スーパーファミコンでの初となるFF「ファイナルファンタジーIV」の感想です。

ゲーム内容

バロン王国が誇る飛空艇団「赤い翼」の団長を務める暗黒騎士セシルが、国王の命令でミシディアのクリスタルを強奪。
国王への不信感が募るセシルだったが、それを察知した国王によって親友の竜騎士カインと共に辺境の村ミストへの任務を受けたところから、彼の運命が大きく動き出す。

ジャンルは前作まで同様のRPGですが、ハードがファミコンからスーパーファミコンへ移ったことで、グラフィックやサウンド面が大幅にパワーアップ。
また、バトルでは後のシリーズにも続くアクティブバトルを採用するなど、様々な新要素も見られます。

今作は終盤までパーティが固定される事はなく、FF2以上にメンバーの入れ替わりが頻繁に発生する。
後で再加入する場合でも装備させていた武器防具は消滅してしまうため、少しでも金銭面に余裕を持たせたい人はパーティから離れる直前に装備品の回収をしておくのが良い。

バトル


アクティブバトルではこちらがコマンド選択中も敵モンスターが攻撃してくる。
前作までのようにキャラクター全員のコマンドを入力してから戦闘開始という流れではなく、敵味方共に素早さの速い者から行動が可能となり、魔法はそれぞれに詠唱時間が設定され、強力な魔法は発動までに時間がかかるといったように、戦闘に時間の流れを取り入れた内容となっている。
これによってあらかじめ先を予測した行動が必要となり戦略性が増している。
アクティブバトルは以後のシリーズにおいても取り入れられているが、魔法の詠唱時間に関しては今作のみの要素である。

感想

前作「III」に続いて今作でも、
・ストーリーの進展具合による行動エリアの制限
・イベントシーンの多さと演出の強化
・アクティブバトルの採用
・プレイヤーはあくまで第三者の立ち位置から物語を見る

など、後のFFシリーズの土台となる要素が多かったように思います。

ただ、性能アップした新ハード1発目という事もあって演出の強化面により力が入っている点から、FFファンの間でも好みは分かれるのかなぁという印象ですね。
前作から分かりやすい進化を遂げていただけに当時は細かい部分に目を瞑って、
「おお、すげー!」
ってなれた部分も大きかったと思うんですよね。

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