MDソフト「ファンタシースターⅡ 還らざる時の終わりに」の感想です。
基本システムは全作と同じ最大4人PTのRPG。
ランダムエンカウントでの戦闘に勝利し、レベルアップと装備強化でキャラを成長させていく。
(PT入れ替え)
ストーリーが進んで仲間が増えると主人公の家でPTの変更が可能となる。
(バトル)
ターン制。
「たたかう」「さくせん」の2種類から選択。
「たたかう」を選んだ場合、とくに指示がなければ通常攻撃をし、指示があった場合はその指示通りの行動を行ったあとは防御する。
「さくせん」では「こうげき」「テクニック」「アイテム」「ぼうぎょ」の指示出しが可能。
前作では1種類の敵しか出現しなかったが、本作では複数の種類が同時に出現。
また、敵キャラクターだけではなく、主人公PTキャラのアニメーションも実現している。
(3Dダンジョンは廃止)
前作のウリだった3Dダンジョンは廃止され、普通のトップビューへなった。
一部のダンジョンでは多重スクロールによる高低差を演出しているが、とりあえずこれは見難い。
普通はキャラクター達の立っている場所とそこより下の場所で高低差を演出するものなのだが、本作ではそれを逆にしてしまっており、天井のパイプ(?)が目の前にあり、その奥にキャラクター達のいるマップが見えるという感じ。
また、最初のダンジョンからとにかく長くて複雑。
もう少しバランスってもんを考えて欲しかった。
右のタイプはいいのだが左のタイプがクセモノ
ハードがメガドライブになったことでグラフィックもサウンドもパワーアップ。
とくにBGMについては印象に残る曲が多く、私はシリーズの中でもこの「2」の曲が一番好き。
世界観も他のRPGにはない雰囲気で良かった。
ゲーム部分についてはダンジョンが苦痛なだけなのはなんとかならなかったもんか。
3Dじゃなくなったとかじゃなくて単純に最初から複雑だと、それ以降のダンジョンに対してもトラウマになってしまうわ。
それ以外の点でもバランス面の粗さも目立つけど、シリーズ2作目なんて「ドラクエ」でも「FF」でもひどかったもんなw
そう考えると当時のRPGとしては個性もあってよかったんじゃない?
人気のキャラはこのあたりか?
中古メガドライブソフトファンタシースターII 還らざる時の終わりに