『響け!ユーフォニアム』第8話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねてみました。
(ネタバレ注意)


松本:もう一度言っておくぞ!祭といえども高校生らしく楽しむ事!わかったな?
(久美子:という美知恵先生のしつこい注意と、)

滝:では、本日の練習はこれまでにします。
「ありがとうございました!」


(久美子:お祭りの熱でどこかうわついた練習が終わると夕暮れとともににぎやかな祭の時間がやってくる。)

梨子:後藤君、お待たせ。どうかな?

卓也:かわいい・・。

梨子:ありがと。



緑輝:うん。オッケーです、葉月ちゃん。

葉月:ホント?変じゃない?
緑輝:超かわいいです!
葉月:私服でスカート履くのほぼ初めてなんだけど・・。

ガーン!

緑だ・・!すごい再現率!

緑輝:よく言われます。
葉月:名前何だっけ?
琥珀:琥珀。
緑輝:葉月ちゃんだよ、こんばんはは?
琥珀:こんばんは。

葉月:やばいね!こんばんは。

琥珀:緑ちゃん、お祭り・・。
葉月:早く行きたいかー。
緑輝:じゃあ緑たちは行きますかね。

ねえ葉月ちゃん、今日めちゃくちゃかわいいですよ!ね?琥珀。
琥珀:超かわいい。
葉月:そう?
緑輝:最高です!
葉月:サンキュー!じゃあね。
緑輝:また明日。

葉月:いってらっしゃーい!


秀一:加藤!悪い、遅れた。
葉月:お・・おう!

久美子:なんで・・ユーフォ持って来なくちゃいけないんだ・・!

麗奈:10分遅刻。何?

久美子:いや、かわいくてビックリした。

麗奈:行こう。
久美子:え?どこ行くの?
麗奈:大吉山、登るの。
久美子:なんで?
麗奈:なんとなく。楽器は交代で持つから。
(久美子:高坂さんの真っ白いワンピースと少しひんやりとした青い空気にみとれて、わたしの頭の中は雪女のお話でいっぱいになった。不安を感じながらもその美しさに惹かれ命を落としてしまう気持ちというのはこういうものなんだろう。)

麗奈:どっちが好き?
久美子:え?
麗奈:さっきの神社とこっちの神社。わたしはこっちの方が好き。渋くて大人な感じがする。わかんない?
久美子:ねえ。
麗奈:何?
久美子:こういう事よくするの?
麗奈:こういう事って?

久美子:いきなり山に登ったりとか。
麗奈:わたしを何だと思ってんの?するわけないでしょ。
久美子:だよねー。

麗奈:でもたまにこういう事したくなるの。制服着て学校行って部活行って家戻って・・なんかたまにそういうの全部捨てて18切符でどっか旅立ちたくなる。
久美子:それはちょっとわかる気がする。
麗奈:これはその旅代わりみたいなもん。

久美子:随分スケール小さくなっちゃったね。

麗奈:それは仕方ない。明日学校だし。

早く。

交代、楽器。
久美子:いいよ、これ重いし。
麗奈:ダメ。そういうのちゃんとしないと気が済まないから。
久美子:じゃあ。

なんかあれだね。
麗奈:何?
久美子:その白ワンピースにユーフォ持たせてるの背徳感がすごい。
麗奈:なんで?

久美子:足痛くないの?

麗奈:痛い。でも痛いの嫌いじゃないし。

久美子:なにそれ?なんかエロい・・。

麗奈:変態。

香織:オーディション、うまくいきますように。
あすか:そんなのお祈りしてもうまくはならないよ。
晴香:それはそうだけど・・。

あすか:楽器も音楽も全部自分次第でどうにでもなるのに神様に頼むなんてもったいないよ。
香織:それもそうだね。

あすか:ん?あれ?加藤ちゃんじゃない?何?彼氏!?やったぜ加藤ちゃんかよ!
晴香:追いかけちゃダメだよ、見なかったフリ!ね!
あすか:わかってる!

