タイトルからして危ない男の話かと思ったら危ないのは周囲だったという。
とりあえず1人攻略したので紹介。
テキストを読ませていくタイプのアドベンチャーゲーム。
まぁゲーム自体はよくあるギャルゲーである。
オリジナルがエロゲーなので遊び要素などについては期待はしていなかったので問題ナシ。
各ヒロインへのルート分岐は、最初からどのヒロインとのエピソードを見るか選択できるので間違えることはまずない。
また、好感度も常にボタン一つで確認が可能。
流れとしてはプロローグ~共通ルート&各ヒロインとのエピソード~ヒロインルートとなっている。
(主人公の名前変更不可)
最近てこの手のジャンルでも名前変更できないのが普通なのか?
まぁボイス演出考えれば、名前変更して不自然に「キミ」とか言われるのも違和感あるからいいけど。
(操作関連)
慣れればやりやすいのかもしれんがちょっと特殊な気がする。
○ボタン:メッセージ送り
×ボタン:クイックセーブ
□ボタン:インフォメーション
△ボタン:ログ
Rボタン:既読メッセージスキップ
Lボタン+○ボタン:オートモード
Lボタン+Rボタン:全文スキップ
START :セーブ画面
SELECT:ロード画面
スキップ関連の停止は右スティックを右へ倒す
(18禁シーンの見せ方)
もとがエロゲーではあるが、当然このPSVita版ではそういったシーンは見えないようにされている。
オリジナルのPC版をプレイしたことはないので本来どんなグラフィックが表示されていたのかは知らないが、例えばPC版だと素っ裸のシーンを移植の際に見えないように水着や下着をつける工夫をするのはよくある。
だが、本作ではそういった工夫が一切されているようには感じなかった。
想定外のシーンで女の子が裸になっている場面に出くわした際に、そこの文章やグラフィックの表現方法を変えるのではなく、あくまで裸という表現で通しながらも、グラフィックは顔のアップにして体を見えないようにしていたりする。
(イベントCGが少ない)
こちらもエロシーンの削除の影響かはわからないが、
「ここは専用グラフィック用意しろよ」
と思うようなイベントシーンにCGが用意されていないことがあった。
↑あるイベントでのワンシーン
わかる人にはわかると思うがここなんて専用CGあってもおかしくないのにない
女の子キャラはさすがに可愛く描かれている。
突拍子のない出会いや主人公が不思議と初対面からモテまくるあたりはもうこの手のジャンルのお約束か。
そもそもこの主人公の外見と社交性の高さでモテないわけがない。
そんなどうでもいいツッコミと嫉妬は置いといて、ゲームとして特筆すべき点はハッキリ言ってない。
いつでも女の子達との好感度を確認できるのは便利だがそれくらいだろうか。
ヒロイン達に関しては全員とにかく積極的に主人公を狙ってくる。
全員が全員、最初から主人公に好意的すぎるっていうのは、この手のジャンルではツッコミ厳禁か。
私が攻略したヒロインルートのボリュームはかなり少なく感じた。
選択肢らしい選択肢がなく、5回ほどどのヒロインと接触するか選んだくらい。
ハッキリ言ってこの回数はいくらギャルゲーとは言っても少なすぎる。
もちろん他のヒロインはもっとボリュームがある可能性もあるわけだが、全員これくらいのボリュームだとさすがに少ない。
ボリュームの少なさと主人公が最初からモテまくる点を許せるのであればどうぞ。
ただ、上でも紹介したようにどうにもシーンの見せ方とか残念な部分もあるので、エロに拒絶反応示さないのであれば、どうせ遊ぶのであればPC版の方がたぶんいいんじゃないかと。
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