ファミコンソフト『ゴッドスレイヤー』の感想です。

ゲーム内容


伝説の戦士である主人公(名前はプレイヤーが決定)を操作し、悪の帝国ドラゴニアと戦うアクションRPG。
主人公の移動速度が速いおかげでテンポ良くゲームを進められるのが特徴。

今回はNintendo Switchの『SNK 40th Anniversary Collection』に収録されているものをプレイしたので、説明書ナシでプレイした感想となります。
もしかするとFC版現物の説明書なら説明されているような部分などもわからずのプレイである点を踏まえて読んでいただければと思います。

属性武器と術を使いこなす


4つの属性
今作では4属性の武器と敵との相性があり、相性が悪いとボスはもちろん雑魚であろうとダメージが通りません。

一つのエリア内で、属性の異なる雑魚が複数出る場面も多く、まともに全部倒そうとすると持ち替えがちょい面倒だったりします。
ダメージが通らない武器でも敵を弾く事は可能なので、レベル上げや貯金目的じゃない場合はある程度無視してまうのも手ですね。

フォース技
攻撃ボタン長押しでフォースゲージを溜めてから放つ技。
属性ごとに必要アイテムを入手する事で、最大で3段階までパワーアップします。


術は各地にいる賢者から教えてもらえば、MPを消費して使用可能となります。
「リフレッシュのじゅつ」(体力回復)のように、ボタンを押している間MP消費して効果があるなど、一部の術は操作が独特。

最初はそれに気付かずにボタン一度押しばかりして少ししか体力回復しないので、
「ケチくさい術だな」
なんて思っていましたw

気になった点

当たり判定がわかりにくい
見た目以上に主人公の攻撃リーチが短く、剣が当たっているように見えても当たり判定がないためにこちらがダメージを受けるという場面が多々ありました。
逆に敵の当たり判定は遠距離攻撃も含めて見た目より大きく感じました。
レベルアップによる能力上昇を感じにくい
ライフやMPは確実に増えるんですが、攻撃力や守備力なんかは実際レベルアップで上昇しているのかわかりませんでした(チェックしておけば良かった)。
レベルが上がっても敵を倒すまでに必要な攻撃回数や被ダメージに変化が感じられなかったんですよね。
このあたりはレベルよりも装備依存な気がします。
状態異常してくる敵が多い
序盤から敵が毒などの状態異常攻撃を頻繁にしてきます。
中盤以降はほとんどの敵に接触してしまうとかなりの確率で状態異常になりました。
一部操作が面倒
これはファミコンのボタン数の問題なのでしょうがない気もしますが、1つのエリア内で属性の異なる敵が出現した場合(大抵出現します)や仕掛けを解くたびに装備画面で武器の持ち替えが必要となったり、一部装備アイテム使用時には術装備を外さないといけないのは面倒ですね。
もっとも画面切り替えの反応の良さや頻度を考えれば、気にならないという人の方が多いかもしれません。
一部ヒントが少ない
これはもしかすると私が見逃しているだけかもしれませんが、一部のフラグ立てに関するヒントがなさすぎて、かなりの時間各地を彷徨うなんてことも何度かありました。
ただ、これは今にして思えば
「テレパシーの術」
で、賢者からヒントを得られたのかもしれませんね。
でも後半になって尋ねてみても、
「人に頼ってばかりは良くない」
など、賢者たちからお叱りの言葉を頂いたので、実際のところどうかはわかりませんw

感想

気になる点はいくつかあるものの、どれもこの時代のゲームとしては大きな問題ではなく「普通」な方なんですよね。
むしろ今作はファミコン後期に発売されたゲームなので遊びやすい部類に入るかと思います。
難易度も高いか低いかで言えば、低い方ではないでしょうか。

状態異常攻撃の多さが鬱陶しいのと、レベルアップによる能力アップが実感できないのが残念ではありますが、
「FC時代のアクションRPGを手軽に楽しみたい」
という人にはいいのではないでしょうか。

関連リンク

・「ゴッドスレイヤー」プレイ日記1
・「ファザナドゥ」
・「ドラゴンクエスト」
・「ファイナルファンタジーIII」
・ゲーム感想ページ

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