ついにフォルティア宮廷騎士だったデュルゼルとの対面を果たすジュリオとクリス。

第7章:巡礼者の軌跡(ドルフェス~ゲルドの丘)


孫娘ジョアンナから、ジュリオとクリスが
「銀の短剣を持って5つのシャリネを回った」
事を聞いたデュルゼルは、ここを抜け出してある場所へ向かうと言う。

大勢で動くと目立つため、ジョアンナ達(バダットとハック)を先に行かせ、ジュリオ達は後から向かう。
どこへ行くのか聞いても教えてはくれません。

ドルフェスの町中と、町を出た直後にフォルティア兵と計3回の戦闘が発生。
1戦目は3人、2戦目は2人、3戦目は3人を相手します。
フォルティア兵は攻撃力が高く、クリスとステラは2回攻撃を食らえば戦闘不能状態に陥るかもしれません。
新たにPTに加わったデュルゼルの技「真空斬り」が200以上のダメージを与えられ、ステラのサンダーも150近いダメージを与えるので、回復を怠らないように気をつけながら倒します。

追手を一通り倒すと、再度どこへ向かうのか尋ねるジュリオ達。
デュルゼルは
「ゲルドに会いに行く」
という。

アロザを抜け、忘れじの街道から森の中をくぐった先にあるゲルドの丘。
かつてデュルゼルが使っていたという錆びた剣のあるこの地で20年前、ゲルドは眠りについたという。
誰もがその可能性を心ではわかっていたが、あらためて白き魔女がすでに死んでいたことにショックを隠せない。
そんな中、デュルゼルは20年前の出来事を話し始める。

22年前、ルドルフ王の前に現れたイザベルはまもなく王妃となり、彼女の希望で城内に天儀室が作られ、占星術師としてレバスが呼ばれる。

ちょうどその頃、白き魔女ゲルドの噂が流れ始める。

デュルゼルはゲルドを捕らえるよう命じられたものの気乗りせず、ゲルドの話を聞き、巡礼の旅を見守る事にする。

まだ魔法というものが人々の力となり受け入れられる前であり、各地で様々な言葉を残すゲルドに心無い言動をぶつける人々も少なくはなかった。
それでもゲルドは人々のために巡礼を続けた。

ある晩、ゲルドはデュルゼルにこう語ったという。

この世界は大きな波に飲まれる運命にある。
今の自分にそれを止める事はできない。
そして自分の旅ももうすぐ終わる。

その後、2人の前にレバスが姿を現す。
ゲルドを守ろうとするデュルゼルだったが全身が金縛りにあったかのように剣を抜くことができない。

そして……


雪の降る中、レバスの手によってゲルドは命を落とした。

話が終わると、クリスが持っていたラップ爺さんからもらった杖が輝き、本来の姿であるゲルドの杖へと変化。
錆びていた剣も希望という意味の名を持つ聖剣エスペランサーへと戻る。
デュルゼルはゲルドを守れなかった自分にエスペランサーを持つ資格はないと言い、ジュリオに持って欲しいと託す。
全員がルード城へ向かおうと意気込むなか、

ハックは天儀室の天球儀を破壊するだけでラウアールの波を防げるのであれば、ゲルドならその天球儀そのものを作らせない方法を思いついたはずだと言い、まだ自分達が知らない何かがあるかもしれないと話す。
そこでギドナ国にあるティラスールで最も古い遺跡へ向かうので、バダットとジョアンナに同行して欲しいという。
調べがついたらすぐに追いつくから、必ず自分の報告を待ってくれと。
でも、もし間に合わなかった場合はジュリオ達の判断に任せると言い、その判断が間違っていたら? というクリスの言葉に、

「そのときはあの世に行ってからみんなでゲルドにあやまろう」
この台詞とても好きです。
こうして一行は二手に分かれることに。
ジュリオ、クリス、ステラ、デュルゼルの4人はルード城を目指します。

関連商品

関連リンク

・日記20以前
・日記21>(オルドス)
・日記22>(トリフの関所~ホルク)
・日記23(ハイゼン~ホルクの砦)
・日記24(バラカ)
・日記25(ギドナの遺跡~ギドネル)
・日記26(ディルトの関所)
・日記27(魔女の海岸線~ドルフェスの塔)
・日記28(ドルフェス~ゲルドの丘)
・日記29(ルード~地下迷宮)
・日記30(イザベルの塔)
・日記31(エンディング)
・ゲーム日記ページ

Comments are closed.

Post Navigation