『幸腹グラフィティ』第7話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)





リョウ:ふんわりジューシーな白身と脂の乗ったパリッパリでトゥルットゥルな皮・・おいしい!




椎名:大分涼しくなってきたね。
きりん:んー。
椎名:どうしたの?
きりん:なーんか秋ってパンチに欠ける。まだ紅葉には早いし、もっと暑いか寒いかハッキリしてほしい!
椎名:あんなに暑い暑いうるさかったのに。
きりん:だってさー・・。

どうしたの?リョウ。
リョウ:あ・・はい。もう夏もおしまいだなって。
きりん:ホント。なんかさみしい気持ちになるよね。秋まだ来てほしくなーい。
椎名:あ、そうだ。来週家でサンマの炭火焼きパーティしようかなと思うんだけど、来る?

「行く!」
きりん:わーい!秋最高!
椎名:わかりやすくていいね。
リョウ:でもどうして急にサンマなんですか?
椎名:来週親戚から届くからおすそ分け。
リョウ:え、でも家族のみなさんの分は?

椎名:いつも余って大変なくらい送られてくるんだ。助けるつもりで来てよ。家が猫屋敷になる前に。

毎年この季節になると魚の匂いでノラがやって来てすごくてさ。

リョウ:そ・・そういう事でしたら。
椎名:七輪で焼くからおいしいと思うよ。
リョウ:あー!わたし七輪初体験です。
きりん:七輪?
リョウ:土製のコンロの事ですよ。
きりん:どうやって焼くの?

リョウ:えーと・・じゃあわたし来週までに調べておきますね。
きりん:うん、わかっ・・。

椎名:いや、今回はわたしたちが作るよ。ね?森野さん?
きりん:え!初耳!ちょっと!何勝手な事!

椎名:だって作るのいつも町子さんじゃん!

きりん:でもリョウが作った方がおいしいし!


椎名:夏休み町子さんの家に遊びに行って思ったけどさー。町子さんが料理作ってる間勝手な事してて、洗い物とか家事も丸投げ、完全に頼りっきりだよね。


きりん:椎名・・容赦ないよね、攻撃・・。

椎名:森野さんの心のこもった料理食べたら町子さんものすごく喜ぶと思うんだけど・・。
きりん:え!?

(リョウ:おいしい!きりんてば最高ですー!)
あのー・・どうかしましたか・・?

きりん:わ・・わたしたちに作らせてください!

(リョウ:敬語!?)

椎名:たまには日頃のお礼に作らせてよ。
リョウ:お礼ですか・・?
椎名:ね?
きりん:うん。

どうしたの?
リョウ:いえ、ちょっと意外で。二人とも調理には興味がないと思ってたので。

(きりん:そうだった・・!わたしたち二人とも調理についてはほぼ未経験者・・!)

椎名:気にしないで。実はサンマ料理は大得意なんだ。

(きりん:絶対見栄だ・・!)

リョウ:まだ一時か・・。

(きりん:おはよう、リョウ。)
(リョウ:いらっしゃい、きりん。)
(きりん:いってきます、リョウ。)
(リョウ:あ、そんな・・まだ来たばっかりじゃ・・。)
(きりん:わたしと椎名でサンマパーティの準備しとくから、四時頃椎名ん家来てね。じゃあね!)

リョウ:作ってもらうのはうれしいですけどちょっとさみしい気もしますね。きりんと椎名さん、本当に二人で大丈夫でしょうか。


椎名:えっとあとは・・炭を買うのだけでも町子さんに手伝ってもらったらよかったかな。でもまあ森野さん一人で五人分は持てるだろうけど。

きりん:椎名!あったよ炭。このくらいでいいの?

椎名:五人どころか数十人分か・・。

きりん:リョウだけ別行動ってなんかさみしいね。
椎名:町子さんには休んでほしいからね。
きりん:ふーん。

でもさ、サンマ料理大得意なんて言っちゃってどうすんの?
椎名:大丈夫。露子さんに助けを頼んどいた。
きりん:露子さんてあの椎名そっくりなお手伝いさん?

