私が体験してきたレトロゲームに関する出来事や当時の感想を紹介する新コーナー作ってみました。
今回のお題はFF7はPS1で発売という当時のニュースについてです。
※記事中の写真はSwitch版のものです

過去最大の大騒ぎ


確か初報を知ったのは週刊少年ジャンプ読んだ時だったと思います。
あの頃は
「DQとFFは任天堂の次世代機で出る」
と勝手に思っていたのでびっくり。

確か初期情報ではCD-ROM2枚組だったのが、足りなくなったとかで後に3枚組に変更されたんですよね。
2枚組でもすごいなと思っていたところにこの変更は正直、
「おいおい。最初からそんなに飛ばして大丈夫なのか」
「次回作とかどうなるんだよ」

と、勝手に心配したものです(笑)。

発表してからの各メディアでの紹介や騒ぎようは凄かったですね。
ゲーム雑誌だったか何だったかの特別号なんかも発売されて、ゲーム業界関係者のFF7がPS1で発売する事への感想を1ページずつ紹介するなど、少し異様とも思える雰囲気でした。
今にして思えばそのあたりもソニーと組んでの戦略だったのかなぁと思います。
それまで大人気シリーズながらドラクエの一歩後ろという印象だったFFが、この宣伝効果でより一般層に知られてドラクエと肩を並べたって印象でした。

PS移行は正解だったのか?


FFのPS移行はゲーム業界や市場に大きな変化をもたらしました。
今でもFFシリーズがこれだけ売れているSwitchではなくPSハード独占(時限独占含む)なのも、この時の移行があってこそだと思います。

ファンの中にはPS1への移行は失敗だったとする声もありますが、私は当時のFFを考えたらこの選択肢しかなかったと考えています。

それ以前に発売されたFF5やFF6もゲームとして高い評価を得ていたにも関わらずどちらも国内での販売本数300万本に届かず。
私の周囲でも
「ドラクエはやるけどFFはやらない」
という人がまだまだ一定層いた時代でした。
このやらない層は遊んでみて合わなかったではなく、そもそも興味がないという層なんです。
FFって人気はあったんだけどそういう存在だったので、私の中では上で書いたようにどこまで行ってもドラクエの一歩後ろにいる存在だったんです(ゲームの完成度は別として)。

そんなFFが
・ソニーが出す最新ゲームハードで発売するインパクト
・シリーズ初のCD-ROM採用
・キャラクターデザインの変更
・3Dで描かれた世界とCGムービー

と、それまでのイメージを一新するには最高のタイミングだったと思うんですね。

結果としてFF7は328万本出荷したそうで移行は大成功だったのではないでしょうか。

そんなわけで今回はFF7発表当時の様子やPSハード移行への感想について書いてみました。
もう26年前ということで記憶が曖昧な部分もあるのはご容赦下さい。

今後もこのようにレトロゲームに関して当時感じた事などを中心に書いていきたいと思います。
またお時間あればお付き合い下さい。

ありがとうございました。

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