PSVitaソフト「戦国乙女 ~LEGEND BATTLE~」のストーリーモードをキャラの台詞のみで紹介してみます。
時の将軍である足利ヨシテルは―
かつての重臣であった松永弾正久秀による反乱を鎮圧した
しかし松永の野望を挫いた後も―
天下から戦の火が消えることはなかった
松永との戦いが収まったことにより―
一時的な同盟を結んでいた武将達が
ふたたび敵同士に戻っていったのである
そんな中将軍ヨシテルは武将達を
まとめられない自らの不甲斐なさと―
収まることのない戦乱の世を
憂う日々を送っていた……
細川ユウサイは
足利将軍家に仕える宰相であり―
ヨシテルの良き相談相手でもあった
京の都 二条御所
明智ミツヒデ
ヨシテル様、以前にも増して各地で争いが起こっているようです
足利ヨシテル
なぜ皆争いを止めないのだろうか……
このままでは一向に平和が訪れることはないというのに……
細川ユウサイ
仕方のないことでございますよ、ヨシテル様。武将とは皆、
大なり小なり、胸の内に天下への野望を秘めているものでございます
足利ヨシテル
それは分かっています。ですが、それではいつまで経っても
この乱世を終わらせることなど出来ぬではありませんか
野望の先にあるものは、皆、天下泰平の世の中。ならば、
無用な争いをやめ、皆が手を取り合うことこそ最善のはずです
明智ミツヒデ
……結果として皆が同じ方向を向いているのであれば、
争うこと自体が無意味
細川ユウサイ
……そうでしょうか。
なぜ、皆が天下泰平を望んでいると思われるのですか?
足利ヨシテル
どういうことです?
細川ユウサイ
天下を目指して頂点に立ちたい者、純粋に戦いを楽しみたい者、
自国の領土だけを守りたい者、あるいは……
そのような者達をまとめ上げるには
力で支配するしかないのではないでしょうか
明智ミツヒデ
ユウサイ殿。
お言葉ですが、それでは松永のやり方と同じではありませんか?
足利ヨシテル
力による支配はいずれ、力によって滅ぼされます。
私は、力ではなく、和をもって天下を導いていきたいのです
細川ユウサイ
ヨシテル様の理想は、これまでの幕府の体制とは食い違っております。
それを変えるとなると、並大抵のことではございません
足利ヨシテル
……そうですね。その理想が通用しないからこそ、
私達はこうして議論を交わしているのでした
細川ユウサイ
その通りでございます……
足利ヨシテル
…………しかし、私は自らの信念を曲げることはできそうにありません
細川ユウサイ
……承知致しました。すべては、ヨシテル様のご意思のままに……
足利義昭
……姉上?
明智ミツヒデ
義昭様。何か御用があれば、このミツヒデをお呼びいただければ……
足利義昭
すまない、ミツヒデ。用というわけではないのです
足利ヨシテル
…………
足利義昭
……姉上、大丈夫ですか? 私に何かお手伝いできることは……?
足利ヨシテル
……ありがとう、義昭。でも大丈夫よ。これは将軍である私の
使命だから……
足利義昭
…………
足利ヨシテル
(はぁ。ダメな将軍ね、私は。まだ小さな義昭にまで心配をかけて……)
(このままではいけない……私は、もっと強くならなくては……!)
尾張編:第一章~トシイエ参上~
ここは尾張国
この地の領主である織田ノブナガは―
配下である豊臣ヒデヨシと共に
のんびりと城下町を散歩していた……
尾張 城下町
豊臣ヒデヨシ
御館様。今日も尾張は平和ですね~
織田ノブナガ
そうじゃのぉ~。尾張は……な。尾張のような国を増やしていかんとな
豊臣ヒデヨシ
そういえば、御館様。噂によると、最近このあたりに、誰彼構わず戦いをいどんでくる奴が現れるそうですよ
織田ノブナガ
ほぉ、どんな奴じゃ?
豊臣ヒデヨシ
なんでも、御館様と同じように、顔に刺青を入れた武将だとか
織田ノブナガ
ワシの真似をするとは度胸のあるやつじゃのぉ。
サルよ。其奴、お主とどちらが強いかのう?
豊臣ヒデヨシ
そんな奴に負けたりしませんよ。コテンパンにしてやります!
