ニンテンドーDSで発売されたドラキュラシリーズ最後のタイトル。
実際にプレイしてから間隔があいているので、覚えている範囲での紹介となります。
錬金術士バーロウの元でドラキュラを倒すべく修行していたシャノアとアルバス。
ある日、バーロウはシャノアをグリフの能力者とするも、それに納得のいかないアルバスは三つの力を持ち去ってしまう。
その時のショックで記憶や能力を失ったシャノアは基本を再度教え込まれ、アルバスの持ち去った力を取り戻すために彼を追う事となった。
ちょっとハッキリ思い出せないけど最初の流れはこんな感じだったかと。
それぞれの単語については申し訳ありませんが調べて下さい……。
(面クリアタイプの探索型)
「月下の夜想曲」以降に見られる探索型ドラキュラである。
当然これまで同様に敵を倒す事で経験値を獲得しレベルアップさせる要素があり、ボス戦で苦労した場合にはレベル上げや装備の見直しによってクリアできる事も。
ただし、前作までのように巨大なドラキュラ城内部のみで展開されるのではなく、今回は一つのマップだけではなく、小規模~中規模のエリアをクリアしていく「面クリアタイプの探索型」である。
なお、「蒼月の十字架」「ギャラリーオブラビリンス」同様にニンテンドーDSの二画面を活かして、片方の画面にはマップまたはステータス表示が常にされており、探索型ゲームとして遊びやすくなっている。
(グリフ)
敵を倒した際にランダムで出現したり、ステージ内に隠されている「グリフ」をシャノアに吸印させて装備させると、様々な攻撃方法や特殊能力を扱えるようになる本作の新システム。
「蒼月の十字架」でいうところのタクティカルソウルシステムと似たような感じかな?
ただし、本作のグリフはより直接的にシャノアの攻撃方法に絡んでくるので重要な要素となっている。
(難易度)
これは他のユーザーの方の意見もぜひ参考にしていただきたいのだが、私個人がプレイした感想では、少なくともニンテンドーDSで出ているドラキュラ3作の中ではもっとも難易度が高く感じられた。
最大の理由は面クリアタイプになったという点だろうか。
例えば私が以前レビューで書いた「蒼月の十字架」だと、雑魚が強くて先へ進めないと感じた場合、他の場所へ向かう事もできた。
しかし、本作ではBというエリアに行こうとすると、必ずAというエリアをクリアしなければならない。
Aエリア内にダメージの大きい雑魚が徘徊していれば進むのは当然ラクではないし、ボスでもいようものならそこで詰まってしまう。
だが、この難易度はいい意味での緊張感を持続できるようになっている。
ニンテンドーDSで発売されたドラキュラ三作の中では一番人を選びそうなのが本作。
難易度も高めだとは思うものの、そこはアクションRPGらしくレベル上げをきっちりこなせばなんとかなる。
DS版のドラキュラ三作はどれも安定した面白さと完成度を誇っているので、どれをプレイしても損はしないんだけど、なにぶん「ギャラリーオブラビリンス」とこの「奪われた刻印」は入手困難なのがネック。
せっかくプレイした人の評価も高いんだから再販すればいいのに……。
とりあえず今回は簡単な紹介となりましたが、レビューはクリア後にまた書いていきたいと思います。
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