『響け!ユーフォニアム』第5話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴っていきました。
(ネタバレ注意)






「すごい!」
「男子並みだよ!どうなってんの!すごいよ!葉月!」

緑輝:さすがチューバですね。葉月ちゃんが担当するチューバは吹奏楽の中でも特に肺活量が必要な楽器と言われています。
「そうなんだ。」
葉月:だからさ、いつも先輩に鍛えられてて・・。
(梨子:はち切った心で吐く!さらに吐く!諦めないでまだ吐けるよ!まだいける!もっといける!全部吐いて!残らず吐いて!吐いて吐いて吐いて吐いて!)
緑輝:って毎日耳まで赤くして頑張ってます!



久美子:うそっ!胸囲が去年と同じ・・全く変わってない・・!


おい久美子!あんたもう高校生だよ!春になったらおっきくなってすっかり大人になるんじゃなかったの!?

緑輝:久美子ちゃん、どうかしましたか?
久美子:あ、緑ちゃん・・。

緑輝:え?

久美子:ぺったんこ。
葉月:ん?何?

久美子:二人ともありがとう!遠回しに励ましてくれて。わたし心が折れそうに・・。
緑輝:あ!あすか先輩です!
葉月:先輩!

あすか:お、終わったね、身体測定。どうだった?

少しは成長したの?お嬢ちゃんたち!



晴香:はーい。来週の本番に向けて衣装配るから順番に取りに来てねー。

(久美子:サンライズフェスティバル、通称サンフェスでは音楽イベントの一つとして府内各校の吹奏楽部によるパレードが恒例となっている。)

晴香:次、低音。
葉月:はいはいはーい!


(久美子:吹奏楽部ではマーチングといって今回のように行進したりフォーメーションを展開しながら演奏する事もある。マーチングコンテストに力を注ぐ有名校にもなると中には衣装に憧れて高校を決める生徒もいるらしい。)

晴香:はい、聞いて!
あすか:今日の練習はグラウンドが空いているので外でやりまーす!試着終わったらジャージに着替えてグラウンド集合で!
「はい!」

葉月:どう?似合う?
緑輝:はい、似合ってます!


緑もコンバス持って行進したかったな。
葉月:無理でしょ。
緑輝:わかってます!

葉月:まあ今回はわたしたち初心者に混じって一緒に歩こ。

優子:先輩かわいい!マジエンジェル!あとで写真いいですか?一緒に。
香織:いいけど・・去年も撮ったような・・。
優子:いいんです!何度でも!

あすか:さすが香織!確かに似合う。

香織:もう!あすかの方が全然かっこいいよ。
あすか:え?そうかな?
香織:スタイルいいし美人だし、それに・・。

久美子:わー・・これってもしかして焼ける?
葉月:そりゃ焼けるでしょ。
緑輝:出てるとこだけこんがりと。

葵:はい、使っていいよ、日焼け止め。
久美子:葵・・先輩。
「ありがとうございます!」

葵:やっぱり落ち着かないね、久美子ちゃんに先輩って言われると。

久美子:あ・・ありがとう・・。

あすか:はーい、いいですか。今日はまず楽器を持たずに練習をします。初心者の一年はステップ練習をしてください。他は全員行進の練習から始めます。足が揃ってないとある意味演奏のミスより目立つので気合を入れていくように。
「はい!」


(久美子:行進は一歩62.5cm、左足から歩き出す。一歩62.5cmというのは八歩でちょうど5m。演奏しながら下を見ないで常にこの歩幅で歩けるようにならないといけない。)

(正確にできていればこうなるし、)

(できていなければこうなる。)

晴香:足ちゃんと揃えてね、ちょっと身体ぶれてるよ。
あすか:前をしっかり見て。
晴香:背筋伸ばして、ほらそこ、ライン揃ってないよ。
あすか:はい、それじゃあ五分休憩!

久美子:やっと休めるよー。
葉月:暑かった・・。
久美子:これ本番はもっと暑いよね・・。
葉月:勘弁してほしいよ・・飲む?
久美子:あーいい。ありがと。

あれ?緑ちゃんは?