椎名:うん。露子さんすごく料理うまいんだ。和洋中の三ツ星シェフに土下座させた過去があるんだって。
きりん:それ・・就く職業間違ってるよ!

リョウ喜んでくれるかな?これで元気になったらいいな。
椎名:うん?

きりん:お盆から少し元気なくて心配だったんだよね。やっぱりおばあちゃんの事思い出すみたいでさ。もっとさみしいとか言ってくれてもいいのに。

椎名:そっか、だから町子さん最近元気なかったのか。

きりん:え?それで言い出したんじゃないの?サンマパーティ。
椎名:なんとなくだけどね。


露子:では始めましょう。リクエストのサンマの炭火焼き、これ一本に絞りたいと思います。
きりん:え?それだけ?もっとパーティって言うなら豪華な・・。


露子:炭火焼きを甘く見ていますか?
きりん:え!?
露子:サンマ料理の基本たるもので単純だからこそごまかしが効かないのです。日本料理の板前は煮炊き三年焼き一生と言われ、魚を焼くには繊細な火加減とタイミングを見計らう経験と勘が必要となります。特にサンマは脂が多いので・・。

きりん:ごめんなさい・・是非焼かせてください、炭火。
椎名:焼くのはサンマ。
露子:まず下準備ですね。はらわたがおいしいので内臓の処理はしなくて大丈夫です。

こうやって高い位置から塩をパラパラ。

そして皮にバツ印の切れ目を入れます。火の通りが早くなりますし見た目も美しく仕上がります。

きりん:き・・切れ目!?
椎名:何?生魚とか触れない人?
きりん:そんなことないよ!魚、料理したことないからいまいちタイミングが・・!

ひんやりしてて気持ちいい!
椎名:サンマ痛むから・・。

きりん:こうして見てるとサンマって澄んだ目してるな。
露子:サンマの鮮度は目に出ますから濁っているものはグッと落ちますね。

きりん:キラキラ・・。


椎名:何?
きりん:いや・・なんか目が合っちゃって・・。
椎名:感情移入しすぎない・・!


露子:サンマを焼くのは室内では煙がこもってできませんので、先に大根おろしなどの薬味を準備しましょう。
「はい!」

露子:ではわたしは。
椎名:露子さんどこ行くの?
露子:奥様のお育てになったすだちを使ってくれと言われていますので何個か収穫してきます。
きりん:すごい!穫れたてすだち!贅沢!

リョウ:結局来てしまいました。
(手伝うなと言われてもやっぱり心配で・・。)

それにしてもいつ見ても立派なお家ですね。
母:あらリョウちゃん、いらっしゃい。
リョウ:あ、椎名さんのお母さ・・。

どうしたんですか!?その手!

母:ごめんね、これ畑で使う薬品の色なの。この薬使うとね、種抜きの果物ができるのよ。
リョウ:そ・・そうなんですか、ビックリしました。あ、そうだ、これおせんべいなんですけど。

母:あらありがとう!お返しはマスクメロン箱詰めでいい?ブロックの生ハムも丁度あるんだけど。
リョウ:そ・・そ・・そんな・・豪華すぎます!

母:今日はわたし畑の仕事で外に行っちゃうんだけど、ああ露子、あとは露子に見てもらってね。
リョウ:こ・・こんにちは。すみません、約束の時間より早く来ちゃって。

露子:どうぞ。

きりんちゃん何人分の炭持ってるのでしょうか!?力持ちすぎますね。
そして露子さんの料理の薀蓄がすごかったですね・・過去のエピソードもおもしろい!
以上、Aパートでした。
関連リンク
第7話「ジュー、プシーッ。~さんまの塩焼き~」Aパートお気に入り台詞集
第7話「ジュー、プシーッ。~さんまの塩焼き~」Bパートお気に入り台詞集
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