PCエンジンSUPERCD-ROM2で発売された本作。本作とFC版ドラキュラやMD版バンパイアキラーの曲が収録されたCDはプレミアが付いた事でも有名である。

ゲーム内容


バンパイアキラーの主人公リヒター・ベルモンドを操作し、さらわれた恋人アネットを救出してドラキュラを退治するアクションゲーム。

基本アクションとなるジャンプとムチ攻撃、アイテム使用は継承しつつ、バック転や必殺技といった要素が存在。
また、PCEのCD-ROM2での発売とあって、大容量を活かしたアニメーション演出やサウンドボイスなど、過去シリーズにはない要素が多々導入されている。

二人の操作キャラクター
プレイ開始当初に操作できるキャラはリヒターのみだが、条件を満たすことでマリアが開放される。
二段ジャンプや多段ヒットする攻撃などがリヒターよりも強力で扱いやすく、またエンディングも含めた演出関係なども多少変化する。

ルート選択
今作ではどのルートでクリアしたかで次ステージが変化する。
普通にプレイしていれば通常の表面を進んで行くが、隠れたルートからクリアした場合は裏面へと進む。
基本的に表面と比べて裏面の方が若干難易度は高い。
特定ステージで3人の女性を救い出せば真エンディングを見る事ができるようになる。

感想

CD-ROMの大容量を活かした多くのビジュアルシーンと声による演出。
アニメ調のキャラグラフィックはシリーズファンからは賛否両論あるようだが私は当時から気にはならず。
PS版以降探索型ドラキュラが主流となった事を考えると、本作はステージクリア型後期の貴重なドラキュラ。
難易度は「ドラキュラ」として見た場合には簡単に感じたが、2019年久しぶりにプレイするとステージ4で詰まったw

現在は本作のリメイクとオリジナル、そして続編である「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」がセットとなった「悪魔城ドラキュラXクロニクル」がPSPで発売されている。
また2019年現在だとPS4で配信中の「悪魔城ドラキュラX・セレクション 月下の夜想曲 & 血の輪廻」でも遊ぶことが可能。
シリーズファンでやっていない人以上にアクションゲーム好きにもオススメした1本である。

関連商品


中古PCエンジンスーパーCDソフト悪魔城ドラキュラX 血の輪廻

関連リンク

・「イースⅠ・Ⅱ」レビュー
・「コズミックファンタジー 冒険少年ユウ」レビュー
・「天使の詩II 堕天使の選択」レビュー
・「女神天国」レビュー
・ゲーム感想ページ

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