『響け！ユーフォニアム』第1話「ようこそハイスクール」Aパートお気に入り台詞集

『響け！ユーフォニアム』第1話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
（ネタバレ注意）

「やばい、緊張する・・。」

「来た・・！」

「金だ！金だよ！わたしたち！わたしアサミに報告してくる！あの子緊張でトイレに閉じこもってるから！」

久美子：金だ・・ダメ金だけど、金・・。

高坂さん、泣くほどうれしかったんだ。

よかったね、金賞で。

麗奈：悔しい・・。

久美子：え？
麗奈：悔しくって死にそう・・。なんでみんなダメ金なんかで喜べるの・・わたしら全国目指してたんじゃないの・・？

久美子：本気で全国行けると思ってたの？

麗奈：あんたは悔しくないわけ？わたしは悔しい！めちゃくちゃ悔しい！

（久美子：高校に入ったら胸が大きくなるなんて噂、どうして信じちゃったんだろう・・。）

（そんな事を思いつつ、わたしの高校生活は始まろうとしていた。）

（わざわざ同じ中学の子が少ないこの学校を選んだのは、憧れのセーラー服の高校がここだけだったのと、いろんな事を一度リセットしたかったから。）
あすか：新入生のみなさん、北宇治高校へようこそ！

久美子：あ、吹部だ。

あすか：輝かしいみなさんの入学を祝して！

久美子：ダメだこりゃ・・。

（久美子：下手すぎる！）

（バラバラしてた・・ピッチも合ってないしリズムも・・でもまあ全国目指してる感じじゃないんだろうな・・。）

でもあれは下手だよなー・・。
葉月：何が？
久美子：え！？
葉月：今言ってたじゃん、下手だよなーって。

久美子：声に出てた・・ていうかあなたは？

葉月：わたし？加藤葉月！後ろの席だからよろしく！
久美子：わたし黄前久美子、よろしく。
葉月：で何が・・？

松本：まずは名前を確認する。・・・黄前久美子。
久美子：はい。
松本：加藤葉月。
葉月：はい。
松本：川島・・あ・・りょく・・き？

緑輝：すみません・・あの・・それサファイアです・・緑が輝くと書いてサファイア。

葉月：サファイアか！かっこいいね。
久美子：うん。

葉月：久美子、一緒に帰ろ。
久美子：え！？久美子？

葉月：え？合ってるよね？名前。

久美子：あ・・うん・・それは合ってる。
葉月：よね？わたし葉月ね、加藤とかでもいいよ、適当に呼んで。

久美子：一緒に帰る子いないの？あ・・。
葉月：イヤ？

わたしさ、高校で新しい友達作って新しい事いっぱいするって決めてるんだ。だからよろしくね！久美子ちゃん。

で、何が下手だったの？
久美子：それはもういいじゃん。

葉月：あ！オパールちゃん。
久美子：違うよ・・なんかもっと緑色っぽい・・。

緑輝：あの・・あのあの！それってチューバ君ですよね？
久美子：え！？
緑輝：かわいいなあ、チューバ君。大好きなんです。さわってもい・・。

葉月：ねえ、オパールちゃん。
緑輝：サファイアです・・。
葉月：あ、ごめん！サファイアちゃん。
久美子：好きなんだ。
緑輝：はい。かわいいな。
葉月：なにそれ？
久美子：チューバのゆるキャラだよ。
葉月：チューバ？
久美子：金管の楽器。
葉月：金管の楽器？
緑輝：緑、吹部だったんですよ。コンバスやってました。
葉月：コンバス？
久美子：緑？

緑輝：緑というのは緑の名前です。サファイアってなんかアレですし緑って呼んでいただけるとありがたいなって思ってます。

そしてコンバスというのは楽器の名前です。こーんな大きなバイオリンのお化けみたいなやつです。知ってますか？
葉月：それ見たことあるよ！
緑輝：ありますか！
久美子：わたしも吹部だったよ。
緑輝：ホントですか？えーっと・・。

