エタニア時代。
あの流星はダーナが呼び寄せたとの噂や、サライ女王達は自分達だけ王都から逃げたなど、住民たちの不安と不満が募る王都。
神に背いた先住民が世界の摂理に干渉するため築いた庭園《セレンの園》を調査していたオルガは、それが王家の谷にある事を発見する。
どうやらこのセレンの園こそがラクリモサを止める手がかりらしい。
予想していた通りの答えに、ダーナはあらためて王家の谷へと向かう決心をする。
だが、王都を抜け出そうとする途中でダーナを「流星を呼び寄せた魔女」だと信じ込んでいる人々に囲まれてしまう。
そしてあのラステルからは父ドランが死んだ事を聞かされ、どうしてエタニアを守ってくれなかったのかと咎められる。
そんな彼らにまだ希望は潰えてはいない事、自らの命を懸けてでも真実を知りたいと語るダーナだが、もはやその言葉は人々には届かず。
あれだけ巫女様と崇められた存在だったのに石を投げられ罵られる。
が、ダーナの言葉を聞いたラステルが彼らの前に立ちふさがった。
王都を抜けた先で侍女アトラや修道女達との会話。
やはりあの流星は大樹が呼び寄せた事を知る面々。
それが人々に知れ渡ればより一層の混乱は避けられない上に、寺院そのものの存在意義すら消えてしまう。
しかし、ダーナはこれまで通り災いに苦しむ人々に寄り添う事を呼びかける。
今度は何者にも邪魔されることなく、王家の谷にあるセレンの園へと到着。
そこへ現れた進化の護り人達から、この園を作ったのがヒドゥラである事や、ラクリモサに対抗するための想念の樹はまだまだ若い事を知らされる。
この結末をダーナは緋色の予知ですでに知っていた。
それでも最後の望みを託してここへやって来たのに、それすらも潰えた事についに膝を落とす。
護り人達は仲間になる気になったらいつでも訪ねてくるよう言い残して姿を消す。
だが、ダーナは諦めずにアドル達のためにヒモロギの苗を植えるのだった。
それからどれほどの月日が流れたのかはわからないが、相次ぐ天変地異によってエタニア人全ての命が失われた事がダーナとウーラの会話からわかる。
あのオルガも……。
「もう楽になっていいのではないか?」
そう語るウーラに
「自分にはまだ助けられる人がいる」
と返すダーナ。
遠い未来でラクリモサと対峙するアドルたち、そして……、
進化の護り人という呪縛に捕らわれ続けているサライを救いたいと言う。
そう、ウーラの正体はあのサライだったのだ。
そしてダーナは次のラクリモサで再び立ち向かうべく自分自身を封印する。
ここでのミノスの
「次の護り人を誰が見出すんだ?」
というセリフを見ると、アドルがダーナと出会ったのも必然だったんだな。
現代へと戻り、一行はセレンの園を目指すことに。
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・日記40<第六部:見届けの丘)
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