『Eマンガ先生』第7話「妹と世界で一番面白い小説」Aパートお気に入り台詞集

『Eマンガ先生』第7話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き連ねてみました。
（ネタバレ注意）

正宗：はあ・・。

エルフ：なんであんな啖呵切っちゃったのよ。もっとうまい切り抜け方だってあったんじゃない？
正宗：そうかもな・・。

けどあいつは俺たちの夢をバカにしたんだ。絶対許せねえ。

エルフ：そこまで覚悟してんなら、何暗い顔でウジウジしてたのよ？
正宗：俺は俺たちの夢を勝手に賭けちまった。それが工口マンガ先生に、妹に申し訳なくて・・紗霧に何て言ったらいいかわからない・・。
エルフ：お？お呼びみたいね。

正宗：用があるんじゃないのかよ。
紗霧：浮気者。
正宗：え？
紗霧：デートは楽しかった？
正宗：何だそれ？

ん？


（あん時か・・。）
こんなんエルフの冗談に決まってるじゃねえか。あいつと一緒に編集部に行ってくるって言っただろ？

紗霧：兄さんは一生女の子とデートしちゃダメ。わかった？
正宗：い・・一生ときたか・・。
紗霧：そう。一生。だって・・。
正宗：だって何？
紗霧：何でもない！なんで帰って来たのにすぐこっちに来ないの？仕事がどうなったか気になってたのに！
正宗：それは・・お前に申し訳なくてさ。
紗霧：え？



エルフ：あいつときたら妹好き好きいってる割に妹の事ちっともわかってないんだから。

正宗：という訳なんだ。すまん！勝手に俺たちの夢を賭けちまった！
紗霧：なんで謝るの？
正宗：え？いやあだって俺が勝手に決めていい事じゃないだろ？それにもっと他のやり方だってあったかもしれないし。

紗霧：他のやり方って？わたしたちの夢をバカにされたままでいいの？
正宗：よくない！

紗霧：ならいいじゃん。やる前から負けた時の事考えてどうする！オレたちの夢を笑ったそいつは俺たちの敵なんだ！ふたりで一緒にやっちまおうぜ！

正宗：そうだな。俺たちふたりが揃ったら1000万部なんか敵じゃねえ！ふたりで一緒にやっちまうか！工口マンガ先生！

紗霧：うん！え・・そ・・そんな名前の人は知らない！

エルフ：おっそーい！いつまで待たせんの！？

要するに話はついたって訳ね。
正宗：ああ。
エルフ：面白くなって来たわ。絶対にあいつとの勝負なんて成立しないって諦めていたのに。

負かしてやったらさぞや悔しがるでしょうね！想像するだけで、ああもう、よだれが出ちゃう！で、どうやってムラマサに勝つつもり？何か策があるの？

正宗：ないよ。普通に書いて普通に勝つさ。

それができないようなら元より夢を叶える事なんてできない。

エルフ：そ・・そう。いいんじゃないの。わたし好みの回答よ。
紗霧：むー。

正宗：具体的にはあの妹モノの長編をラノベ天下一武闘会のフォーマットに合わせて60ページの短編に書き直す。
エルフ：つまりわたしを負かしたラブレター小説の改稿版で勝負するのね。
正宗：そ・・その呼び方はやめてくれ・・。

エルフ：ま、あの小説なら確かに勝ち目があるかも。てか、それしかないでしょうね。
正宗：けど俺短編苦手なんだよな・・長編だったらいくらでも書けるんだけど・・。

エルフ：だったら修行よ！

100ページ超えてんじゃない！短編だっつってんでしょ！？
構成が悪ーい！超面白いシーンからスタートしろ！


ヒロインがデレるの早すぎ！告白はクライマックスまでとっとくの！


こ・・こ・・このヒロイン・・なんかわたしに似てるんですけど！？あんたやっぱりわたしの事を・・。

かなりよくなってきたわ。読み切りとしては及第点ね。

正宗：及第点じゃダメだ・・最高のものにしないとムラマサには勝てない。
エルフ：いい覚悟じゃない。ん？

正宗：はーい。どちらさまで？え！


な・・なんで・・！？

ムラマサ：ああ、この格好か。正直に明かしてしまうと今日来た用件のために君のわたしへの心象を少しでも上げておきたくてなあ。担当編集さん曰く男の子というのは大抵女子の制服姿が好きらしい。わたしなどの制服姿で効果があるかは疑問だが少しでも君の気が引けたならうれしい。

正宗：あ・・服装の事なんか聞いてない。俺が聞きたいのはなんであんたがここにいるのかだ。
ムラマサ：マサムネ君、降伏勧告に来た。
正宗：は？

ムラマサ：君、わたしのものになりなさい。

ムラマサちゃん、正宗君のところまで来てしまいましたね・・！
エルフちゃんも紗霧ちゃんの部屋まで来てしまいましたね・・！
紗霧ちゃんがエルフちゃんのツイッター見てるのがかわいい！
以上、Aパートでした。B＆Cパートに続きます。