葉月:やっと座れたね。あ、たこ焼き。ちょっと冷めてるけど。
秀一:サンキュー。
葉月:わたし、男子とあがた祭来んの初めてかも。
秀一:俺も初めて。あんまこういうの慣れてないし。加藤さ、チューバ上手くいってる?この間持って帰ってたよな。

葉月:塚本!わたしさ、塚本の事が好きなんだけど・・!

秀一:あ・・うん・・いや・・おう。

葉月:何その反応・・?
秀一:あいや・・ビックリして・・。

葉月:で、返事は?

秀一:ごめん。

葉月:そっか。


よし!わかった!わたしが久美子との間取り持つわ!
秀一:え・・いや・・あいつとはそんなんじゃないし!
葉月:もしかして自覚なしってやつ?
秀一:ホントに違うんだって!マジで!

葉月:チューバは・・チューバは陰で支えるのが仕事なのだよ、塚本君!


麗奈:アプリ、暗いと思って入れといた。

わたし本当はさ、前から思ってたの。久美子と遊んでみたいなって。
久美子:え?
麗奈:久美子って性格悪いでしょ。
久美子:もしかしてそれ悪口?

麗奈:褒め言葉。中三のコンクールの時、本気で全国行けると思ってたの?って聞いたんだよ。性格悪いでしょ。

久美子:いや、あれは純粋に気になったから・・ていうかやっぱりそれ悪口・・?

麗奈:違う!これは愛の告白。

久美子:どう考えても違うでしょ。

麗奈:でもわたし、久美子のそういうところ気になってたの、前から。好きっていうか親切ないい子な顔してでも本当はどこか冷めてて、だからいい子ちゃんの皮ペリペリってめくりたいなって。

久美子:それは・・どういう・・。
麗奈:わかんないかな?わたしの愛が。
久美子:高坂さん、ねじれてるよ・・。

麗奈:着いた。

綺麗だね・・。
久美子:うん・・。

高坂さんはこれが見たかったの?

麗奈:見たかったっていうとちょっと違うけど、他人と違う事がしたかったの。

久美子:地面が星空みたいだ。あれお祭りの明かりかな?

麗奈:そんなに塚本が気になる?
久美子:え?そんなわけないじゃん!そんなんじゃないし。
麗奈:ふーん。そんなんじゃないんだ。
久美子:うん。

麗奈:ねえ、お祭りの日に山に登るなんてバカな事、他の人たちはしないよね?
久美子:うん・・まあ・・。




麗奈:久美子ならわかってくれると思って。わたし、興味ない人とは無理に仲良くなろうと思わない。誰かと同じで安心するなんてバカげてる。当たり前に出来上がってる人の流れに抵抗したいの。全部は難しいけど、でもわかるでしょ?そういう意味不明な気持ち。

久美子:うん、わかるよ。高坂さんの気持ち・・。


麗奈:麗奈。
久美子:麗奈・・。

麗奈:わたし特別になりたいの。他の奴らと同じになりたくない。



だからわたしはトランペットをやってる。特別になるために。

(久美子:吸い込まれそうだった。わたしは今この時なら命を落としてもかまわないと思った。)
トランペットやったら特別になれるの?

麗奈:なれる!もっと練習してもっと上手くなればもっと特別になれる。自分が特別だと思ってるだけの奴じゃない。本物の特別になる。


やっぱり久美子は性格悪い。

準備できた?

久美子:できたよ、何やるの?
麗奈:中三の時やったやつ。送別会の。

好きなの。

久美子:わかった。






(久美子:こうしてまるで夢でも見ているような不思議な時間は過ぎて、そしてまた・・)

滝:では、オーディションを始めます。

(久美子:次の曲が始まるのです。)
葉月ちゃん、直球勝負でフラれてしまいましたね・・最後の涙でもらい泣き。
久美子ちゃんと高坂さんの距離が縮まったのでしょうか?
以上、Bパートでした。
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