葉月：黄前久美子、久美子でいいよ。わたしは葉月ね、よろしく！

緑輝：久美子ちゃんは、久美子ちゃんのパートは？
久美子：あ、低音。ユーフォやってたよ。
葉月：え？ＵＦＯ？

久美子：ＵＦＯじゃなくてユーフォ、ユーフォニアムっていう・・あ、これの小さいの。
葉月：へー、大分小っちゃいね。
久美子：ん？
葉月：わたしね、中学まではテニス部だったんだけど高校からは吹奏楽やろうと思ってるんだ。
緑輝：緑、今から吹部の見学行くんです。もしよかったらみんなで一緒に行きませんか？

葉月：うわすっごー！あれトランペットだよね！わたしあれがいいんだー！かっこいいよねー。
緑輝：見て見て、葉月ちゃん。あれがユーフォ。

葉月：どれどれ・・ユーフォでか！もうビックリするじゃん！久美子がチューバ君より小っちゃいって言うから。

久美子：あーごめん・・。
葉月：サックスもいいな。

緑輝：葉月ちゃん！
葉月：痛い・・。
久美子：大丈夫？

あすか：あれー？君たち、もしかして見学しに来てくれたのかな？さあ入って入って！カモンジョイナス！

葉月：やば・・きれい・・。

あすか：さささ、これが我が校の吹奏楽部です。君たちが見学者第一号。記念に飴を上げちゃおう。

葉月：え！？

あすか：パー！
晴香：あすか！
あすか：はい？
晴香：新入生が緊張するからあんまり話しかけないようにしようって決めたでしょ。
あすか：えー！

晴香：さっそくおびえてるよ。ごめんね、ゆっくり見て行ってね。
あすか：よろしくー！
晴香：ほら行くよ。

緑輝：銅賞・・。

葉月：ねえ久美子、あの四角いの何？
久美子：あーチューナーだよ、あれで音を合わせるの。
葉月：へー。
あすか：あれー？もしかして君初心者？
葉月：あ、はい！
あすか：そっかそっか！じゃあ吹奏楽の基本的な事から教えてあげる・・。

晴香：あすか！
あすか：はいはい。
晴香：じゃあチューニングベーで。

トロンボーンちゃんと狙って。ほらずれてるよ。ちゃんと音聞いて。

もう一回やろっか・・チューナー使っていいから。

葉月：何？
久美子：ちょっと音が合ってなくて・・。
葉月：え？そうなの？

（久美子：高坂さん！？）

麗奈：すみません。
晴香：見学ですか？
麗奈：いえ、入部したいんですけど。
晴香：え！ホント？
あすか：ようこそ吹奏楽部へ！梨子、早く入部届！
梨子：え！今ですか？
あすか：当たり前でしょ！逃げちゃったらどうすんの？
緑輝：そろそろ行きましょうか。
「失礼しました。」

緑輝：さっきの子きれいでしたね、知り合いですか？
久美子：え、あ、知り合いっていうか中学の時、吹部で一緒だったんだけど・・。
葉月：知り合いじゃん。
久美子：うーん、すごくってわけじゃなくて。
葉月：そんなもん？

緑輝：でも・・この学校の吹部って思ってた以上に・・その・・上手くないよね・・。
葉月：え！？そうなの？
緑輝：そうですね・・多分、府大会では目指せ銀賞なんじゃないかな？
葉月：銀賞だったらすごいんじゃないの？

緑輝：関西とかまあ全国とかに行きたかったら各大会で金賞を取らなくてはいけないんです。しかも金賞といってもダメ金ではいけません。
葉月：ダメ・・ダメ金って何？
久美子：吹奏楽のコンクールは金銀銅の三つの賞があって金賞の中から代表が選ばれるんだけど選ばれなかった金をダメ金って言うの。サファイアちゃんが言うみたいに次の大会に進みたかったらダメ金じゃダメで・・あ、難しかった？
葉月：うん・・ごめん・・。