ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータに収録されている「ファイナルファンタジーIII」を紹介。
当時何度もクリアしたけど久しぶりにプレイすると結構忘れています。
言わずと知れた日本を代表する大人気RPGの3作目。
現在まで続くシリーズの基礎となった要素が多いのが今作。
全22種類あるジョブを好きにチェンジできるジョブチェンジシステム。
後の「FF5」とは違い、ジョブチェンジには戦闘勝利で手に入るキャパシティが必要で、熟練度によって能力や必要キャパシティが変化する。
なお、ジョブチェンジの際は必ず装備を全て外してから行わなければならず、後のFFシリーズのように所持できるアイテムの数が多くはないのでちょっと面倒。
それぞれの能力はジョブ固有であるため、場所によってはある程度ジョブが制限される。
戦闘シーン。
大きく変わったのは敵味方共に受けたダメージがキャラグラフィック上に表示される点。
それまでの「FF」は戦闘テンポが悪いなんて言われていたが、これによって大幅に改善された。
当時FF好きだった友達が
「めちゃくちゃ快適になった」
と喜んでいたのを今でも覚えています。
また、今ではすっかりおなじみの召喚獣が登場したのも今作から。
ただ、今作では「にげる」コマンドを選択すると敵から受けるダメージが増加するのでほぼ逃げるという選択肢は選べず。
どうしても逃げる際にはシーフにジョブチェンジして「とんずら」使ってたな。
改造後が船に変形可能なエンタープライズ号、水中も進めるようになる高速移動可能なノーチラス号、ショップや休憩用ベッドからデブチョコボまで搭載された巨大船インビンシブル号など、冒険を進めて行くと乗り物がグレードアップしていくのも、当時はプレイしていてワクワクさせられました。
あらためてFFの基本が詰まった1作だと感じさせられました。
序盤から飛空艇破壊したりバハムートに連れ去られたり小人になったりと休む間なくイベントが展開していく点なんかは、まさに冒険している気分を味わえます。
ゲームバランスなんかも2作目までと比べたらかなり遊びやすくなっているし。
あとは当時プレイした人間にとってはそれすら懐かしい一部の不便さを未経験者がどう感じるか。
最初にFFの基本が詰まったとは書いたものの、この3作目や次の4作目あたりまではまだまだ試行錯誤してる様子も伺える。
そういう意味では基礎がしっかり固まったのは5作目以降になるのかなぁと、プレイしながらあれこれ考えてしまいました。
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