織田ノブナガ
ハッハッハッ威勢がよいのう! そんなに力が余っているなら、
これから今川のお嬢でもからかいに行くか
豊臣ヒデヨシ
いいですね! あたしもイエヤスちゃんと遊びたいです!
織田ノブナガ
よし。ではサル、戦の準備じゃ!
????
……おっと、待ったぁ!
ここを通りたければ、オイラを倒してからにしてもらうぜ!
織田ノブナガ
ん? 何じゃ、彼奴は?
豊臣ヒデヨシ
あ、見てください、御館様! あの子の顔の刺青!
織田ノブナガ
ん?
????
あれ? その顔の刺青は?
もしや、お前もノブナガ様に憧れているのか!?
豊臣ヒデヨシ
ちっ、違うよ! ノブナガ様本人だよ! 何言ってるの!?
????
えっ!! マジ?
織田ノブナガ
そういうお主は誰じゃ?
????
しっ、失礼致しました! 申し遅れました!
オイラは前田トシイエを申します!
前田トシイエ
ノブナガ様の一の家来になるため、こうして武者修行をしております!
ここで会えたのも何かの運命!
ノブナガ様、ぜひオイラを家来にしてください!
豊臣ヒデヨシ
えー、でも御館様のこと間違えてたし~。そんな人、家臣にしないよ~
前田トシイエ
ばっ、バカッ! そこの黄色いの、お前ちょっと黙ってろ!
豊臣ヒデヨシ
黄色いのじゃないよ! あたしの名前はヒデヨ……
織田ノブナガ
まぁ待て、サル
トシイエとやら、お主がワシの家臣に相応しいかどうか、
その腕を試してやろう
前田トシイエ
よっしゃぁ! ぜひよろしくお願いします! ……でやああぁぁっ!
前田トシイエ
はぁ、はぁ……まだです! まだやれます!
織田ノブナガ
うむ、気に入った。トシイエよ、ワシのもとで励むがよい
前田トシイエ
本当ですか!? やったぁ~! ありがとうございます、御館様!
豊臣ヒデヨシ
あたしは豊臣ヒデヨシだよ。良かったね、トッシー
前田トシイエ
と、トッシー? 馴れ馴れしく呼ぶなよ!
豊臣ヒデヨシ
それより、トッシー、その刺青、似合ってるね! ちょっと触らせて~
前田トシイエ
こ、こら! 気安く触るんじゃねえ!
これは、御館様の真似をして入れた、大切な刺青なんだぞ!
織田ノブナガ
ワシの真似じゃと?
前田トシイエ
そうなんですよ! へへへ、お揃いですね、御館様!
豊臣ヒデヨシ
本当に御館様とそっくりだね~
前田トシイエ
だろ? これは御館様とオイラの絆の証なんだぜ?
豊臣ヒデヨシ
でも御館様の刺青と少し違うのは、ちょっと変えたの?
前田トシイエ
え? オイラはまったく同じに……
豊臣ヒデヨシ
でも、ほら! 御館様のと少し違うでしょ?
前田トシイエ
な、何てことだ……お揃いだと思ったのに……
豊臣ヒデヨシ
間違えちゃったんだ~。トッシーのもオシャレだから、
あたしはいいと思うけど
織田ノブナガ
気にすることもなかろう。ワシの刺青と似ているだけでは不服か?
前田トシイエ
そ、そんなことありません!
これから誠心誠意、御館様の右腕となって働きます!
感想
「ストーリー」は
・尾張編
・駿河編
・京都編
・流浪編
の4つから選択可能で、今回尾張編を最初に選んだのは一番上にあったから。
本当はどこからでもいいのかもしれないけど、なんとなく順番にプレイしてみようかと考えています。
序章と第一章を終えて。
今作の世界観はまだよくわかってないけど、普通にノブナガとヒデヨシが城下町散歩していて微笑ましい感じw
最初のムービー中にノブナガを見上げるヒデヨシの表情なんかはとても可愛いし(ロリじゃないよ)。
流れ的にトシイエが加わって3人で今川ヨシモトの所へ行くのかな?
ほのぼのとした雰囲気だけどこの先どんな展開が待っているのか楽しみです。
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・尾張編:序章~第一章
・尾張編:第二章~第三章
・尾張編:第四章~第五章
・尾張編:第六章~第七章
・尾張編:第八章~第九章
・尾張編:第十章~終章
・ゲーム日記ページ