「電撃PCエンジン」の読者参加型ゲームをロールプレイングゲームした1本。
当時のPCエンジン専門雑誌だった「電撃PCエンジン」にて連載されていた読者参加企画をロールプレイングゲーム化。
様々なコスチュームの組み合わせによってキャラグラフィックや能力が変化する「コスプレ･システム」がウリ。
組み合わせパターンは約5万通りもある。
女神候補生として聖女神学園へやって来た↑の主人公リンリンと、4人の女神の冒険物語。
私が最後に「電撃PCエンジン」で見た時の人気投票ではリリスが1番人気で、ヤミメガはアンジェラが1番人気だった。
冒険は主人公リンリンは固定で、残り2人を4人の女神から自由に入れ替えて行える。
もっとも入れ替えが自由なために、4人の女神がイベントなどの会話シーンにほぼ絡んでこないのはキャラゲーとして残念。
ゲーム内容は、戦闘と装備でキャラを育てていくごく普通のRPG。
だが、「コスプレ･システム」という着せ替え要素があり、コステュームによってキャラのステータスが変化するのが特徴。
「上」「下」「足」「アクセサリ」4つの部位ごとに好きなコスチュームを装備でき、その組み合わせはなんと約5万通り！
キャラクターとコステュームの組み合わせばピッタリの場合、「ズバピタ･グラフィック」を見る事ができる。
なお、コステュームは通常画面のキャラグラフィックにも反映される。
戦闘はランダムエンカウントで発生。
コマンド入力で進めていく。
基本はマップ上にいるプチメガからもらえる魔法攻撃メインだが、MPの概念はなく、魔法攻撃が他のRPGで言う通常攻撃にあたる。
また、衣装による特殊攻撃も可能。
全員のHPがゼロになるとゲームオーバーとなり、セーブ地点からロードすることになる。
セーブは一部を除いてフィールド上ならどこでも可能なので、こまめに行うよう心がけよう。
一番のウリは女の子キャラの着せ替え。
これに尽きる。
ご褒美として「ズバピタ・グラフィック」が用意されているのも良いね。
欲を言えばもう少し種類が欲しかったけども。
クリアタイムは約8時間なのでRPGとしては物足りなさが残るかな。
キャラゲーとしてならこんなもんだろうね。
これ、最初遊んだ感想に「読み込み関係も短くはない」なんて書いてたんだけども短いです。
なんで「短くはない」なんて書いてたのか自分でもよくわからんｗ
難易度も最初の学園内だけはきつく感じたけど、外に出て以降は緩いのでストレスなく遊べる一本ではないかと思う。
それにしてもこの「女神天国」。
設定やキャラデザの変更は必要だけども、今の時代ならもっと人気出そうな気もするんだけどねぇ。
個人的にはキャラデザはこのままがいいけどもｗ