葉月:なんかかわいいからガードやってって言われてたよ。
久美子:ふーん、ガードか・・さすが聖女だね。

葉月:わたしなんて謎ステップもまだなのに・・。
久美子:あー、北宇治高名物の?
葉月:謎っていうだけあって難しいんだよ。

歩きながらえっとこうしてこう、こう、こう、こう、でこうか?あれ?こうだっけ?
久美子:確かに謎だー。

葉月:でしょ?

さっきあすか先輩に注意されたんだ。ねえあすか先輩ってさ、部長より厳しいよね。

夏紀:そりゃそうだよ。あすか先輩はドラムメジャーだからね。
久美子:夏紀先輩。
葉月:あの、ドラムメジャーって何ですか?

夏紀:隊列の先頭を歩いて指揮者の代わりになる人。ま、そのバンドの顔みたいなもんかな。
久美子:バンドの顔って部長じゃないんですね。
夏紀:晴香先輩はメンタル弱いからな。
葉月:部長なのに?


夏紀:まあね。ホントはみんなあすか先輩に部長になってほしかったんだけど、あすか先輩はそういうのあんまり好きじゃないからさ。副部長もしぶしぶだったし。
久美子:そうなんですか?
葉月:すごいリーダー体質って感じだけど。

夏紀:ま、向き不向きと好き嫌いは別って事じゃない?どっちにしろ去年に比べれば随分変わったよ。去年は行進の練習なんて当日までほとんどしなかったし。

あすか:そろそろ始めるよ!
「はい!」




(久美子:あの「海兵隊」の合奏以来、この部の空気は明らかに変わった。やってもどうせ同じだ、から頑張ればよくなる、に変化したのだ。人は単純だ。見返りがあるとわかれば頑張るようになり、頑張ってよくなればさらに頑張ろうとする。)


あすか:はい、集合して。ラスト一本の感じ忘れないでね。来週の本番までもう時間がないから明日も集中して練習するからね。

「はい!」
滝:ではそろそろ時間ですね。
あすか:はい、じゃあ今日はここまで。片付けに入ります。

「あのちょっといいかな?明日からグラウンド使えないんでしょ?ならもう少し合わせておいた方がいいと思うんだけど。」

滝:わかりました。あと30分だけ延長しましょう。ただ帰らなきゃいけない人は帰ってください。続ける人は携帯使っていいですから家に連絡する事。わかりましたか?
「はい!」

葵:じゃあね、久美子ちゃん。
久美子:え・・あ・・葵ちゃん帰るの?
葵:うん。これから塾なんだ、頑張ってね。

久美子:あ・・先輩付けるの忘れてた。

葉月:一ニ一二一二一・・なかなか慣れないよ・・。

じゃあね。
久美子:バイバイ。


よいしょ・・あー疲れた・・今日は爆睡だな・・。




高坂さん、電車通学になったの?
麗奈:帰り遅くて危ないからってお母さんが。
久美子:そうだよね、昨日もこんな時間だったもんね。

(どうしよう、何話そう・・中学の時の事は話せないし、また滝先生の話するのもなあ・・。)

そろそろ中間試験だね。
麗奈:うん。
久美子:高校って勉強難しいよね。
麗奈:うん。

黄前さん。
久美子:あ・・はい。

麗奈:どう思う?滝先生。

久美子:え?滝先生?

麗奈:そう、どう思う?
久美子:どうって・・そりゃいい先生だと思うよ。みんな練習するようになったし、夏紀先輩も去年はこんな事なかったって言ってたし、

それにまあ、かっこいい・・とか・・。

麗奈:かっこいい!?

久美子:え!いやわたしじゃないよ!みんなが言ってるの!

わたしはどっちかっていうと乗せるの上手い先生だなぐらいで。
麗奈:そう。
久美子:うん、そう・・ほら、「海兵隊」が上手にできたからって去年まで銅賞だったところがいきなり全国行けるとかそんなのありえないよなーって思って・・。


いや!違う!違うの!そういうんじゃなくって・・!


あ。



麗奈:黄前さんらしいね。じゃあわたし、こっちだから。


(久美子:その微笑みは謎ステップより謎すぎたけど、なぜかちょっとだけうれしかった。)

久美子ちゃん、また地雷踏んでましたが・・高坂さん笑ってましたね!
吹奏楽の専門用語が沢山出ますが・・わたしは無知なので勉強になります。
胸の大きさネタが各所にちりばめられているAパートだった気がします。
以上、Aパートでした。
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