『ソードアート・オンラインⅡ』第7話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねてみました。
(ネタバレ注意)






安岐:どうしたの?少年。怖い顔しちゃって。
キリト:ああいえ、何でも。
安岐:せっかくタダで美人ナースにカウンセリングしてもらえるチャンスなんだから、ほれ、ぶちまけちゃいなよ。
キリト:それは断ったらバチが当たるってもんですね。

あの、安岐さんはリハビリ科の前は外科にいたんですよね?
安岐:そうだよ。
キリト:えと、ぶしつけっていうかものすごく無神経な質問だと思いますけど亡くなった患者さんのことってどのくらい覚えてるものですか?
安岐:そうだね、思い出そうとすれば顔も名前も浮かんでくるね。ほんの一時間同じ手術室にいただけの患者さんも。うん、覚えてる。
キリト:忘れたいっと思った事はありませんか?
安岐:うーん、そうだね。これは答えになってるかどうかわからないんだけど、人ってそれが忘れるべき事ならちゃんと忘れてしまうんじゃないかな。忘れたいと思いすらしないで。だってさ忘れたいと思う回数が多ければ多いほどむしろその記憶は強く確かなものになっていくでしょ。なら心の奥底、無意識の中では本当は忘れちゃいけない事だって思ってるんじゃないかな。
キリト:それなら俺はとんでもない人でなしですね。

俺はSAOの中でプレイヤー、人を三人殺してるんです。彼らは全員レッド、殺人者だったけど殺さずに無力化する選択肢だって俺にはちゃんとあった。でも俺は彼らを殺しました。怒りや憎しみ、復讐心だけで斬り殺した。そして俺はこの一年間彼らの事はきれいに忘れていたんです。いや、こうして話している今もそのうち二人の顔と名前は思い出せない。

つまり俺はこの手で殺した相手の事すら忘れてしまえる人間なんです。

安岐:桐ケ谷君、ごめんね。

カウンセリングしてあげるなんて偉そうな事言ったけどわたしには君の抱えた重荷を取り除くことも一緒に背負ってあげることもできない。わたしはソードアートオンラインをやったことないから。君の使った殺したって言葉の重さはわからない。でもこれだけはわかるよ。君がそうした、そうしなきゃならなかったのは誰かを助けるためなんでしょ。
キリト:え。

安岐:医療でもね、命を選ばなきゃならない場面があるの。もちろん正当な理由があれば殺してもいいってことじゃないよ。でもその結果助かった命の事を考える権利は関わった人みんなにある。君にもある。

君は自分が助けた人たちを思い浮かべることで自分を助ける権利があるんだよ。

キリト:自分を助ける権利・・。でも・・でも俺は殺した奴の事を忘れてしまったんだ!重荷を危惧を放り捨ててしまったんです!だから救われる権利なんか!

安岐:本当に忘れてしまったらそんなに苦しんだりしないよ。

君はちゃんと覚えている。思い出すべき時が来たら全部思い出す。

だからね、その時は一緒に思い出さなきゃダメだよ。


君が守り助けた人だっているんだってことを。


キリト:さっきはその・・ありがとうございました。

安岐:なーに、いいってことよ。
キリト:8時過ぎまでは何もないと思いますけど、多分10時には戻ります。それじゃ行ってきます。

安岐:はいな。いってらっしゃい。英雄キリト君!


キリト:リンクスタート。



詩乃:よし!


(全力で戦う。そして絶対に倒す。)

リンクスタート。



シリカ:クラインさん大丈夫ですか?

クライン:みなさーん!今のうちにサイドから攻撃しちゃって!

リズ:何かっこつけてるのよ。
ユイ:クラインさんファイトです。
クライン:軽い軽い。

毒が!
シリカ:クラインさん!

クライン:アスナさーん!

あの、すいません!アスナさーん?

アスナさーん!








アスナ:ごめんなさい、戦闘中にぼんやりしちゃって。
クライン:大丈夫っすよ、気にしない気にしない。
リズ:まあ今日はしょうがないわよね。

シリカ:もうすぐキリトさんが出る大会ですもんね。
リーファ:少し早いけどこの辺で切り上げて観戦の準備しよっか。

クライン:酒と食い物の分はばっちり稼いだしな。
リズ:あんたまさか全部飲み食いする気じゃないでしょうね。

ユイ:大丈夫ですよ、ママ。パパは絶対優勝します!

アスナ:そうよね。どこに行ってもキリト君はキリト君だもんね。
リズ:んじゃあそろそろユグドラシルシティの部屋に行こう。





シュピーゲル:シノン!
シノン:シュピーゲル。

シュピーゲル:いよいよだね。僕は信じてるよ、絶対にシノンが優勝するって。
シノン:うん、ありがとう。君はこれからどうするの?
シュピーゲル:あーどこか酒場で中継を見ようと思ってるけど。

シノン:じゃ、終わった後その酒場で祝杯かヤケ酒に付き合ってね。

シュピーゲル:うん。シノン・・ううん朝田さん。
シノン:な・・何?
シュピーゲル:さっきの言葉信じていいんだよね?
シノン:さっきのって?
シュピーゲル:待っててって言ったよね。朝田さんが自分の強さを確信できたらその時は僕と・・。
シノン:い・・いきなり何言い出すの・・。

シュピーゲル:僕・・僕、本当に朝田さんの事が!

シノン:ごめん今はやめて。今は大会に集中したいの。力を最後まで絞り尽さなきゃとても勝ち抜けない戦いだと思うから。

シュピーゲル:そっか・・そうだよね・・でも僕信じてるから。信じて待ってるから。

シノン:うん・・じゃあわたしそろそろ準備があるから行くね。

シュピーゲル:頑張って!応援してる。



シノン:今日は負けない!

キリト:こっちこそ。




キリト君の心の闇は深いんですね。
安岐さん、ちゃんとカウンセリングしていたと思いますよ。
そしてシュピーゲル、ちょっと怖いですね。
以上Bパートでした。
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