主人公の彩と妹の咲を操作して敵を倒しながら進めていくアクションゲーム。
大量の敵をなぎ倒す、見た目はいわゆる無双系だが、武器についた血が増えると攻撃力が落ちるので振り払ったりパリィや見切りといった要素があるなどアクション性は強い。
しかし敵がゾンビのせいか耐久力が高く爽快感はあまりなかった。
PS2で発売された「THE お姉チャンバラ」の1作目と2作目のエピソードをまとめた内容らしいが、それらについてはプレイしていないので違いなどは不明。
彩のお色気は十分満足。
ステージクリアで得られる経験値でキャラクターがレベルアップし、得られたポイントで
・体力
・攻撃力
・防御力
3項目の強化が可能。
また、入手したお金でリングを購入して装備する事でもキャラの強化ができる。
さらには回復アイテムも購入可能。
何も考えずに先へ進もうとすると詰まるかもしれないが、ちゃんとレベルアップさせて回復アイテムさえ切らさなければまず苦労はしない。
屍霊の返り血を浴びることで「穢れ」が溜まると「暴走状態」となり攻撃力が増加。
その状態からさらに攻撃をし続けると「忘我」状態となり、攻撃力がさらに上昇する。
ストーリーをクリアすると遊べるようになるエクストラミッション。
与えられたミッションをこなすタイプの遊びのようだが、今のとここっちまで遊ぶ気はしないな……。
パリィと見切りを活用しよう
敵の攻撃タイミングに合わせてガードを行えば弾いてスタン状態にする事ができる。
この状態の敵に接近して【×と□ボタン】同時押しでクールフィニッシュという一撃必殺を食らわせることが可能。
この方法じゃないと倒せない敵もいる。
また、【R2ボタン】で行う見切りもタイミング良く見切ることで敵の行動を一定時間スローモーションにできる。
どちらの操作も特にボスを倒す上では効果的なので慣れておいて損はない。
クールフィニッシュを決めたい時に誤操作しやすい
スタン状態の敵に近づいて【×と□ボタン】同時押しで行うクールフィニッシュだが、誤操作してジャンプしてスカしてしまう事が何度もあった。
私が下手なだけかもしれないが結構イラつく。
キャラ切り替えの必要性がない
途中から彩と咲の操作切り替えが可能となるが必要と感じられる場面が全くなかった。
一部強制場面を除いたら最後までずっと彩でプレイしたし。
なにより咲は途中加入だからレベル低いし使い物にならん。
ストーリーのボリューム
メインであろうストーリーが思っていたより短かった。
この値段ならもうちょっとボリュームが欲しかったところ。
水着姿の姉ちゃんが刀振り回してゾンビ倒しまくる姿に高揚感を覚えるような人はおそらく満足できる。
無双系のような爽快感も求めると、ある程度同じステージの繰り返しでレベル上げや装備購入をしないと楽しめない。
ほぼ全裸に近いセクシー姉ちゃんがゾンビの返り血ドバドバ浴びる姿がこのゲームの魅力なんだろうか。
普通に屍霊の四肢を切り裂きながら進むのは気持ちいいんだけど、スタン状態にしないと倒せない敵(暴走状態なら倒せるんだけど)やこちらの攻撃に全く怯まない覚醒ゾンビの存在、そして【L1ボタン】押しで刀についた血糊を払わないといけない部分など、今作の特徴となる部分がテンポを損ねていたように思う。
だからダメってわけじゃないんだけど、何かが物足りない。
数ステージクリアした時に
「やったぜ」
って達成感よりも
「指疲れたな」
って気分になった。
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