人公リィンが就職先となるトールズ士官学校分校へ赴任し、担当の特務科生徒達と出会うという流れ。
それまでにも知り合いらしき面々と出会うのだが、私がわかったのは列車で出会った2人だけ。
やはり置いてけぼりな感は否めないものの、ここまで進めるとわからないという現実よりも、リィンと彼らとの会話から、
「前作や前々作で何があったんだろう?」
と考えるようになってくる。
リィンの教官テストも兼ねているというダンジョン攻略が始まる。
敵と戦いながら地上を目指すことになるが、あくまでもチュートリアルなので苦戦するような場面はない。
今作での戦闘は敵シンボルと接触してのコマンドバトル。
一気にルールを叩きこまれるのでおっちゃんには結構厳しいw
細かい部分はあとでじっくり見直すとしてここは適当にボタン連打で進めて行く。
なお、バトル開始時の読み込みはないが、終了時に数秒の読み込みが発生する。
これを長いと思うか思わないかは人によるだろう。
私はなんとか許容範囲。
体験版はこのダンジョンをクリアして終了となる。
プレイ時間は高速モードONで約2時間ほど。
体験版としては結構なボリュームだった。
ここでのセーブデータは製品版への引き継ぎも可能なので、購入予定の人は先に体験版で遊んでおけば良さそう。
途中からシリーズ未経験という現実はあまり意識せずに遊べたものの、未経験者よりも経験者の方が楽しめる作りなのは確か。
未経験者の場合だと楽しめる楽しめない以前に、
「閃の軌跡III」
というナンバリング付タイトルの時点で敷居が高く、手に取らない可能性も高い。
そこを割り切れる人なら高速モードのおかげでテンポのいいRPGとして楽しめるだろう。
起動からゲーム中の読み込みまでストレスほぼないしね。
体験版の範囲で気になった点は上でも挙げた「一部文字の小ささ」。
ここはもうちょっと見やすくして欲しいけどもう今からじゃ変更は無理か。
・「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」(Switch)
・「オクトパストラベラー」
・「ゼノブレイド2」
・「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS」
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