2014y05m20d_215530899
ブームに乗って今さらプレイ。
エンディングを見た時点までの感想を紹介。

ゲーム内容

2014y05m20d_215550564
主人公自身ではなくともだちとなった妖怪を戦わせて強くしていくRPG。
簡単に言えば「ポケモン」系である。
細かく作られた街の様々な建物や脇道に入れたり、車や自動販売機の下、電柱や木など調べられる箇所も結構用意されている。
それらを調べて妖怪を発見し、仲間にしていく。
2014y05m20d_215608505
2014y05m20d_215337478
ウィスパーとの出会いが主人公の日常を変える。
2014y05m20d_215305995 2014y05m20d_215301546
主人公選択
主人公は性別選択と名前入力が可能。
男の子はケータくん、女の子はフミちゃんになる。
違いについては、たぶん自宅の場所が違うとは思うのだが、それ以外については不明。
アニメシーンやエンディングでの演出は当然変わるんだろうな。
他のゲームなら、こういう演出部分は主人公が見えないようにするゲームもあるけど、本作ではアニメシーンでもろに主人公の姿見せて喋らせてるからごまかせないはず。

なお、選択しなかった方はちゃんとNPCとして登場する。
2014y05m20d_215351576
妖怪を発見してともだちになろう
ストーリー進行上でともだちになる妖怪のほか、ほとんどの妖怪は戦って倒すことでともだちになる。
ともだちになった妖怪は戦闘で戦わせることが可能。
妖怪の種類はともだちにならないボスなども含めると250種類くらいいるらしい。
この数は今時の同系統のゲームと比べるとかなり少ない。

妖怪ウォッチが高い反応を示す場所を調べると妖怪を発見できる。
その姿を認識するにはターゲットをメーターいっぱいになるまで妖怪に合わせる必要があり、
姿がハッキリ現れると戦いを挑んでくるので倒してしまおう。
倒せばたまにともだちになってくれる。

街を探索
本作は町を探索し、悪い妖怪を退治したり、困っている人を助けながら物語を進めていく。
ストーリー進行に必要なイベントについては、その都度「もくてき」で確認が可能。
・虫捕りや魚釣り
それぞれアイコンが出る場所では虫捕りや釣りもできる。
どちらも妖怪発見時と同じメーターが出るが、捕まえるにはそのルーレットの当たりの箇所でルーレットを止める必要がある。
当たりの数はアイテムを使うことで増やすことが可能。
2014y05m20d_215321498
・クエスト
街のあらゆる場所に困っている人がおり、その人達から受注可能。
クエストには「たのみごと」と「おてつだい」の2種類あり、「たのみごと」は一度クリアすると終了だが、「おてつだい」は一度クリアしても再度依頼されることがある。
クリアすることで経験値やお金、アイテムなどがもらえる。
かなりの数のクエストが用意されているので、こなしていけば自然と妖怪のレベルも上がる。

また、クエストクリア時には必ず「ボーナスチャンス」が発生。
大当たり、当たり、ハズレの3種類あり、大当たりや当たりが出ると追加報酬が貰える。
ハズレの場合でも失うものはないので安心。
・鬼時間
突然カウントダウンと共に巻き込まれる鬼時間。
街中に鬼が出現し、見つかると強力な鬼に追いかけられてしまい捕まる戦闘となる。
同時にどこかに出現するトビラまで逃げ切れれば脱出可能。
また、この鬼時間中には「鬼宝箱」が現れ、良いアイテムが手に入ったりもする。
時間経過と共に鬼は増えてくるので全て回収するのは大変だが、できる限り回収しておくといい。
これ、いずれは鬼も倒せるようになるのだろうが、ハッキリ言ってストーリー序盤から中盤での発生は邪魔なだけだった。

2014y05m20d_215500482

バトル

2014y05m20d_215443257
オートで進行。
こちらが何か指示を出すまでは、妖怪達はそれぞれに攻撃を続ける。
最大6人まで登録した妖怪を3匹ずつ場に出しながら戦う。
仲間妖怪は円型に配置されており、回転させながら場に3人ずつ出すというもの。
つまり、どこに誰を配置したかで場に出る組み合わせが変わることになる。
また、同じ種族を隣同士に配置することでステータスアップ効果もある。
まぁ、ストーリークリアまでならこれらはあまり気にしなくても大丈夫だったけどね。
・わざ
ゲージが貯まっている状態で発動できる「わざ」。
選ぶだけで発動するのではなく、その時々で下画面の指示に従った操作を完了させなければならない。
・おはらい
憑りつかれた妖怪を一旦後方へと下げておはらいを行う。
この際にも「わざ」同様に下画面の指示に従った操作が必要。
・アイテム
手持ちのアイテムを使用する。
・ねらう
攻撃する敵、ボスのどこを攻撃するか、飛んでくる魂など、あらゆる場面で「ねらう」コマンド。

合成
妖怪同士やアイテムを合成し、新しい妖怪やアイテムを生み出すことができる。
おそらくであるが決まった組み合わせでしか合成は無理っぽい。
そういう意味では合成の幅は狭いと言えよう。
今回あまり活用しなかったのでどれだけの種類を生み出せるのかは不明。

妖怪ガシャ
妖怪コインやゲームコインを使って引ける妖怪ガシャ。
アイテムや妖怪を入手することが可能だが、1日に3回までと回数制限があり、毎朝6時に更新される。
運が良ければ序盤からレア妖怪を仲間にすることも可能らしい。
私がゲーム後半までコレの存在を忘れていた。

細かい演出

家の出入りの際にはちゃんと靴を脱ぐ・履くといった様子から、雨の日にはカッパを着る。
自転車で止まった際には片足をついてバランスを取るといった、細かい演出部分がきちんと描かれている。
普通じゃないかと思われるかもしれないが、案外ここまで描いているゲームってない。
直接ゲーム性に影響がある部分ではないけど好感が持てる。

感想

とても丁寧に作られているというのが第一印象。
ゲームバランスは甘めなので、おそらく詰まるようなこともない。
ボリュームはEDを見るだけならたぶん15時間もかからないのでRPGとしては少ないが、クリア後も新しいエリアや妖怪のコンプリートといった収集要素があるので、実際にはもっと長い時間遊べそうだ。
また、妖怪の種類の少なさや合成の幅の狭さなど、似た要素を持つゲームと比較すると物足りない部分もあるのだが、良く取るのであればそのおかげでわかりやすいとも言える。
シリーズ第1作目としてはこれくらいでいいんじゃないかと思うね。
7月発売予定の2作目でどのような進化をするのか期待。

ただし、バトルでのタッチペン操作を面倒と感じる人には不向き。
終盤のボス戦などは結構忙しいし、人によってはイライラするかもしれない。
また、子供向けを意識した内容なので合う合わないは分かれるだろう。
まぁそれくらいは買う前からわかりそうなもんだけど。

関連商品

[amazonjs asin=”B00CDIHUE6″ locale=”JP” title=”妖怪ウォッチ – 3DS”]

関連リンク

ゲーム感想ページ

Comments are closed.

Post Navigation